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2011.04.21

「いつもの丘」で缶蹴り&大縄跳び

Gedc0658 日のお昼は中学校生徒全員を連れて「忠霊塔」へ。みんなでお花見ランチ&レクレーションです。
 桜もちょうど満開。昨年はこちらに書きましたように13日に行っていますから、今年はちょうど1週間遅れということですね。当地としては昨年が異様に早かったんですよね。
 本校も2期生を迎えまして、ますます賑やかになっております。今日のイベントも異様に盛り上がりました。
 お弁当を食べてから、まず全員で「缶蹴り」です。イマドキの中学生でここまで真剣に缶蹴りやるってありえないですよ(笑)。あの山の斜面やらであんなに全力疾走して、まあ元気というか無鉄砲というか…。いや、そんな危険なことをさせる先生たちも先生たちですが(笑)。てか、担任の先生が一番燃えてましたね。
20110421_13_13_55 見ている方もついつい興奮してしまいました。缶蹴りってこんなにスリリングでエキサイティングなものだったのですね!
 今日は桜も満開ということで、たくさんのカメラマンや花見の方々がいらしてました。まあ平日の昼間ですからお年寄りが中心ですね。静かな花見の真っ只中にギャーギャーうるさい子どもたちが押し寄せて、そしてガチ缶蹴り始めちゃって、さぞ迷惑かと心配しましたが、「いやあ久しぶりに外で思いっきり遊ぶ子どもたちを見ましたよ」とか、「今どきこんな学校なかなかないですよ」と、予想外に喜んでいただけたようで、ちょっと安心しました。
Gedc0670 缶蹴りのあとは「大縄跳び」です。なんだかとってもシンプルでトラディショナルな遊びばかりですね。それがホント盛り上がるんですよ。いつもはゲームとかしてる子も多いのでしょうが、いやあいつになっても子どもの本質は変わらないのですね。
 ウチの学校ではこういう「昭和」を感じさせる遊びを学びに取り入れています。たとえば昨年度は技術科で「模型飛行機」作りました。バルサや竹ひご、紙やゴム、ニウム管(アルミニウム)など、いろいろな素材に触れて、そして全体のバランスを取る難しさ。これなんて、私たち世代からすると当然の通過儀礼だったわけですが、今はなかなかこういう機会ないじゃないですか。
 で、実際やらせてみたら、まあ面白いのなんのって。上手下手はもちろんあるにせよ、いろいろ個性が現れて面白かった。とんでもない事件もいろいろ起きたりして(笑)。そして、最後は完成した飛行機の飛ばしっこ。それが「進級試験」でした。そして全員無事に2年生になれたと(笑)。
 さてさて、この忠霊塔…正式名称は「新倉浅間公園」…なんですよね(地元民はそんな呼び方しないものでして)。コノハナサクヤヒメを祀る浅間神社の上に戦没者の霊を弔う五重の塔があるのです。途中の浅間神社に寄る人はあんまりいなくて、こちら五重の塔の方が有名になっています。
 もともと桜と富士山の名所ということで、多くのカメラマンやアベック…じゃなくてカップルなんかが訪れる場所でした。
Gedc0660 それからもちろんフジファブリックの志村正彦くんがよく登った「丘」としても有名になっています。「いつもの丘」が登場する名曲「浮雲」については昨年書きました。
 この「丘」も、彼が空へ旅立ってしまってからというもの、ある意味聖地のようになりまして、多くのファンが訪れるようになりました(「丘」じゃないじゃん!「山」じゃん!と皆さんお思いになっていることでしょう…笑)。
 いや、志村くんけっこう体力あったんだと思いますよ。野球少年でしたし、彼の同級生である教え子たちの話を聞くと活発な少年だったようですし。なんとなく細くて白くてあんまりたくましくないイメージがありますけど、いやいや案外パワフルだったと思います。ま、ロッカーは体力勝負ですからね。バンドやってみると分かるんですけど、3曲くらいやるとグッタリ疲れるものです。
 今日は生徒たちの姿を見ながら、彼も少年時代からきっとこうやって友だちと遊んだりしてたんだろうなあとか想像していました。あるいはここで富士山眺めながら一服とか(笑)。昔の中高生は、みんな学校抜け出してわざわざここまで登って、それでタバコ吹かしたりしてたんですよ。よくつかまえに行きました(笑)。
 満開の桜と雲の間から見える富士山、そして殉国の士の英霊に守られて、子どもたちが平和に楽しく遊んでいる姿には、なんともいえない感慨を催しますね。今がこういう時だからこそ、みんなで毎日の幸せをかみしめて生きて行きたいと思います。
 
 

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コメント

こんばんは。
ご無沙汰しておりました。

桜と五重塔、きれいですね!
昨年、フジフジ富士Qの次の日に行きましたが、あまりの景色に驚いたのと、こんな素敵な場所をもっている地元の方が異常に羨ましいと思ったのを思い出しました。
ボケーっと何時間でも過ごせそうな場所ですね。
志村くんがいなかったら、たぶん一生知らずにいた場所。そう想うだけでも、胸がグーッと締め付けられます。

投稿: かえで | 2011.04.22 23:03

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