昭和史検定
世の中、検定ブームですね。
つまり人間は、ある程度のハードルがないと頑張れないのです。平坦な道なら歩いて行きますが、ハードルがあったら、どうしても助走せざるを得ませんよね。
あんまりバリアフリーだと退化しちゃうんです。荒川修作の建築みたいに「バリアフル」くらいじゃないと、身体機能も脳みそもダメになっちゃう。
学校もそういうシステムで成り立っています。小テストがあり、定期テストがあり、入試があり、それでようやく努力することができる。
ハードルとはすなわちバリアであると同時に目標でもあるわけです。その代表が検定や資格試験。目標をクリアした時の喜びもまた、生きるモチベーションになります。
それにしても、最近はブームと言われるだけあって、ご当地検定なんかはもう当たり前、まあこんなもんまで!?という面白い検定がたくさんありますね。
ついでですから、こんなところを覗いてみてください。もしかすると、これ受けたい!というものがあるかもしれませんよ。
このブログを昔からご覧の方には、蘊恥庵庵主と「検定」と言えば、一連の「漢検」との悶着を思い出される方も多いでしょう(笑…えっ?何?という方は、「漢検」でブログ内検索してみてください)。
実はいまだに和解しておりませぬ。そのせいで、ウチの中学では漢検の受検はできません。協会の根本的な問題(システム、体質)が全く変わっていないからです。ま、大久保親子が有罪になったから、ちょっと許してやってもいいんですけどね。私を敵に回すと面倒なことになるって分かったでしょうから(笑)。
おっと、また過激な発言をしてしまった。まあ、半分冗談だと思ってやり過ごしてくださいな。
で、ワタクシ的に最近気になったのは「昭和史検定」です。最近、いろんな意味で昭和史の復習をしているので、これはできるんじゃないかなと思って、第1回検定の過去問をやってみたら、まあ難しいこと(笑)。
皆さんも上級試験やってみてください。私と同じ世代なら半分くらいはなんとかなるんじゃないですかねえ。しかし、8割という合格のハードルはとても越えられそうにありません。
よっしゃ、じゃあ頑張って勉強しようかと思っても、何をどう勉強すればいいのか。と思ったら、ちゃんと公式テキストもあるんですね。私もこれを教科書に勉強してみようかな。
というか、第2回はあるんでしょうか。
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