究極の非常用電源!?…HYミニウインド風力発電+ソーラーパワーバッテリーチャージャー
まだまだ地震は続きます。計画停電も続きます。こういうことがあって改めて日頃の準備が大切だと分かりますね。
つまり、今いろいろなモノを買い集めたりしている人は遅かったのです。そういう人はまたそのうち危機感が薄れることでしょう…なんて、かなり厳しい言い方ですけれど、まあ「忘れた頃にやってくる」というのはそういうことなんですね。
「忘れる」ということは「一度は意識していた」ということです。それを我々は忘れてしまう。時の流れとともに意識の形がはっきりしなくなってくる。そして、いつのまにかその残像すらなくなってしまう。
最近のワタクシ的流れで言えば、「コト」は時の流れとともに「モノ」に帰してしまうということです。そういう本質を知ってそれに対処しようというのがお釈迦様の教えでありました。
と言いつつ、私もここへ来て購入したものがあります。これは実用上も非常に有用でありますが、教育にも使える物だと思って手に入れました。たしかにこれは面白い。
この前、手回し式のLED懐中電灯おススメしましたよね。そのさらに強力なヴァージョンとも言えます。
まずこのアイテムの中にはリチウムイオンポリマー充電池が入っています。1200mAh。なかなか強力な電池ですね。それを充電する術が、なんと4種類もあるんです。
まず普通にACアダプターから。そして見てお分かりのとおり、風力発電。そして太陽光発電、そして人力手回し発電(ダイナモ)です。
面白いでしょう。そして充電された電池からiPhoneはじめ様々な機器に給電できます。私はこちらのUSB10LEDライトを接続して停電時の照明としても使っています。これが明るく長持ちでいいんですよ。完璧。ちなみに本体にも白色LEDが2個ついていますので、普通に懐中電灯としても使えます。
たぶんiPhoneもフル充電できるんじゃないでしょうかね。やったことないので分かりませんが、容量からして可能だと思います。
ちなみに付属のミニ太陽光発電パネルだとフル充電に11時間かかるとのこと。ちょっと大変ですね。もっと大変なのは手回しで、なんと8時間(笑)。さすがにこちら人間側が電池切れになるでしょう。
風力に至ってはフル充電は現実的に不可能だということです。でも息を強く吹きかけると発電していることを示すインジケーターが点灯するので面白い。子どもたちと顔を真っ赤にして発電ごっこをしています。
しかし、まあそれでいいんです。こうしていろいろな可能性を持った機器というのは、もうそれだけである種の安心を与えてくれますし、子どもたちに対する教育にも有用です。こうして電気を作ることができるというのを実感として知るのは、たとえば将来の代替エネルギーを考えるヒントにもなります。とりあえず原子力発電所はいらないんじゃないかという発想の基礎になりえますね。
けっこういいお値段ですが、そのコンセプトや製品の設計思想(たとえば太陽光発電パネルの外枠は紙製)、パッケージや説明書の質感など、なかなか「萌え」なセンスでして、私はこういうのにはお金を払ってもいいと思いますね。
ま、実用的にも1台あるとホント便利だと思いますからぜひ。
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