NHK BSプレミアム「熱中スタジアム〜天才バカボンナイト」に出演しました。
バカ田大学校歌を熱唱!いきなりオープニングから飛ばしております、我が家。
ああ、夢が叶った!私の最終学歴は「バカ田大学」になりました。
ちゃんと角帽被ってますよ〜。
ひょんなことからNHK BSプレミアム 『熱中スタジアム』…集え!「赤塚不二夫」ファンに、家族で出演することになりました。そんなに詳しくないんだけどなあ(笑)。
なんとなく恥ずかしいのですが、興味がある方はぜひご覧くださいませ。
12日(木)23:30〜24:14 前編「天才バカボン」
(再放送)18日18:00〜
19日(木)23:30〜24:14 後編「その他の作品」
(再放送)25日18:00〜
…と告知しておりました番組が放映されました(収録の報告はこちら)。
我が家族の発言が、思ったよりもたくさん使われており(オープニングにも!)、嬉しいやら恥ずかしいやら…(笑)。
それにしても、ディレクターさんのおっしゃっていた「編集の魔術」とやらに改めて感心いたしました。非常に良い流れの番組に仕上がっておりましたね。
赤塚先生をよく知っている人、よく知らない人、老若男女全てに響く内容になっていたと思います。
裏舞台を知っているからこそ、「作品」としての「番組」の仕上がりに感激。もともとそうした「編集」に興味を持っていましたからね、本当に勉強になりました。
特に、あの山本晋也監督の暴走(笑)をよくあそこまでうまくまとめたなあ。放映されていない裏話も満載だったんですよねえ。番組では結局一番いいことおっしゃってますね。
「人を不快にしない」
「これでいいのだ…ハードル高い言葉なんだよね」
「赤塚先生の優しさそのまま」
そしてそれを受けて泉麻人さんがおっしゃった「野仏」「地蔵」発言に、うんうんと大納得。
赤塚先生の天才性とお人柄(のほんの片鱗)が上手にまとめられた素晴らしい内容だったと思います。
おかげさまで(?)、私の「白雪先輩」や「忘れようとしても思い出せないのだ」に関する発言を拾っていただきました。ありがたいと思います。
ホントは私の悪いクセで、もっと哲学的、宗教的な話をしたかったのですが、それだと独りよがりになってしまいますよね。話のしかた、コミュニケーションについてもいろいろと考えさせられました。
ちなみに事前の打ち合わせの段階では、バカボン一家と赤塚先生を、日本神道古来の「一霊四魂」で解説する予定だったんです。しかし、直前になって「公共放送という性格もあるので、ちょっと宗教的なお話は…」ということでボツになりました。
いちおう、ここには記しておきます。これは最近強く感じていることです。
荒魂(あらみたま)=勇=行動力があって世の中を動かす→パパ
幸魂(さちみたま)=愛=ありんこにも声をかける→バカボン
和魂(にぎみたま)=親=個性的な登場人物の調整役→ママ
奇魂(くしみたま)=智=賢くて冷静で論理的→ハジメ
そしてそれらを統括する直霊(なおひ)が赤塚不二夫先生ということです。
冗談抜きで、このバカボンワールドは出口王仁三郎の霊界物語に非常に近い世界だと思っています。
そう言えば、赤塚先生直近の弟子、長谷邦夫先生を介して両者(赤塚&出口)は関係があると言えばあるんですよね(こちら参照)。
というわけで、出演した私たちも充分に楽しめる番組でした。来週はバカボン以外の作品を取り上げます。正直、私たちはバカボン要員としてお誘いを受けましたので、来週はそれほど出番がないと思います。
もし、興味を持たれた方は、今回の再放送が18日の18時からありますのでどうぞ。第2回は19日の23時30分からです。
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コメント
先生、こんにちは。
テレビを拝見し、「わあ!本物だっ!!」と感激してました!(笑)
想像どおり、ほのぼのとしたご家族ですね。
先生のもっといろいろ話したそうな感じも伝わってきましたよ!
「白雪先輩」って、アニメにもなっていましたか?
私、見た記憶があるんですが...。やはり、富士山ですね!
「自然と人間の感情はつながっている」・・・なるほど。
とにかく、とても楽しい放送でした。来週も楽しみにしています。
投稿: 松原恵子 | 2011.05.13 16:44
庵主さん、大変ご無沙汰してます。
テレビで再会気分、嬉しく拝見しました。ご一家が映る度、大騒ぎしてました。バカボン、感動的です。
私もうなぎいぬ好きなんですが、あんな深いエピソードがあったなんて!
そして、名言も深い。
来週も楽しみにしてます♪
投稿: くぅた | 2011.05.13 21:12
松原さん、くぅたさん、ありがとうございます!
今となってみるとなんだか恥ずかしいです。
特に上の娘は難しい年頃で、なんだか荒れてます(笑)。
おいしいとこ持ってったと思うんですけどね。
また来週も観てやってください。
よろしくお願いします。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2011.05.14 13:17
遅ればせながら再放送分を拝見!
開始時間を勘違いしており、後半 20 分くらいしか視聴できませんでしたが、さすが NHK、濃ゆい編集内容で見応えがありました。
「忘れようとしても思い出せないのだ」
↑に関しては、スタジオの皆様の意見より断然、庵主様の「とてつもない苦しみ(でしたっけ?)」に賛同いたします。私もこの台詞、ものすごく苦しんでいるとしか思えなかったのです。バカボンのパパさんはスタジオの皆さんが思っているほど脳天気では無いと思うのです。とてつもない苦しみや悲しみ、葛藤にさいなまれているからこそ、「これでいいのだ!」というハードルの高い御言葉が心根から吐き出されるのでは無いでしょうか。
PS. オタッキーなご両親に決して流されないお子様に感心いたしました。LUKEおじさんは支持します。
投稿: LUKE | 2011.05.19 05:29