和歌山県北部で震度5強
帰宅してすぐに和歌山県北部を震源とした最大震度5強の地震発生。なんか久々なような気がします。NHKのニュースの最中に緊急地震速報の「G-C-E-B♭-E♭→G#-C#-E#-B-E」聞くのは。
中央構造線ということでいえば、松本のあたりも中央構造線と糸魚川静岡構造線の交差点ですね。また、千葉の北東部も中央構造線の東端です。それら和歌山と松本、そして千葉(茨城)の地震が全く関係がないかというとそうとも言えません。
つまり、私としては、それらの地震は東北地方太平洋沖地震が引き起こした誘発地震であると考えているということです。
6月23日の「今後の地震活動について」という記事に書いたとおり、東日本での大きな動きから生じた日本中央部のストレスを、スポンジ状のフォッサマグナが吸収してきたわけですが、いよいよそれが限界に達し、中部や西日本でも大きめの地震が発生するようになってきました。
構造線自体は巨大な活断層とも言えます。しかし、そのスケールがあまりに大きいために、一度に全部が動いたりすることはありません。ただ、枝分かれした細かい断層や破断しやすい弱い部分は無数にあります。
それらの一部が千葉や長野や和歌山で動いたということだと思います。それらは地表にまで顔を出しているわけですから、どうしても震源の浅い地震となるので、マグニチュードのわりに揺れが大きくなります。だいたいマグニチュードと震度が一致するくらいでしょうかね。
ですから、それぞれの箇所で想定される最大規模M7が発生すれば、震度も自動的に7になるということになりますから、注意が必要です。昨日のようにほぼ同じ震源でM5.4と4.4が連続して起きて、震度5と4を記録するというのは幸運なことです。分散発震してくれたわけですから。
大きな地震が発生するには、もちろん大地も大きく動かねばなりません。あのような固い大地が大きく広い範囲で動くのには、多くの条件をクリアしなければなりません。そういう意味で、実はM6以上の地震1回が発生するよりも、同じところで連続してM4が発生する確率の方が高くなります。全体が一度に動くには様々な抵抗がありすぎて、結局一部分だけがとりあえず動くという場合が多いわけです。
特に内陸ではそういうことが言えるようですから、たとえばあの阪神淡路大震災を招いた大地震は特殊なケースだったと言えるかもしれません。
気象庁によれば、今日の和歌山の地震は、東南海地震、南海地震とは直接関係がないとのことですけれども、3月15日の富士山直下の地震と東海地震の関係と同様、巨視的に考えるなら全く無関係とは言えません。
以前書いたように、私は今回の東北地方での大地震によって、東海地震の発生確率は下がり、東南海と南海は上がったと見立てしています。よく体感で地震予知をされる方がおっしゃるように、人間の体と日本列島、いや地球とは有機的な関係があるようです。私が地震の見立てをする時にも、まるでお医者さんのような感じでとらえるんですよね。
まあある意味では、自然と会話するといいますかね、そういう非科学的な感性ってとても大切だと思うんです。
いや、私も右肩が五十肩になったら、それが腰にまで影響して、そのうち左の肩まで痛くなってきたりする。地球も生き物ですから、そういうことってあると思います。
あまり局所的な診断に偏ると、それこそ痛い目にあいます。気をつけましょう。
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