とりあえず…地震に注意
ちょっと時間がないので、先に結論だけ書いておきます。また改めて詳しく書きます。
やや地震活動の活発化が見られます。これから福島県内陸南部から茨城県内陸北部、東北地方から関東地方の太平洋沖を震源とする大きな地震が起きる可能性がありますので注意をしましょう。
これから…というのは明日かもしれないし、数ヶ月後かもしれないし、数十年後かもしれません。地域的にも時間的にもずいぶんと広い範囲ですが、3.11が巨大すぎたのでしかたありません。
ただ、ここ数日〜来月にかけて一つの山がありそうな気がする(あくまで「気がする」程度の判断です)ので、気をつけましょう。
私は予知や予言をしているのではなく、可能性を述べているにすぎません。「忘れた頃にやってくる」という教訓から「忘れない」ように書いているだけです。当たったとかはずれたとか、そういう次元で読まないで下さいね(苦笑)。
加えて、3.11の破壊域に南接する地方、つまり千葉県の内陸や沿岸、太平洋沖、さらには地震空白域である千葉県南方沖まで注意が必要です。
またここ数日で気になったのは、なかなか収束しない秋田県内陸南部の地震の震源が、やや西に移動しはじめているということです(つまり沿岸南部になっている)。それが何を示唆しているのか、正直なところ全くわかりませんが、今までとは違った傾向にあることはたしかです。三陸沖大地震のあとの陸羽地震という経験があるので、これも注意して注意しすぎることはありません。
たまたま今日のニュースに米研究グループ「大地震の恐れ」茨城沖、ひずみ蓄積かというものがありました。福島県沖、茨城県沖、千葉県沖はまだアスペリティが残っています。かなりストレスを溜めている状態ですので、数十年の間にはそれらが連動して第二の巨大地震が起こる可能性もあります。
そうそう、今日はとんでもないニュースも飛び込んできました。与謝野馨氏の発言です。「原発事故は神の仕業」…呆れて開いた口が塞がりません。こういう不適切な言霊が、再び「神の怒り」を引き起こさないといいのですが。とりあえず鎮爆の祝詞でも上げておきましょうかね。ふぅ…。
では、とりあえず明日も気をつけて。
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