そして郵便ポストが残った…
昨日は実姉のことを書きましたが、今日は義兄のことを少し。
今日義兄(姉のダンナ)から小包が届きました。開けてみるとオモチャ(にしてはよく出来ている)のミニミニテニスラケット、「こち亀」「ヒカルの碁」「デトロイト・メタル・シティ」、謎のブレスレットやステッカー、そしてデジタル・フォト・フレームが。
そう、義兄は時々、こうして謎な組み合わせのグッズを送ってくれるのです。これはいったいどこで手に入れたのだろう、誰にあてたのだろう、どう使えばいいのだろう…というものを突然送ってくるのです。
こちらとしては福袋を開けるような楽しみがあるので実にありがたいのですが、ホント想定外のモノばかり送ってきてくれるので、子どもたちなんかは毎度「フシ〜ギな」気持ちになっているようです。今日もお礼の電話で何と言っていいのか分からず困惑しておりました(笑)。
という大変面白い兄であります。風貌も行動も思考もちょっと普通ではないところがあって、私たち弟夫婦はいつも非常に興味深くおつきあいさせていただいています。
姉は多少苦労しているようです。昨日姉は「バンプの藤くんとだったら結婚してもいい!」などとたわけたことを言っていましたが、はっきり申して義兄は藤くんとは(風貌・行動・思考全てが)まさに正反対なタイプです。繊細な哲学者というよりは、野性の熊と言ったところ(笑)。
そんな義兄、故郷は仙台ということで、今回の震災では親戚の方々も被災されました。そして、日々報道される被災地の様子を見るにつけ、ふつふつと野性の本能が燃え上がってきたのでしょう、何度か東北地方にボランティアに出かけていきました。
そういう意味では、いち早く「歌」という形で被災地へメッセージを送った藤原くんと似ているのかもしれませんね。表現は違えども「行動力」は同じかもしれません(姉は認めないかもしれませんが)。
兄は根っからのアウトドア派です。若い時からずっとオフロード・バイクに乗ってきました。そんな中であの山梨出身の冒険家風間深志さんと知り合い、お互い野生児どうしということもあってか、非常に仲良くなり何かというと一緒に活動してきました。
今回のボランティアも風間さんを中心としたオフロード・バイク仲間たちによって、普段から鍛えているオフロード・テクニックやアウトドア生活術を被災地で活かそうという目的で行われたようです。
たしかに被災地は突然オフロードになり、被災者はアウトドアな生活を余儀なくされたわけですからね。これぞ本当の「ボランティア」かもしれません。技術の無償提供ですから。
実際、車では行けないところへ資材を運んだり、瓦礫を使って椅子や机などを作ったり、かなり現地の方々にも感謝されたようです。私にはできない技ですね。かっこいい。
さて、そんな兄が現地南三陸町で写真をたくさん撮影してきました。そのデータが小包の中に入っておりました。デジタル・フォト・フレームが入っていたのは、その写真をこれで見ろ!ということなのでしょうか(苦笑)。
家族でその写真を見ました。テレビやネットで見た光景とはまた違った現実が広がっていました。ある程度覚悟して見たつもりですが、やはり大きな衝撃を受けました。それを全て紹介することはできませんが、特に印象に残った1枚をご覧いただきます。
被災地では約3分の2の郵便ポストが津波に流されてしまったとのことです。それを郵便局員が探し出して、中から手紙を回収し届けているというニュースを見たことがあります。
周囲の建物は全て押し流されてしまいましたが、このポストは津波のすさまじい圧力に耐え、なんとか踏ん張りました。
中には震災前の日常の思いが詰まっていたのでしょうね。その手紙を出した方はご無事だったのでしょうか。そして、その宛先になっている街は…。
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