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2011.08.23

島田紳助引退の裏に何が…

B_04399274 田紳助さんについては、実は全く興味もなく、好きでも嫌いでもない芸人さんでしたが、さすがにこの電撃引退の裏には何かあると感じて、あえて記事にいたします。
 なんでこのタイミングなのか、そこが問題です。世の中の人もみんな、会見で話された内容が全てであるとは思っていないでしょう。えっ?その程度のことで…というのが実感ではないでしょうか。
 それはその通りだと思います。私もずいぶんと「ヤクザと芸能界」の研究(?)をしてきました。このブログでもそのあたりについてはけっこう書いてきましたね。
 私の論調としては、「芸能もヤクザ稼業もマツリゴトの一つであり、表社会から見ると必要悪的な部分がある。それをアメリカ的な意味づけでこの世から消そうとして、今のこの世の中を作ってしまった」という感じでしょうか。
 その考えというか実感というのは今でも変わりありません。
 そうしますと、今回の紳助の引退はどういう意味があるのか、当然気になるところであります。
 いちおう会見を全て見ましたけれども、まず感じたのは「典型的」だということです。あの会見の内容は、ご覧になった方ならお感じになったとおり、紳助にはほとんどキズのつかない内容でした。
 数年前のヤクザとの親密なメール、それも芸能界のルール以前に人間としての「仁義」を通した内容でしたから、我々聞かされた一般人としては、「なんだ、そんなことくらいで引退するのか。そんなこと言ったらもっとひどい奴らたくさんいるだろ。後輩たちにしめしをつけるとか、恩に報いるとか、人間としては間違っていないじゃないか。それに、渡辺二郎にしても、その知り合いにしても基本紳助のことを思って骨を折ったわけで、いい奴らじゃないか」と思ってしまうのも当然です。
 つまり、そういうふうに世間が感じるように、見事に設計された、しかし一方でコテコテの浪花節的な一世一代の大芝居が打たれたということです。
 では、なぜそのような芝居を打つ必要があったのか。
 一般に大物芸能人の突然の引退には二つのケースがあります。一つは、芸能人本人がとんでもないことをしでかしてしまい、それを隠蔽するために、引退を条件にヤクザさんが裏で手打ちに持ち込むというケースです。
 つまり、今回で言えば、紳助自身が何かとんでもないこと(暴力事件以上のこと)をしでかしてしまった、あるいはヤクザ関係の大物を相当に怒らせるようなことをしでかしてしまい、それをそういう形で解決したということです。
 もう一つのケースは、芸能界とは一見違う世界で何か大きなことが起き、あるいはこれから起きるとして、世間の目をそらすために、大物芸能人のスキャンダルが利用されるということです。
 つまり、紳助にある世界の超大物が「今後の生活の保証をするから引退してくれ」という取引を持ち込んだということです。
 そんなことあるの?とお思いになる方も多いでしょうが、実際こういうことは昔からあります。世間をだますために、世間に一番近いところで事件を起こすのは、ある意味世界中の政治家やフィクサーが行なってきたことです。目先をそらす、めくらましをしかけるということです。
 では、今回はどちらのケースなのでしょうか。
 今の段階では、あまりに情報不足なのでなんとも言えませんけれど、あの美談的な会見内容、すなわち紳助にも渡辺二郎にもBさんにもほとんどキズのつかない内容を見るかぎり、後者のケースではないかと感じます。
 前者の場合には、会見内容は自己の責任問題に終始し、涙涙の会見になることが多い。しかし、今回は明らかに違いました。具体的な他者も登場し、具体的な内容も明かされているからこそ、お芝居がかった感じがしました。
 そうしますと、今回の引退の裏で、何か大きなモノがうごめき、重大なコトが進行する可能性が高いということになります。それはいったいなんなのでしょう。
 今私の頭の中にはいくつかのことが浮かびますが、おそらくこれらは正解ではないでしょう。そんな誰でも分かるような簡単なことではないような気がします。
 こういう時こそ、私たちは自らのミーハー野次馬精神を抑えて、冷静にその裏で何が起きているのか注視していかねばなりません。
 表で国民(衆愚)を煽動しておいて、裏で秘密裏に重大事が進行するということが、過去日本史において何度も繰り返されています。
 現代の情報社会、私たちはなんでも知ることができると勘違いしがちです。原発に関する情報の例を挙げるまでもありません。私たちにとって「自由」な時代とは、悪意を抱く者にとっても実に「自由」な時代なのです。

ps こちらで後藤忠政組長に小チンピラは言われていたのは、まさに島田紳助でした。

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コメント

早速にタイムリーなトピックを…高速です~。そして冷静なご論、ですね。

>芸能もヤクザ稼業もマツリゴトの一つであり、表社会から見ると必要悪的な部分がある。
ここは、ご来訪の諸賢にも異論がありそうなところですが、私は、庵主どのが「芸能」と「ヤクザ稼業」を並べて置かれたことにたいへん納得します。

「なぜ紳助なのか?」は、単に人気度なのでしょうか…。
‘双璧’の明石家さんまさんとで芸風が異なるのは、さんまさんはあくまで「(時に自虐的)笑い」にとどまるのに、紳助さんは、このところのメイン番組の内容に出ているように、話を徹底的に「美談」でオトそうとするところでしょうか…。

>今回の引退の裏で、何か大きなモノがうごめき、重大なコトが進行する可能性が高い…
ふむ~‥‥。深い読み、ですね。
ですが、今の世、いかに超人気芸人といっても、その引退で大きな「コト」を隠しおおせるものでしょうか。
地デジ化も伴なって、昨今のテレビ凋落の始まろうという時期でなければもっと効果が高かったかと思われもします。

それともう一点、このような「重大なことから民衆の目を逸らす」ことも、庵主どのの御持論からすると、時に大切な「マツリゴト」と言えるのではないか、という点があります。
いな、もしかすると、これが「マツリゴト」の最大エフェクトだったりしないでしょうか(おっと、「エフェクトのひとつ」と訂正します;)。
これが「マツリゴト」だとすると、いろいろ穿鑿したりせずに素直(!)に「マツロフ」のが佳いのでしょうか~^^;。

考えるお題を頂戴した、と感謝いたします。

投稿: へうたむ | 2011.08.25 01:49

相変わらず陰謀論がお好きですよね。
今回の件、社会的な立場上、二度目の謹慎はあり得ない人物ですから、すなわち引退となっただけでしょう。
当人に芸能界に対する欲目みたいなモノが残っていれば、禊ぎ期間を過ぎてから戻ってくるでしょうね。
社会的に与えるインパクトとして、大した事件とはとうてい思えません。

投稿: LUKE | 2011.08.25 15:01

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