「いつもの丘」で「若者のすべて」
今日は学校で秋の紅葉狩り遠足ならぬ「近足」。3時間目と4時間目だけ外に出かけました。向かったのはいわゆる「忠霊塔」。フジファブリックのファンの方には「いつもの丘」と言った方がよく分かるでしょうか。
春にもここで缶蹴り&大縄跳びをやりましたね。お弁当を食べながらのこの行事はどうも恒例になりそうです。
特に2年生は、ここのところずっと地元の天才志村正彦を授業で扱い、また17日の文化祭で彼の曲を歌ったり踊ったりするための練習を毎日やっているので、ここに来ることに特別な意味を感じているのでした。
で、今日は行事の最後に、志村くんが眺めた風景を前に「若者のすべて」をみんなで歌おうということにしました。私にとっても感慨深いことです。
今日は何人かのフジファンの方がこの丘(山)にいらっしゃっていまして、私たちの様子をご覧になったり、生徒や私とお話してくださったり、そういう出会いもありました。皆さん、ウチの生徒たちの異常なほどの(笑)純粋さに驚かれていました。たしかに、大縄跳びや缶蹴り(今日はドロケー?)や歌をこんなに一生懸命やっちゃう中学生は、日本中いや世界中探してもいないでしょうね…というか、そういう行事をやる学校がないのか(笑)。
生徒も私もファンの皆さんも、なんとなく志村くんがそこにいるように感じていたのではないでしょうか。今日の記事ではそんな様子を写真で紹介します。彼も喜んでくれたかなあ…だといいな。
歌い終わると私と代表生徒3名は急いで富士吉田市役所へ。今日は「市長さんと話す会」というものがありました。まあ形式的な行事ではありますが、(問題点も含めて)いろいろ考えさせられましたね。富士吉田、本当に頑張らないと。
地方からいらしたフジファブリックファンの方々には、必ず「本当にいい街ですね」と言われるここ富士吉田。たしかにいい街だと思います。だからこそ市民や関係者は頑張らないと。愚痴と悪口ばかりでは文化は芽生えません。
特にこの街の未来を担う子どもたちを育てる私たちの責任は重大だな…そんなことをつくづく感じさせられた一日でありました。
| 固定リンク
« WesternDigital WD Elements SE Portable 1TB (USB2.0対応 ポータブルハードディスク) | トップページ | フィクションとリアル、デジタルとアナログ、コトとモノ »
「音楽」カテゴリの記事
- ラモー 『優雅なインドの国々より未開人の踊り』(2024.08.12)
- ロベルタ・マメーリ『ラウンドМ〜モンテヴェルディ・ミーツ・ジャズ』(2024.07.23)
- まなびの杜(富士河口湖町)(2024.07.21)
- リンダ・キャリエール 『リンダ・キャリエール』(2024.07.20)
- グラウプナーのシャコンヌニ長調(2024.07.19)
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- ラモー 『優雅なインドの国々より未開人の踊り』(2024.08.12)
- 『大鹿村騒動記』 阪本順治 監督作品(2024.08.11)
- 富士山と八ヶ岳のケンカ(2024.08.10)
「教育」カテゴリの記事
- 【戸塚宏】令和の今、体罰を語る(2024.08.20)
- いかりや長介と立川談志の対話(2024.08.19)
- 柔道混合団体銀メダル(2024.08.03)
- 祝! 舟久保遥香 銅メダル(2024.07.29)
- 仏様の指(2024.07.26)
コメント
山口先生こんばんは。
素敵なイベントですね!
今日(2日、3日)は当初の予定では自治体主体の「志村正彦展」がおこなわれる予定の日だったので、訪れたファンの方も多かったのかもしれませんね。
12月に「延期」とのことで楽しみにしています。
本当に生徒さんたちは幸せですね。
志村君もさぞ喜んでいるでしょうね。
投稿: さお | 2011.11.03 23:08