メキシコ・ポポカテペトル山が噴火
18日、メキシコの火山、ポポカテペトル山が久しぶりに噴火しました。
前回の活発な活動はたしか2004年から2005年くらいだったと記憶していますので、8年ぶりくらいのことでしょうか。
そう、ちょっと気になるのは、2004年から2005年と言えばですね、例のスマトラ沖地震が連発した時じゃないですか。そして、先日その誘発地震たるスマトラ沖アウターライズ地震が発生して、そして再びポポが噴いたということですね。
両者にはなんらかの関係があるのでしょうか。もちろん、環太平洋ということで言えば、地球という生命体の同じ部位だとも言えますからね。
まあ、いずれにしても、東日本大震災以来、環太平洋火山帯(地震帯)の活動が活発化しているのは間違いないでしょう。
それにしても、写真をご覧になってビックリされたでしょう。まるで富士山が噴火したような光景ですよね。
ポポカテペトルはなかなか立派な独立峰の成層火山です。富士山よりずっと高く、標高は5,426mもあります。富士山より1.5倍も高い!でっかい山ですね。ま、近くのメキシコシティ自体が2000メートル以上の高地ですから、雄大さは海からそびえ立つ富士山の方が勝るとも言えますが。
今回はとりあえず周辺住民2万8千人に避難勧告が出たとのこと。また、メキシコシティまでは約90キロということですから、ちょうど東京と富士山の距離と同じくらいということになりますね。風向きによってはそちらにも被害が及ぶのでしょうか。
富士山もいずれこのように噴煙を上げる時が来ます。100%来ます。その時は、ウチなんかは一発で避難区域に指定されますね。もちろん、そういう覚悟と準備のもとに住んでいるわけですが。
そして、ご存知のように、私は毎日ラドン濃度等を計測しております。自分で自分と家族の身を守るためであります。
このブログでは「富士山ラドン濃度と全国の地震の関係」という形で報告させていただいていますが、実は自分として最も知りたいの「富士山噴火の兆候」なのです。富士山自体に動きがあれば、当然ラドン濃度に大きな変化があるはずです。それをとらえるのが第一の目的なのです。
エトナ火山の時もそうでしたが、世界の火山の噴火に接するたびに、この眼前の美しい富士山の山容もいつか大きく変化する時が来るのだな、この山は生きているのだなと再確認させられます。
もちろん富士山の噴火は恐るべきものでありますが、しかし同時に生きている間にその様子をこの目で見てみたいと思う気持ちがあるのも事実です。
山体崩壊で形が変わってしまうのだったら、噴火の方がいいよなあ…なんて思っているのは私だけでしょうか。
ある意味不謹慎であるのは分かっていますが、火山の噴火という自然の営みに接してみたいのです。自然災害という概念自体、人間中心のものですしね。もっと大きなスケールでの考えだってあっていいと思います。
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