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2011.04.20

西湖で津波…龍神と共振

Photo チの学校の脇には、昔「鳴琴泉」と言われていた池があります。先月の巨大地震ののち、一部の女子生徒が「地震が来たら池の津波に呑まれちゃう」と心配していたのを、我々教員は「バ〜カww」と言って笑っていました。
 しかし、それは笑えないことだったようです。昨日のニュースにあったとおり、なんと山梨県の富士五湖の一つ西湖でも津波が発生していたとのこと。
 当地は震度5弱でしたが、いわゆる共振現象が起きて津波のような水位変化があったようです。たしかに家の風呂に張ったお湯が大きく揺れていたという報告もありましたっけ。いろいろな条件が合うと「想定外」の共振現象が起きますね。
 この共振現象は液体のみに起こることではありません。たとえば、東京の高層ビルでも実際の揺れ以上に大きく揺れ続けたものもありましたし、高圧電線が一部地域だけ切れたり、それ以前に地盤の性質によって周辺地域より明らかに震度の高かった地域もありました。つまり地面自体が共振を起こしていたというわけですね。
 それにしてもまた西湖かという感じです。先ほどの話は「科学的」な共振でしたが、西湖には「霊的」(科学的の補集合という意味です)な共振も起きていたからです。
 そう、皆さんの記憶にも新しいことと思いますが、あの「クニマス」の件です。クニマスに関する、西湖と東北地方の不思議な共振については、こちらこちらに詳しく書きました。龍神と三浦氏ですね。そういえば今、クニマスのふるさと田沢湖の周辺で内陸性の地震が相次いでいます。
 今回の巨大地震に関して、私はなるべく科学的な立場での言及を心掛けてきました。事情が事情であったからです。しかし、一方で常に霊的な意味もずっと考えてきた、いや感じてきていたのです。
 その全てをここに書くことはまだ憚られますが、一つだけ龍神との関係で私見を述べさせてもらいましょう。
20080418_258904 日本列島は昔から「龍」にたとえられてきました。細長い弧状列島全体を龍に見立てるというわけです。たしかにそう見ようと思えば見えますよね。これは太平洋戦争中アメリカで敵国日本を悪いドラゴンに見立てて描かれたイラストです。外国ではこういうふうに日本を見ることがけっこう多いみたいですね。現代のポストカードなどにもこういうデザインを時々見かけます。そういう意味では私たち日本人の方が「龍神」の存在を忘れているのかもしれませんね。
 今回その龍神たる日本を思い出してみるとですね、東北地方は龍の震源域にあたります。そして、あえて言うならば、その震源域は龍が持つ「玉」のあたりとなります。玉が震えたとすると何か象徴的です。
 そしてさらに不思議な符合があるんです。気がつかれている方少ないと思いますが…。
 近代日本において、日本列島を龍体ととらえた代表的な人物に出口王仁三郎がいます。王仁三郎と東北、龍神そして地震との関係は深く、たとえば彼が十和田湖を訪れた時、湖に住む龍神が反応(共振)して、実際に大きな地震と嵐が起き湖面を揺らしたということがありました。実際調べたところ、これは単なるエピソードではなく事実でした。
Mes005 そんな彼は日本列島を龍ととらえるとともに、世界の雛型だとも考えていました。私も以前、こちらこちらで紹介しましたね。単なる偶然だと笑ってしまってもいいアナロジーですが、そこは我慢してもう一度このへんちくりんな地図を見てみてください。
 そう今回の震源地の発端部分、すなわち三陸沖は世界の「艮(東北)」である日本の部分なのです。日本からこの大きな震動は起き、世界全体に伝わっていきました。
 そういうことなのです。そう思って、再びこちらをご覧下さい。いったい日本に、世界に何が起きたのか。また違った意味が見えてくるかもしまれせん。
 本当に被災された方々の悲しみ苦しみはたとえようがないと思います。そして追い討ちをかけるような原発問題、余震の数々。そうした苦難が無駄にならないようにするためには、科学的現実的な思考がまず第一であるのは当然として、ある意味では霊的物語的な感性も必要なのかもしれません。私はその両方のバランスをとっていこうと思っています。

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コメント

目に見えることは人間の力で改善できるが、目に見えないことを解決しなければ、それ以上の惨劇を繰返さなければならなくなる。
心は、人間の努力だけでは改善できない。
私たちが、今、しなければいけないことは『救世主スバル元首様』に、救いを求めることだ。
  もう、時間がない!!
http://www.kyuseishu.com/tanuma-tu-koku.html
http://miracle1.iza.ne.jp/blog/entry/2237566/

投稿: hikaru | 2011.04.21 11:38

先生、こんにちは。
私も一昨日、ヤフ−トピックスでこのニュースを読んだ時、鳥肌が立ちました。不謹慎とは思いつつ、あの大地震の時、西湖のクニマスが頭をよぎってしまったからです...。
それにしても、四国とオーストラリアは地形が似ていると思ってはいましたが...。いつも興味深いお話をありがとうございます。

それと、「いつもの丘」からの桜、とてもきれいですね。羨ましいです。

投稿: 松原恵子 | 2011.04.21 16:08

西湖の水位が異常とどこかで読んで、水面を管理するお役所のサイトまで飛んだ挙句、確かにそうみたいだがこれは測定器の故障ではと思っていました。せっかくのデータを信じないという大変困った状態になっていましたね。
中学の地学で読んだ本に出ていた、セイシュという現象だったのだと今になって気づきました。
昔のことは思い出し、頭の回転は遅いという、典型的老人化ですね。
インド亜大陸が伊豆半島なら、富士山は印パ国境とかカシミールに相当するのでしょうか?不思議な場所ですね。カイラス山かな?

投稿: 貧乏伯爵 | 2011.04.24 09:56

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