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2012.04.29

新倉浅間神社(ホンモノの浅間神社)

Gedc3072 事の更新が遅れております。ある意味それほどまでに充実しているということです。特にここ数日の出会いや再会は本当に「有難い」ものばかり。「有ることが難しい」=「有り得ない」=「天に感謝するしかない」ということであります。
 読者の皆さまは、庵主はなんか特別な人生を歩んでいると思われるかもしれませんね。実際私の周囲にいらっしゃる方々は、私のそんな非日常的な日常の様子を見て「まったく変な人だ」と思っていることでしょう。
 ちょっと理解できないかもしれませんが、これはですね、私が「神々のネットワーク web0.0」に接続しているからなんですね。
 いえいえ、なんか変な宗教やってるとか、そんなの全然ありませんよ。私は「宗教のない世の中」を理想としているくらいですから。
 日本に宗教観が発生したのは、仏教が伝来してからです。昨日の夜もある方とそういう話をしました。仏教は経典を伴ってやってきた。また「仏像」というアイコンも伴ってきた。それらは私のモノ・コト論で言うと「コト」なんですね。人間(自己)の脳内で造られたアイテム、アイコンだということです。
 それ以前の神道(そんな言葉すらなかったのですが)的世界では、コトよりモノ(自然・自己以外の全て)の方が優位であった。物部氏はそれを司っていました。
 自己と他者を分ける境界線がはっきりしていなかったというか、自己は他者のために祈ることしかできなかったのですね。自己のために祈るというのはありえなかった。あのような大震災を体験すると、その感覚分かりますよね。
 話を戻しますと、私は仏教の勉強をしつつ、そこにとらわれることなく(そうそう「囚」という漢字は象徴的ですね。実は自分を守っている、自分にこだわっている状態なんです)、仏教以前の日本人の生き方を目指しているのです。
 そうするとですね、勝手に(なんて言うと失礼ですが)人生が動いていくんですよ。自分なんていうちっぽけな力に頼っているわけではないので、ものすごくダイナミックに、不随意に、想定外に動きます。
 というわけで、前置きが長くなってしまいましたが、今日は昨日の続き、予告通り「新倉の富士浅間神社」を紹介します。
 富士吉田の浅間神社というと、いわゆる上浅間と下浅間が有名ですね。上浅間は最もメジャーな北口本宮冨士浅間神社、下浅間は下吉田にある冨士山下宮小室浅間神社です。
 実はそのどちらも、非常に厳しい言い方をしますと「ニセモノ」ということになります(怒られるだろうなあ…笑)。ちょっとここでは詳しくは書きませんけれども、まあ、富士講における浅間神社という一つのテーマパークとして作られたものでしてね、怒られることを恐れずもっと極論してしまうと「カネ」のために作られた「コト」施設なわけです(ああ、言っちゃった)。
 あの、私たち夫婦が結婚式を挙げた北口本宮冨士浅間神社はですね、実は「諏訪神社」なんですよ。それを「カネ」と「権力」のために浅間神社に変えちゃったと。下浅間にはもっと裏話があるんですよ。
 では、ホンモノはどこにあるのか…というと、これはいくつか考えられます。一つに絞る必要はありません。ただ言えるのは、むか〜しから人が住んでいたところにある神社はやはり古い。すなわち正統です。
 富士吉田で古い遺跡が出るところ、縄文の遺跡が出るのは、明見と新倉ですね。富士山の溶岩が流れなかったところ。
 明見の浅間神社や明見自体の不思議なお話(& web0.0の話)はこちらの私のインタビューをご覧ください。怪しさ満載ですね(笑)。
 で、新倉の富士浅間神社についてはこの記録が全てを物語っているでしょう。あの、今では上浅間の象徴となっている火祭りについての記録です。文化年間に発刊された「甲斐国志」にですね、上吉田の諏訪神社の祭礼に、雪に見立てた綿帽子をかぶった富士山型の神輿が、新倉から運ばれたということが書かれているんですね。
 これはおそらく今の新倉浅間神社から諏訪神社に、富士山の神コノハナサクヤヒメの乗った神輿が出張したということを表していると思います。すなわち、新倉の方がホンモノだということです(ちょっと単純化しすぎていますが)。
 というわけで、忠霊塔にお花見や富士見にお出かけの際には、絶対に麓の浅間神社にもお参りしてくださいね。非常に由緒ある神社であり、富士山に正体するここにこそ、富士山の鎮火鎮爆を司るコノハナサクヤヒメがいらっしゃると思うからです。
 さてさて、明日は「諏訪神社」のお話をしましょう。上浅間は浅間神社としてはニセモノかもしれませんが、諏訪神社としてはどうなのか…いや、実はそこはまだ検証が進んでいないのですが、とりあえず諏訪神社巡りをする予定ですので、そんなお話をと思っています。

新倉浅間神社公式

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