« 『稽古』とは | トップページ | 追悼 スティーヴ・ジョブズ »

2011.10.05

雛型体感と地震予測

Large 山(長野)・熊本で中規模地震相次ぎましたね。予想通りの展開でした。私は10月1日に次のようにツイートしていました。

 「昨夜は地震の前兆と思われる体感のため眠れなかった。いつもとは違う感じだったので日本海側や西日本かもしれない。単なる霊現象という説もあるが(苦笑)。どっちもあまり好ましくないな」

 結果としてそのとおりになってきましたね。「体感」というある意味非科学的なモノについて語るのは、実はちょっと憚られるのですが、昨日の「稽古」の話とも絡めて少し説明しておきます。変な話なので眉に唾をつけて読んでください。
 今、ちょうど出口王仁三郎の雛型経綸の本を読んでいます。この世界、宇宙がいわばフラクタルな構造になっており、様々な相似形の中で様々な現象が縮小拡大されながら移写されていくという発想です。
 ほとんどお笑いのネタにもなりそうですけど、こちらで紹介した世界地図と日本地図の相似の例なんかその典型です。
 笑ってすまそうと思えばすませられますが、偶然にしてはあまりにピンポイントな符合もあるんですよね。たとえば3.11の震源地は牡鹿半島沖でしたよね。王仁三郎の雛型地図によれば、牡鹿半島は朝鮮半島にあたります。その朝鮮半島の東にはもちろん日本があるわけですよね。ですから、あの地震の震源はやはり「日本」であるわけです。
 そういう「物語」がどういう意味を持つのか、あるいは持たないのか、それを合理的に判断する術はありません。いや、合理的には、まずそういう発想を持たないでしょう。
 しかし、昨日書いた「稽古」の発想からしますと、私たちはこうしたなんだか分からない不思議なモノに対して、ある種の素直さを持って臨むことも必要な気がしてくるんです。
 私は学校の教師であり、もちろん現場ではそんなことを教えているわけではありません。逆に「コト」世界を徹底的に教えこんでいます。それが学校という社会的な装置の役割であるわけですし。
 しかし、一個人、人間としては、そういうコト世界とのバランスを取るためにもモノ世界へのアンテナもしっかり立てておきたいと思っているのです。
 そんな中、実は最近変なことに気づいているのです。それは自分の体も、その宇宙的雛型構造の一部を構成しているのではないかということです。
 とってもトンデモな話なので、とうとう庵主もおかしくなったかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)。大丈夫ですよ。けっこう客観的に自分を見ていますから。
 つまりですね、自分自身が日本列島の雛型であるということです。
 実はそういうことをおっしゃる方は昔からいて、まあたとえば今回の震災後注目されたいわゆる「体感系」地震予知者の一部は、まさにそういう前提に立った方だったんですよね。
 以前は、それを「ふ〜ん、そういう人もいるんだ」程度にしか思っていなかったのですが、最近は「もしかして自分も…」と予感するようになったのです。
 たとえば、冒頭にあげたツイートは、実は左半身と両足の膝から下の違和感がその根拠となっていました。えっ?どういうこと?とお思いでしょうから説明します。
 実は春先から右肩が五十肩(四十肩)を発症していました。震災の頃はほとんど違和感がなかったのですが、その後3月末からは全く手を挙げられない程になってしまい、黒板に字を書くのも、服を着替えるのも難儀でした。
 それが7月頃にだいぶ良くなって、今では多少の痛みは残っているものの日常生活ではほとんど支障がないくらいに回復しました。ちょうど東北の地震が落ち着き始めた頃ですね。そこでふと気づいたのです。
 「オレの右肩ってもしかして東北の太平洋側なのかも…」
 だから笑わないでくださいよ。あるいは怒らないでくださいよ(笑)。私はけっこうまじめなのですから。
 つまり、冒頭のツイートも含めてまとめますと、私の体が日本列島と相似形であって(以前からそうだったのか、震災後にそうなったのかは分かりません)、私を後から(背中から)見て、頭の方が北海道、右上半身が本州の太平洋側、左半身が日本海側、足の方が九州方面…。
 今、それを王仁三郎の地図のようにイラスト化してみたら、トンデモなくアホくさい絵になったので掲載は差し控えます。腰をくねらせた私の後ろ姿なんか見たくないですよね(笑)。
 つまり、冒頭のツイートは「右上半身と足の先に異様な違和感があった」ということなのです。
 実は9月の浦河沖地震の時は、右の後頭部が痛かったんですよね。見事にピンポイントでしょう(笑)。
 まあこれを信じるか信じないかは自分自身の問題です。自分が自分を自然の一部あるいは雛型として考えて、そこから得られる情報を自分のために使うのは自由ですが、たとえばTwitterなどでパブリックなコトにしてしまっていいのか。そこは迷うところです。
 と言いつつ、雛型体感による今後の地震予測です(笑)。
 東北太平洋側の余震はしばらく続きます。時々激痛が…いや大きな発震があるでしょう。右上半身の大きな歪みを腹部(フォッサマグナ)がかなり吸収してくれましたが、だんだんそれも限界になって、左上半身(日本海側)にも影響が出ています。実際五十肩は片方かかるともう一方もということが多いんですよね。そして、下半身(西日本)にも歪みが生じています。どこかをかばうと遠くにも歪みが出るものです。皆さんも経験がおありでしょう。私も以前、ウオノメのせいで大変な腰痛になったことがあります(笑)。
 …とまあ、ずいぶんといい加減な地震予測ですが、これからも明らかに異常な体感があったらツイートします。あとは地震雲ですね。これらはちっとも科学ではないので、もちろん信じる信じないは皆さんの自由ですよ。


|

« 『稽古』とは | トップページ | 追悼 スティーヴ・ジョブズ »

ニュース」カテゴリの記事

心と体」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

自然・科学」カテゴリの記事

モノ・コト論」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 雛型体感と地震予測:

« 『稽古』とは | トップページ | 追悼 スティーヴ・ジョブズ »