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2011.09.02

『笑神降臨…鳥居みゆき』 (NHK)

狂宴封鎖的世界「穴」
Photo01 がいい。感性が鋭い。演技がうまい。プロ根性がすごい。そして美しい。
 録画しておいたものを家族で観ました。久々に重く感動する笑いを体験したなあ。最近の単発ネタ系のお笑いにはうんざりしているせいもあって、こうしたしっかり構築されたシナリオ系の笑いには、惹きつけられますね。
 そういう意味では、私は最近NHKの笑いしか観ていないかもしれません。定期的に笑っているのは「サラリーマンNEO」ですね。今週の「クラシック」は抜群に良かった(笑)。
 しっかりした脚本としっかりした演技。そして世相を映すアイロニーとペーソス。お笑いと演劇は本来同一のものであるべきです。
 そうですね、そういう意味では、NEOのほかでは2年前の小林賢太郎テレビもそれなりに面白かったのですが、逆に微妙な面もありました(彼やウッチャンやまっちゃんがNHKと関わって「微妙」になってしまった原因についてはこちらに書いてあります。ぜひお読み下さい)。
 その点、鳥居みゆき、かなりの天才ですね。知性で「知」をコントロールするのではなく、感性で「知」をコントロールしたために見事なバランスになっていました。
 狂宴封鎖的世界「穴」と題された全体像の中に浮かび上がった「現代の閉鎖性」「現代の孤独」。そして四つのエピソードそれぞれの微妙な統一と変化。そして一つ一つの言葉のセンスとナンセンス。
 30分の壮大かつ軽妙な交響楽を聴いたような感覚が残りましたね。素晴らしい。
 同じ秋田県出身ということもあってか、カミさんは今までも彼女に興味を持っていたようです。私は実はあまりよく知りませんでした。しかし、今日のこの番組ですっかりファンになってしまいました。
 こちらの公式ページにあるスタッフのメモを読むと、彼女のプロ根性がよく分かりますね。
 ぜひ単独ライブにも行ってみたいと思いました。カミさんと話しました。こういう授業したいよねって。部分で惹きつけつつ、全体でメッセージを伝えられるようなパフォーマンス。終わったあとに何かが心に残り、もう一度体験したいなと思わせるような内容。う〜ん、難しいなあ。ちゃんと訓練しなきゃいけないだろうなあ。

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