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2011.07.11

見事な反薄明光線(裏後光)

 災から4ヶ月。あらためて亡くなった方を追悼し、原発事故も含め被災され不自由な生活を余儀なくされている方にお見舞いを申し上げます。
 さて、今日11日、5月31日の日暈と環水平アークに続き、珍しい気象現象が観察されましたので紹介しておきます。
 Twitterで先ほど「地震雲」の可能性があるとツイートした写真ですが、正確には「反薄明光線」と言われる現象でした。
 ただ、その正体が分かった上で、いや分かったからこそ、あえて「地震雲」という言葉を使わせていただきます。大気が特殊な状況であるのはたしかであり、いわゆる「地震雲」の発生に関与するメカニズムと重なる部分があるからです。
 まずは写真から見ていただきましょう。西の空から順にどうぞ。

↓日没(19:04)直後の西の空です。
110711_19_12_40

↓北西方向。上の写真から伸びてきています。
110711_19_13_18

↓北の奥にも一筋。これは雲かもしまれせん。
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↓北東にまで伸びてきています。
110711_19_12_56

↓そしてちょうど太陽の反対側東の空。
110711_19_13_11

↓もう一度西の空。
110711_19_15_50

 これは太陽の沈んだ方向に発達した積乱雲があり、その頭が太陽光線をさえぎって影を作っているものです。
 基本太陽光と影なわけですから「直線」になります。そして太陽はほとんど点の光源ですからこれら「直線」は「平行」です。扇型に収束して見えるのは、単に遠近法的な原因です。
 日本のような緯度の平地で、こうして全天に亘る「反薄明光線」が観察されるのは珍しいと思います。
 光線と影がはっきり見えるためには、上空の大気が絶妙なスクリーンにならねばならないからです。
 おそらく今日の空には、いわゆるエアロゾルがちょうどいい具合に滞留していたのだと思われます。日没前までは快晴だと思っていたのですが、実際にはなんらかの粒子がかなり存在していたのでしょう。
 その「なんらかの粒子」が何なのかは分かりません。水蒸気か氷か帯電エアロゾルか塵か。もちろん放射性物質を核としたエアロゾルの可能性もあります。チェルノブイリの例もありますし。
 そう、5月31日のあの日暈と環水平アークの時と似た状況かもしれません。
 それにしてもその日暈や環水平アークや、今回の反薄明光線など、めったに見られない気象現象が多発しているのは、これはあの大地震と関係があるに違いありません。
 一般に、地震雲は大地の割れ目からある種の帯電物質が放出した際に発生すると言われていますので、あの日も今日もそうした天地の状況だったのだと思われます。
 ですから、あえて今日の反薄明光線も「地震雲」と言っておきたいと思います。その方が注意を喚起できると思いますし。
 反薄明光線は「裏後光」とも呼ばれているそうです。もしかすると、亡くなった方々のために仏さまが降臨されたのかもしれませんね。あるいは「天災は忘れた頃にやってくるぞよ」と注意を促してくれたのかもしれません。
 太陽活動起因ではない地磁気の擾乱も起きています。いずれにせよ、今日から10日間くらいは大きい地震に注意が必要だと感じます。

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