キッチュな神仏&人たち
今日は上の娘と諏訪神社めぐりをしました。なんとマニアックな父娘だと思われることでしょう(笑)。
そうです。実際そうとも言えますな。しかし、なんというか、もともとの動機はそんなに純粋ではないんですよ。いや、ある意味純粋なのかな(どっちなんだ)。
最初は娘の方から提案があったんです。諏訪大社に行きたいと。その理由はですね、今、娘は東方にこっていまして…いやいや東方神起じゃないですよ、東方Projectの方です。
お分かりにならない方もいらっしゃるでしょう。オタクの世界でいう東方とは、同人系の弾幕系シューティングゲーム及びそこから派生した二次創作作品群の総称です。
私もオタク研究家として、その存在や特質についてはある程度知っていましたが、まさか自分の娘たちがそういう世界にハマるとは思っていもいませんでした。
で、その東方ワールドにはですね、様々なキャラクターが登場するわけですが、そのほとんどが日本の神話や歴史に取材した、まあ一種のパロディなわけです。
その中に洩矢諏訪子というキャラがいましてね、なんだかよく分かりませんが、つまりこういうことらしいのです(笑)。それで諏訪大社に行きたいと。聖地らしいです。
子どもはこうして実際に神々と交信しているんでしょうね。山梨から長野にかけての合計10ほどの諏訪神社に参りましたが、なんだかものすごく興奮していました。私も実は同じくらい興奮しましたが、その理由についてはまたいつか書きましょう。全くの偶然で自らのルーツに関する大発見があったんですよね。あんまり軽々しく書けないことなので、もう少し調べてから記事にします。
というわけで、今日はちょっと軽めに、ある意味斜めの角度から今日出会った神仏の紹介しましょう。キッチュな神仏です。
実際のところ、御柱含め、全てがキッチュと言えばキッチュだったんですがね、中でもデザイン的にストレートに「変ちくりん」、いや、「カワイイ」神仏です。なんでこうなっちゃのかなあ(笑)。
まずは、某マイナーな諏訪神社の随身門におわす二柱です。可愛くないですか?ww 製作者にお会いしたいです。どこかアニメチックであり、現代的です。最近の作でしょうね。
続きまして、下社春宮のすぐ近くに鎮座まします「万治の石仏」です。岡本太郎や新田次郎が絶賛したという最強の石仏ですね。私は15年ぶりの再会でした。なんでもその間に首が7センチ伸びたとか(笑)。さすがです。
後ろ姿もどうぞ。岡本太郎さん、好きそうですね、たしかに。
ここからは人間のキッチュなしわざです。今回の旅の、最高の運命的な出会いはこの「山口諏訪神社」でした。ここがウチのルーツに大きく関わっているからです。驚愕の事実が判明したのですが、この案内看板がすごいですね。どういうわけか活字が崩れ落ちています(笑)。やるな。
最後に某諏訪神社にあった看板。とってもステキです。
というわけで、なんだかふざけた記事になってしまいました。ウチの父娘が一番キッチュかも(笑)。
いずれまた近いうちに諏訪信仰と富士山の不思議な関係について書きたいと思っています。諏訪七党が鍵を握る…。
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