« ヴィヴァルディ 『弦楽のための協奏曲ト短調 RV 157』 | トップページ | 『お米のなみだ』(NHK仙台放送局開局80周年記念ドラマ) »

2012.02.17

IGFプロレスリング 『GENOME18』

 日は久しぶりのプロレス生観戦。なんだかんだ言って去年7月以来かあ。
 場所は東京ドームシティホールです。この会場、けっこう好きですね。どの席からも身近にリングを感じることができます。今日は1階バルコニー席での観戦でした。
 7時の試合開始に間に合うか心配だったのですが、中央道の渋滞にもめげずギリギリセーフ。先に会場入りしていたカミさんと無事合流できました。
 カミさんはすでにビールなどを買い込み臨戦態勢(笑)。気合い入ってるな。数名の知り合いの方々とも挨拶をかわし(なぜかその中にはピーター・アーツも!)、いよいよ試合開始となります。
 さて、ここからはそれぞれの試合を写真で振り返ってみましょう(とは言ってもそれぞれ1枚ずつですが)。

アレキサンダー・コズロフ○ vs ●定アキラ
Gedc2753 定アキラの闘魂十番勝負第一戦。もうすぐ高校卒業を迎えるアキラに試練が。いやあ、いきなりコズロフはきつい。果敢に突っ込んで行きましたが、さすがにパワーと実績に差がありましたね。
 この体勢からそのまま落とされて半失神、レフェリーストップ。まあしかたないでしょう。普通あんな高さからあの方向に人間が落ちるってことないですからね。我々じゃ死んでます。
 まあ、こういうふうに玉砕するところからプロレスのストーリーは始まります。おおげさでなく未来のプロレス界を担う逸材ですから、こういう経験をステップにどんどん強くなっていってほしいと思います。
 それにしてもコズロフはやっぱり一流のオーラを持っていますね。これから王座戦にも絡んでくるでしょう。楽しみです。


角谷正義○ vs ●パトリック・スコフィールド
Gedc2754 う〜む、なんともグダグダな試合(苦笑)。メインのことを考えると、あまりに見劣りしました。両者の技術もパワーも闘魂もほとんど感じられない。せめて気持ちの強さを見せてほしかった。
 両者とも体は大きいのですが、その体を持て余しているというか…スタミナ不足ですし、まあ練習が足りないのでしょう。せめてKOしてほしかったなあ。
 それにしてもスコフィールドの体のだらしなさと言ったら(苦笑)。

ウルティモ・ドラゴン○ vs ●ブラックタイガー
Gedc2759 両ベテランによるショー的プロレス。まあ安定していると言えば安定していますが、もうこういう予定調和プロレスには食傷気味なのも事実です。
 結局こういうマスクはぎのようなサービスが一番盛り上がる(けっこう今日は顔が露出してましたね)というか、分かりやすい勧善懲悪ドラマもまあ伝統的なプロレスの形ではありますが、だったらもう少しプロレス的ムーブをたくさん見せてもらいたかったかな。

鈴木秀樹○ vs ●タカ・クノウ
Gedc2762 我が家的には本日の最注目カード。ウチはお二人のファンなので、ある意味夢の対決。どちらを応援しようか。
 試合全体としてはタカさんの巧さ強さが目立つ内容となりましたね。結果としては秀樹の勝ちでしたが、負けて輝くのもプロレスの面白さ、難しさ、醍醐味であります。
 タカさんは相変わらず見事な関節技地獄で試合をコントロールしつつ、ドロップキックやラリアット(ジャンボ・ラリアット?)などプロレス技も要所で使い存在感を示していました。さすがジャンボ鶴田を敬愛しているだけのことはある!
 カミさんとよく話すんですが、タカさんと桜庭の試合を観てみたいなあ。面白いと思うんですが。
 鈴木選手は、勝つには勝ちましたが、圧倒的な強さというか、説得力のある勝ち方ではありませんでしたね。これからIGFのエースを目指すには、それを体現できるようになってほしいものです。素材は最高なのですから。

猪木劇場
Gedc2773 相変わらず盛り上がるなあ。このカリスマ性はもうどうしようもない。こういう人はもうしばらく現れないでしょうね。
 すなわち「猪木言語」を持っているんですよね。昭和の偉人の特徴です。意味が分かるとか分からないとか、面白いとか面白くないとか関係ありません。その言葉自体が本人の存在感なのです。
 もうすぐお誕生日ということで、藤原組長、木村健悟さんから祝福された猪木さん。なんと69歳になるのだそうです。まあ元気ですかぁ〜!?というご自身が一番元気というかなんというか。

