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2011.10.06

追悼 スティーヴ・ジョブズ

20111006_153433 リスマ逝く。ファンの一人として、人生を変えていただいた者の一人として、心から感謝しご冥福をお祈りします。
 彼に対する私の尊敬の念はこちらに書いたとおりです。
 出口王仁三郎流に言えば現代の「世界改造業者」だったのでは。そう、私からすると、ジョブズは一経営者というよりも、宗教家あるいは芸術家に近かったかもしれません。
 彼は世界に、いや宇宙に革命を起こすことを目標としていました。もちろん皆を幸せにするための革命です。そういう発想自体がすでに宗教家的、芸術家的であったと言えましょう。
 ジョブズの禅好きは有名な話です。曹洞禅の影響を強く受けているといいます。彼のシンプルをきわめたデザイン思想やプレゼンの技術はもちろんのこと、ネットワークによる脳の共有の概念は、ある意味自他同一、不二の境地と同じだったのかもしれません。
 おとといの「稽古」、そして昨日の「雛型」の話とも重なりますが、ジョブズの想像力や創造力のバックグラウンドには、「自然に学ぶ」ところがあったように思います。
 もう少し具体的に言うと、デジタルでアナログを模する、アナログをデジタルに移写する、という感じでしょうか。MacやiPhone、iPadなどにおける、ある種生活感にあふれるインターフェイスやネーミングに、そのような感性がうかがえますね。
 志半ばであったクラウド・コンピューティングについても、そのことが言えると思います。クラウドは以前こちらに書いたとおり、非常に「古代的」なんですよね。日本で言えば神道や仏教のネットワーク、私の言う「web0.0」の模写にすぎません。
 そうすると、そのデバイスたるiPhoneやiPadは、「持仏」や「お守り」というところでしょうか(笑)。いや、まじめな話、そういうことだと思います。
 ずばりジョブズは善神だったと思います。私はずっとMacに善意と良心を感じてきました。そして、自らの善意と良心をかきたてるツールとして使ってきました。Windowsに向かう自分とMacに向かう自分とでは、あまりにその人格が違うと実感してきたのです。
 そうした「モノ」を作ることができた神。思想や人間性をモノに乗り移らせ、私たちをコントロールしてきた神。そんな神なきあとのこのIT業界、世界、宇宙はどうなっていくのでしょうか。
 どこの誰たちとは言いませんが、あからさまな「悪神」もいますし、「偽善神」もいます。彼らがのさばるようになるのか。それともクック新CEOらが偉大なる創始者、先駆者の遺志を継ぐことができるのか。もしかすると、ジョブズの死は世界史の分水嶺となるのかもしれません。
 私は理想の世を創るために彼の言葉を唱え続けたいと思っています。
 Think Different. Stay hungry, Stay foolish.
 


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