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2011.12.14

2012年はスーパー天文イヤー

079_m は日本中が皆既月食に湧きましたね。そして今日はふたご座流星群の極大日。ここ富士北麓はやや曇っているので、明朝早起きして観測する予定です。
 さてさて、来年は今年以上に…と言うよりも、100年単位で稀に見る素晴らしき天文イヤーとなります。
 2012年という年について、いろいろなところでいろいろなことがウワサされていますけれども、たしかに昔から天文現象は凶兆(たまに吉兆)と考えられていましたからね、なんとなく偶然ではないような気もしてきます。
 特に来年は「金」にまつわる現象が注目です。これもまた言霊的に言えば「艮の金神」の出来を象徴するのかもしれません。ま、単なるこじつけですけど…。
 なんと言っても「金環食」。東京をはじめ、我が山梨県、静岡、名古屋、大阪など、関東から西の太平洋側で観測されます。これは本当に楽しみですね。
 ツイッターでもつぶやきましたが、私、天文少年だった小学生時代にですね、当時の小学館の事典「天文と気象」でよく見ていたんですよ。「2012年、東京で金環食が見られる」というのを。それで、2012年かあ…自分は48歳になる年だな、いったいどこでどういう生活をしているのだろう…と想像してワクワクしていたのです。それをよ〜く覚えています。
 その時は、そんな2012年がものすごく遠く感じていたのに、とうとうその年が来ちゃうんですね。なんとも不思議な感じがします。あの頃は、自分は天文学者になると信じていましたから、まさか山梨県で国語の先生になるなんて、まあ夢にも思いませんでしたよ(笑)。
 さて、その金環食ですが、ご存知のとおり、原理的には皆既日食と同じです。しかし、たまたま、その食の前日が、月が2012年で最も遠くなる日なんですよね。月ってけっこう近くなったり遠くなったりしてるんですよ。距離でいうと35万キロから40万キロまで変動する。5万キロですからね。そういう楕円軌道で地球の周りを回っているということです。
 その結果、月の見かけの大きさが微妙に太陽の見かけの大きさより小さくなって、上の写真のようなことになるわけです(それ以前に、月と太陽の見かけの大きさがほぼ同じということが奇跡ですよね。神のイタズラとしか思えません)。
 金環食でも空は暗くなるでしょうから、明るい金星は肉眼でも確認できるはずです。楽しみです。とにかく晴れてほしいなあ。東京で見られるのは数百年に1度ですからね。
 月曜日かあ。生徒を早く集めてみんなで観ようかな。金環食は朝の7時半くらいの約4分間です。
 さて、先ほども金環食中の金星の話が出てきましたが、この金星、来年はこの日のみならず注目です。それもやはり太陽と月との関係においてです。
 6月6日の「金星の太陽面通過」はマニア的には大注目ですね。つまり日食において太陽の前を月が通過するのと同じように、今度は金星が通過するわけです。金星の見かけの大きさはとても小さいので、もちろん「日食」とは言いませんが、望遠鏡で観察すれば、黒い丸が太陽の前をかわいらしく動いていくのが分かります(6時間もかかりますが)。水曜日の朝から昼にかけてですから、これも学校で観測だな。
 さらに、8月14日には「金星食」があります。今度は金星が太陽役ということです。つまり、金星の前を月が通過して、金星を隠してしまうのです。明け方3時から4時くらいの現象ですが、夏休み中(お盆休み中)ですからラッキーです。
 その他、金星(ヴィーナス)ちゃんは、3月14日に木星と、11月27日には土星と接近します。これも非常に見ごたえのあるランデブーとなるでしょう。
 その他、6月4日には部分月食、7月15日には木星食と、まあ来年はいろいろな天体が近づいたり、重なったりします。たしかにこれは異常事態ですね。互いの引力の関係からしても、普段と違う状況になるわけですし、まあ昔の人たちからすれば、これはある意味恐ろしい光景の連続なのかもしれません(いや、現代人である私もすでにゾッとしています)。
 それから、来年は夏のペルセウス座、冬のふたご座の二大流星群がともに好条件で観測できそうです。
 まあとにかく、こうした天文現象(昔で言えば天変)が「吉兆」となることを祈ります。吉と出るか凶と出るかは、実は私たちの心次第なのかもしれませんね。アセンションというのはそういうことなのかもしれません。

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2012年の金環食と言えばドリカムの「時間旅行」…だそうです。
ちなみに金環食では「ダイヤモンドリング」は観られません(笑)。

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自然・科学」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。お久しぶりです。
『時間旅行』なつかしいです。小学生の時、聴いてました!!
12/10のブログの富士山と月の写真、綺麗ですね。。興奮しました。
23日、24日に三つ峠で山小屋泊するもので……
私と夫は登山と写真が趣味なので写真見て富士山が待ちきれなくなってきました。あっ、志村正彦展にも行くつもりです。
うどんも忠霊塔も浅間神社も湧き水も(湧き水巡りも趣味なんです。)……好きなものだらけでフィルム何個持って行けばいいのか(悩)
星空も凄そうですね。私、人生でいわゆる星空をまだ見た事がないので
すごく楽しみです(>_<)

投稿: digger | 2011.12.15 21:44

こんばんは、いつもブログ読ませていただいております。

今年の夏頃NHKのコズミックフロントの特集で知ったのですが、オリオン座のベテルギウスも“近い将来”超新星爆発をするのだそうですね。

あの2012年を控え、まさか〜とガクブルしましたが幸いなことに爆発時の強いガンマ線は地球を直撃しないそうでホッとしました(^o^;

ともあれ超新星爆発を目にすること自体が何度生まれ変わっても叶わないような確率ですよね。

主さんがアセンションが吉か凶かは人の心が決めるとおっしゃってましたが、私もそう思います。

近い将来がいつになるかはわかりませんが、ベテルギウスにも太陽にも寿命があり、いずれ終わりが来ます。

私たちの子孫がそれを乗り越えていけるよう、今やるべきことに目を逸らさない。
そんなメッセージをヒトが受け取れたら良いなあ…。

投稿: pipo | 2011.12.18 01:21

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