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2011.11.26

NuKME (着る毛布)

Refdp_image_z_0 くなってきましたねえ。ここ富士山の朝はマイナス5度くらいまで下がるようになってきました。
 昨年から我が家では床暖房禁止条例が施行されまして、小型ファンヒーター2台のみ稼働可ということになっております。
 そのおかげと言ってはなんですが、震災の停電時にも寒さに慣れていたため、それほど苦痛に思わずに済みました。
 この家を建てた十数年前と比べると、灯油の値段はほぼ倍になっています。あの頃は床暖ガンガンたいても、それほど大きな金額にはなりませんでした。一回飲みに行くのを我慢すれば払えるくらいだった。
 しかし、今は二回我慢しなければなりません!だったら寒い中でチビチビ酒飲んで内燃した方がいい。
 というわけで、お酒の量は増えている今日この頃です(もしかして灯油の方が安いかも?)。
 これから本格的な冬を迎えるわけですが、私が一番寒さを感じるのは寝ている時なんですよね。
 なぜなら寝室は冷凍庫のように寒いからです。床暖連動のヒーターしかないのです。暖房がないし、陽当たりがよくないので、とにかくよく冷えています。キンキンです。
 ですから、布団をたくさん掛けてもけっこう寒い。寒くて目が覚める。特に肩口がヒンヤリし出すと眠れない。
 そして、なんと言っても「頭」ですね。頭が凍ります。なぜなら私スキンヘッドなので。
 そんな頭は100円ショップで買ってきたフリースのキャップをかぶってカバーします。これはなかなか暖かくて気持ち良い。耳まで覆います。
 で、肩口ですが、今年はこれを買って着てみました。いわゆる「着る毛布」です。なんだか、最近テレビショッピングで盛んに宣伝されてますよね。ま、私もついついそれにつられて買ってしまったのです。
 私のことですから定価で買うわけはなく、近所の婦人服安売り店で、最新ではなく一つ前のヴァージョンつまり型落ちで、かつ「難あり」商品を950円で買ってきました。ちなみに家族全員分購入。
 ふむふむ、たしかにこれは暖かい…いや、「ぬくい」!
 正直震災があったからですね。こんな毛布を着たままリビングで生活し、そしてそのまま布団に潜り込むことができるなんて。通常時でしたら、なんだかいけないことをしているような感覚でしょう。
 節電、節約という観点を重視すると、こういう「不埒」なことをしても許されるのですね。それも家族全員で。不埒というか無精というか。
 朝なんか特にそう思いますよ。寒いとなかなか布団から出られないじゃないですか。それでダラダラしていること自体が不埒で無精だったはずです。
 しかし!この着る毛布といやつはスゴイですねえ。だって布団に入ったまま起きることができるわけですから。実際今も朝でして、私は毛布にくるまったまま帽子もかぶってMacのキーボードをたたいています。
 で、ファンヒーターをつけてある程度部屋が暖まったところで、さっそうと毛布を脱ぐわけです。これがなかなかいい。寒い部屋で起きて着替えるって、けっこう人生の難事の一つじゃないですか(笑)。
 休日なんかいけませんね。一日中毛布を着たままだったりする。それでピンポンとお客様が来たりすると、さあ誰が出るかでもめる(笑)。
 ま、しかしですね、たしかに災害時なんかにも非常に役立ちそうですし、冬場の車中泊なんかにも活躍しそうです。これはなかなかいい。
 冗談抜きで、国民みんながこれを着てすごせば、暖房費はかなり削減できるような気がします。皆さんもぜひ。そのうち街にこれ来て歩く人が溢れたりして(笑)。

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