将軍岡本(元霧の若/岡本将之) ○ vs ●ボブ・サップ
Gedc2778 さて注目のデビュー戦。黒のロングタイツはもちろん力道山を意識してのことでしょう。力士あがりということもあって、体型的にも重心的にもたしかに力道山を彷彿とさせます。なんとなく顔つきも。
 結果はサップを圧倒。まあ、サップの不甲斐なさがいつもどおりだったとは言え、たった120秒の中にパワーやテクニック、そして気持ちも見せてくれましたね。
 八百長疑惑で角界を去ることになった元十両霧の若…実はこの引退劇の裏側にはいろいろなことがあったようです。その証拠に、元師匠である陸奥親方(元霧島関)をはじめ、部屋の皆さんもたくさん応援にいらしていました。もし本当に角界を汚したのなら、こんなことはありえませんよね。
 そういういろいろな事情や思いを、四角いリングで見事に昇華したのではないでしょうか。
 先日お話した時、宮戸さんも岡本選手の才能と真面目さを高く評価していました。期待できますね。応援します。

鈴川真一&澤田敦士○ vs ●ミノワマン&バル・ハーン
Gedc2780 いちおうIGFとDREAMの対抗戦ということですが、バル・ハーンってDREAMなのか?というのは、まあいいとしてですね、結果的には澤田とミノワマンだけしか印象に残りませんでした。
 まず四人ともタッグの技術が全くないですね。タッグの面白さもプロレスの醍醐味の一つであるはずですが、それが全然感じられない。これはもっと勉強してもらいたいですね。
 澤田選手は久しぶりの勝利ということで試合後もご機嫌。今年は大いに期待しましょう。彼のこと、最近けっこう好きになってきました。キャラがはっきりしていてよろしい。プロレスラーですからね。自己プロデュース力も必要です。
 その点、ミノワマンはさすがだと思います。昔は「何がリアル・プロレスラーじゃ!?」と思ってましたが、全体で見ると彼がある意味一番会場を盛り上げますからね、いつも。
 一方、鈴川選手はどうでしょう。いろいろな技やプロレス的世界を覚えつつある現在、どういうわけか、当初の個性や迫力が感じられなくなってきました。いきなりプロレスの壁に突き当たっているのではないでしょうか。ふんばり時ですね。期待しています。

ジェロム・レ・バンナ○ vs ●ピーター・アーツ
Gedc2793 この二人の王座戦をプロレスのリングで観ることになるとは…そして、最後はバンナがグローブを外し、グラウンドでアーツを仕留める。現実は夢よりも面白い。
 たしかにこれぞ本来のプロレスの興奮なのかもしれません。予定調和ではなく、いったいどうなるのだろう、どちらが勝つのだろうではなくて、いったいどうなっちゃうのだろうというドキドキ、ワクワク。
 そういう意味でも、彼らK-1のスーパースターたちがIGFに乗り込んできたことは大きな意味がありますね。プロレス界、格闘技界にとっても。たしかにそんなことを可能にするのは猪木さんしかいません。
 彼らのプロ意識、技術、体、オーラ、それらがレスラーたちにかなり刺激を与えていると宮戸さんもおっしゃっていました。たしかに。ファンにとっても本来の「何か」を思い出させてくれる存在ですね。本物の強さをベースにしたエンテーテインメント。

 以上、なかなか楽しめた興行でした。相変わらずIGFっぽいとも言えますが、逆にそれが新鮮というか、次はどうなるのだろうという期待を持たせる内容だったと思います。
 そうそう、2月29日(水)21時からBS11で今大会が放映されます。誰でも無料で観ることができるいい機会ですから、しばらくプロレス観てないなあという方もぜひ。何かを思い出させてくれる大会だと思いますよ。ぜひ。
Al2ectrceaaq2rd 最後に本日の私の観戦姿をどうぞ。カミさんが休憩中、ウルティモ・ドラゴン選手のマスクを買って来ました(サインしてもらいました)。それを被って応援。マスクってあったかくていいな(笑)。選手は暑いだろうけど。


|

« ヴィヴァルディ 『弦楽のための協奏曲ト短調 RV 157』 | トップページ | 『お米のなみだ』(NHK仙台放送局開局80周年記念ドラマ) »

スポーツ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55913/54012487

この記事へのトラックバック一覧です: IGFプロレスリング 『GENOME18』:

« ヴィヴァルディ 『弦楽のための協奏曲ト短調 RV 157』 | トップページ | 『お米のなみだ』(NHK仙台放送局開局80周年記念ドラマ) »