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2011.03.21

本日のつぶやきより(2011.3.21)

↓富士山付近最近1週間の震源。火山性微動の赤丸が一つもない。
20110322_62356 日はTwitterの誕生日。初めてツイートされた日だとか。Twitter上の情報の受け売りですけど。
 Twitterを本格的に始めてみていろいろ思うことがあります。私はこちらに書いたように「まとめあがっていない思考の断片を披瀝する価値がいまいち分からない」人間ですので、ある程度以前昔から考えていたことを復習するためのメディアとして使っています。
 あとは即時性を要求されることですね。ブログだと、結局新聞と同じように前日のことを明朝に届けるという感じになっていますから。あとは仲間内のメールがわり。
 もちろん今回の大震災にあたり、Twitterが果たしている役割は非常に大きいと思います。一方でいわゆる風評の拡散にも大きく関与していると思います。
 たとえばリツイートという機構、これはツイッターの特徴の一つだと思いますけれど、これなど、まさに「そうそう!」という瞬間の気分によって実行されるものです。刹那の共感は、ある意味「鵜呑み」であり、「洗脳」の結果とも言えないこともありません。
 まあ人間にはいろいろな言語活動(すなわち思考)がありますから、私はメディアごとにそれをうまく使い分けていきたいと思っています。どのメディアでも私は私、かなり個性的な存在になるのではないでしょうか。
 さて、Twitterの特徴として、「流れていく」という仕組みがありますね。だから、どうでもいい気分も、案外重要な思考も、一緒にジャーと流れていってしまって、自分にとって残ってほしいテキストがいつのまにか彼方に見えなくなってしまうということがよくあります。
 今日は試しに「残しておきたい」テキストをここに保存しておこうと思います。ちょっと解説もつけて。ではまず最初。これは即時性が必要だと思ったのでつぶやきました。

 『富士山直下で地震があってから火山性微動は皆無になっている。マグマ溜まりの部屋が広がって地震前よりも安定した可能性すらある。噴火の危険性は地震前よりさらに低くなったと考えられる』

 昨日の記事の最後にも書きましたとおり、困った何人かの困ったヤカラが「明日中に東海地震が起きる」とか「富士山が噴火する」とか言って不安を煽っているので、書かせていただきました。ちなみに私はここその他のデータを日常的に読んでおります。
 関連して。

 『天災→不安を煽る→何も起きない→私が鎮めた→教組の誕生→新宗教の成立(現実逃避)…こういう時こそそういう誤りは避けなければならない』

 これはそのえせスピリチュアル&にせ宗教家たちの行動を憂えてのつぶやきです。オウムのことも念頭に入れつつ。本当に虫酸が走ります。私はそういう奴ら大嫌いです。自分はどうなんだよ!?というツッコミが入りそうですが(笑)。私の理想はこの世から宗教がなくなることです。
 昨日の神社の話も、「自分は死にませんように」というような現世利益や利己的な意味ではなくて、自然(神)の恩寵や脅威に日常的に思いを寄せましょうという意味です。それが日本の神道の基本です。自然に生かされていること、あるいは場合によっては殺されることもあることを直視して、自然と対話し、共に生きていこうということです。それはいわゆる「宗教」とは違います。
 続きまして、これも関連しているかなあ。

 『我が家では「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」以前に「…我慢が足らぬ」である。私たちの我慢が被災地の「充足」「満足」につながると信じる(直接的でなくとも)』

 「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」は太平洋戦争中の標語の一つですね。これももちろん今でも通用しますが、それ以前に現代の私たちは「知足」を忘れているので、ちょっと付け加えてみました。仏教、いや、これも宗教ではないから、釈迦の科学&哲学から言うとですね、「知足」「利他」「布施」こそ我々現代人に必要なものでしょう。皮肉なことですが、今回の震災を通じてそれを再認識させられている私たちです。
 続いて、これもある意味神道かな。

Photo 『全日本両国大会。大日本の二人、素晴らしい!号泣! 見事な神事』

 これはすごかった。本来大相撲春場所が行われているべき時期に、殿堂たる両国国技館で、真の「もののけ」「もののふ」どもがしっかり地鎮の神事を執り行ってくれました。特にこの大日本プロレスの二人、関本大介と岡林裕二!素晴らしすぎました。もともと大日本は好きですし、この二人は今どき珍しい問答無用の「モノ」どもでしたから期待はしていたんですけどね、ここまでやってくれるとは。感謝です。東北にもきっと「立ち上がる勇気」が伝わったことでしょう。
 最後に、夜放映されていた「スタジオジブリ物語」見ながらのつぶやき。

 『ジブリすなわち少女と老婆、すなわち「女」が巧妙に消されているのである』

 これは説明しません。ここにある種ネガティヴな宗教性を感じるのは私だけでしょうか。私だけか。


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コメント

>『ジブリすなわち少女と老婆、すなわち「女」が巧妙に消されているのである』

「女」を、どう定義しての感想なのかわかりかねますが、私などはむしろ、「男」や「父性」の方が希薄だと思いますけど?

投稿: LUKE | 2011.03.23 18:11

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