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2011.03.15

富士山直下でM6.4

 はり昨日のエアロゾルはこの地震の兆候だったのでしょうか。
 先ほど22時31分頃、我が家から南に10キロの地点、すなわち富士山頂から4キロほど南西に行ったところの直下を震源とするM6.4の地震が発生しました。山梨県鳴沢村字富士山にある我が家では体感震度5強〜6弱といったところでした。おひな様の菱餅が倒れるくらいで、特に被害等はありませんでした。
 皆さんには「当たったね!」と言われましたが、「今日明日、あるいは今年来年に中部や西日本で何かが起きるということではない」と書いてますから、思いっきりはずれてるとも言えますな(苦笑)。いや、なかなかハッキリ書けないんですよ。官房長官の発表と一緒です。
 さて、この地震、非常に珍しいタイプです。私も今まで本当にたくさんの地震を観察してきましたが、このタイプは初めてです。
 震源が富士山の直下深さ14キロだそうです。正確に言うと、山頂から南西に数キロの位置です。富士宮市北部直下。
 このあたりの大きな断層と言えば、そろそろ大地震を起こすだろうと言われている富士川河口断層帯(日本最大の活断層)があります。最初、揺れを感じた時、富士川かな!?と思ったのですが、どうも違うようです。
 富士山直下だからと言って、火山性かというと、これまた違うような気がします。揺れのタイプとしては断層タイプの揺れに近かったのではないでしょうか。
 富士山直下を震源とする地震は日常的に結構発生しています。ただし、ほとんど気づかない程度の小さな揺れです。火山性微動というやつです。富士山は若くて元気な活火山ですから、マグマの活動も案外活発なんですよね。こんな大きな火山なんですから当然です。
 少し大げさに言うと、富士山は4枚のプレートが東西南北から押し合いへし合いして出来た山です。そのくらいの力が働かなければ、こんなに立派な山はできません。常にストレスがかかっているとも言えます。
 11日の東北地方太平洋沖地震は、太平洋プレートと北米プレートのぶつかっている部分で発生しましたから、富士山にかかる東西南北の力のうち、東と北からの力の関係が変化したと言えます。
 ですから、昨日書いたように、東北関東の地震と東海地震、そして富士山の噴火の関係がないというのは、実にナンセンスな話なのです。地球上の地震や噴火は全て関係しているとも言えますから。
 今日の地震の震源の深さは14キロ。これは最近確認されたマグマ溜まりの深さと一致しています。先日の大地震が富士山のマグマになんらかの影響を与えたのかもしれません。あるいはそれを取り巻く地殻の方に今までと違う力がかかって破壊されたか。いずれにせよ、マグマの圧力というのも無関係ではないでしょう。
 かと言って、すぐに富士山が噴火するかというと、それはありません。100%とは言えませんが、とりあえず明日はありません。噴火にはもっといろいろな兆候が現れます。地震よりも予知がしやすい自然現象です。
 まだ詳しいデータが入手できてないので、現段階ではこのくらいしか書けません。ただ、気象庁が言うように、東北の地震や東海地震との関連性は薄いというのは納得できません。11日の大地震は日本列島全体に大きな影響を与えています。今まで均衡を保ってきた力関係が各所で崩れており、それが安定に向かって動くのは自然の理なのです。
 さて、実を言うと、今日の夕方、また変な雲を発見して写真を撮っていました。これは正直ビックリしました。富士吉田市の北麓運動公園のあたりを富士山に向かって移動中、目の前に突然「龍体」が立ち上がったのです。地元の方なら分かると思いますが、煙が立つような所ではありません。車を停めて写真を撮った時には少し形が崩れてしまったのですが、そのある種異様な感じはお分かりになると思います。
 これももしかすると今回の地震の兆候だったのかもしれませんね。富士山自体にも歪みが起きていて、さまざまな物質がしみ出てきているのかもしれません。

Gedc0304

Gedc0305

 昨日書いたように、これからも「自然との対話」をしっかりしながら、科学とは違う、本来全ての生命が持っていたであろう「何か(霊感とか言うとオカルトになってしまいますが)」によって、自然との協調を和合を図っていこうと思っています。また何か見つけた際にはここで紹介します。
 まだ余震の危険はあります。あるいは連動して近辺の断層が動くかもしれません。そしてもちろん富士山の動向にも注意です。
 参考までに史実を記しておきましょう。
 864年、富士山は青木ケ原樹海を形成する西麓からの大噴火を起こします。貞観の噴火です。そして5年後、869年貞観の三陸沖地震が起きます。この地震は今回の大地震と非常に似た地震でした。岩手県沖から茨城県沖にかけての連動地震で、津波による被害も甚大だったと言います。さらにその8年後、887年には仁和の南海地震が起きました。最近の研究では、この地震は東南海・東海地震と連動していたことが分かりました。こちらも西日本を中心に大変な被害を出したという記録が残っています。
 
PS 今回の地震、私の住む鳴沢村はなぜか震度2と発表されました。ぜったい地震計壊れてます。間違いなく5強でした。あるいは6としてもいいかも。ちゃんと直しておいて下さい!
 では、とりあえずおやすみなさい。

PS その後の余震の震源は我が家の直下となっています(笑…えない)。つまり断層というよりも、富士山のマグマ溜まり西辺での地震だと考えて良いと思います。

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コメント

庵主様はじめまして。
いつも読ませてもらってる者です。
自分も過去に3度、変な雲が出てるなぁ、地震雲かな?と見てたら
次の日、地震が来た事があったので、気になってました。
(・・・大事に至ってない事を祈ってます。)
しかし、Twitterでは多くの人がフジファブリックの志村君に
富士山と山梨を守って!とかいう呟きしてる上に
#shimura_tanondaハッシュタグまで出現してたんで
志村君は富士山の神様扱いなんだな・・・と妙に和んでしまいました。

投稿: らっび | 2011.03.16 01:34

私も鳴沢村震度2なんって合点がいきません!!
震度計壊れていますよ!!NHK、山日新聞訂正して頂きたいです。隣の勝山村5強なのに・・・?ありえません!

投稿: annamama | 2011.03.16 07:49

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