瀬戸龍介さん夫妻来訪…
う〜む、またまた信じられないことが起きました。
なんでウチの和室にこのような方がいらっしゃるのか…意気投合して一枚の写真に収まっているのか…。
瀬戸龍介さん、知る人ぞ知る世界的カリスマ・ミュージシャンです。彼の偉業は1963年のニューフロンティアーズ結成にまで遡るでしょう。
ニューフロンティーアーズについてはこちらのサイトに詳しい。日本のフォーク界を牽引した伝説のバンドですね。のちにアメリカに渡り「EAST」を名乗って活躍。彼らのファースト・アルバム「EAST」はエルトン・ジョンのアルバムと並んで、ビルボード10位の快挙であったと言います。とんでもないことですね。
アメリカ生活ののち「本物の日本」に気づき日本人としての表現にこだわり始めます。小澤征爾や武満徹らとの親交を持ちつつ、琵琶の大家鶴田錦史氏のお弟子さんとなりました。
その後、商業音楽の世界からは距離を置き、真に人のため地球のためにある音楽を追究されています。
シロウトながら、いちおう東西の音楽をやってきた私としては、瀬戸さんの経歴や作品というのは、まったく憧れや尊崇を超えた領域にあります。
とは言え、私は失礼ながら最近の活動についてはあまり存じ上げていませんでした。やはり私の中の印象としては、ユーミンのアルバムで12弦ギターを弾いている方というイメージだったのです。
そう、皆さんよくご存知、あの「魔女の宅急便」のエンディング・テーマ、荒井由実の「やさしさに包まれたなら(アルバム・ヴァージョン)」で12弦ギターを弾いていらっしゃるんですよね。これです。
ちなみにこの名曲が収録されているユーミン2枚目のアルバム『MISSLIM』のバンド・メンバーは以下のとおりです。す、すごい。すごすぎ。
キーボード:松任谷正隆
ドラム:林立夫
ベース、カウベル:細野晴臣
エレクトリック・ギター:鈴木茂
パーカッション:林立夫、斉藤ノブオ、細野晴臣
フラット・マンドリン:松任谷正隆
フルート:清水万紀夫
アコースティック・ギター:吉川忠英、瀬戸龍介
12弦ギター:鈴木茂、瀬戸龍介
ペダル・スチール・ギター:駒沢裕城(コマコ)
コーラス:荒井由実、Sugar Babe、吉田美奈子、山下達郎、鈴木顕子、大貫妙子
なんすか、これ!…ですよね。その中のお一人です、瀬戸さん。
そんな偉大な方がなんとワタクシなんぞに会いたいとおっしゃっている、と聞いたのは先々週のこと。まったく人生は想定外であります。
なんでワタクシなんぞに…というところは、今日はすみません、ちょっとナイショにさせてください。あまりにスケールの大きなお話なので…。
とにかくとにかく、たくさんたくさんお話しましたが、まったく時間が足りませんでした。また近いうちに再会することを約束しました。
しかし、本当に縁というのは不思議です。不思議すぎます。今日瀬戸さんが我が家にいらして、そうして初めて知った驚愕の事実もありました。瀬戸さんにとっても我が家は想定外のとんでもなさであったようです。
私という人間、なんか自分が思っている以上に変わっているというかなんというか…。
これから大きな動きがあると思います。いろいろな意味で。もう少し具体化したらこのブログでも紹介していきたいと思います。
本当に縁をとりもってくださった方々にも感謝。富士山にも感謝。恩に報いるよう頑張らねば。
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コメント
あら?この手にしているものはもしかして。。。
投稿: カオル | 2011.07.28 09:23