原発に関するいくつかの報道について
どうにも体調がすぐれません。熱が下がりません。めずらしく参っております。頭が働きません。
よって、今日もごまかし記事にしてしまいます。ただ今回は、他人のふんどしはやめて、自分のふんどし(?)で相撲を取ってみます。
今日気になった、原発に関するいくつかのニュースに関して、過去のワタクシの言説を引用します。
ええと、まずは、この報道から。
「大飯原発再稼働問題」…数日前に私はこういうツイートをしました。ちょっと言い過ぎではとのご意見もいただきましたが、そんなにずれていないと思いますよ。
『大飯原発再稼働は戦争突入と同じくらい愚かで危険な意志決定である。そこには国家の暴力性が露呈している。つまり国家経済のためなら国民は死んでもいいということだ』
これは、仙谷さんの「原発動かさないと日本は集団自殺」発言ニュースとも関係していますね。つまり、仙谷さんの言いたいことは「犬死するくらいだったら戦って死ね」ということですよ。「戦わないし(危険に身をさらさないし)死なない」という選択肢はないのでしょうか。
変な話、我々国民はそれこそ有事の際のごとく、一丸となって節電に取り組み国難を乗り切りますよ。国民をなめちゃいかん。そして企業も新たなアイデアを絞って難局を打開します。そういう国力はありますよ。だから、ぜったい電気料金値上げとかの脅し文句は使ってはいけない。まるでチンピラですね。いや実際チンピラか。
続きまして、「津波21メートルでも浜岡原発は安全」…これは驚きです。どうして安全なんて断言できるんですか。私は25メートルを想定せよと、去年の7月に書いていますよ。ストレステスト!?という記事です。
『浜岡原発を震度7で揺すって、そして25メートル級の津波に襲わせることができるか』
つまり、実際にこうしてみないと「安全」なんて言えないのです。いや、1回の実験では「安全」だったとしても、次はどうなるか分からない。最低100回は浜岡原発が巨大地震と巨大津波に襲われる必要があるでしょう。
この記事の冒頭に掲げた、1年前の私のツイートをもう一度復習して終わりにしましょう。
『日本の国土面積は世界の0.07%だが、ここに世界の全火山の7%があり、ここで全地震の10%が起きている。そして、ここに世界の原発の13%がある』
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