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2011.03.04

リスが来た! by ミー

 近しと言えども、ここ富士山はまだまだ冬景色。昨日は予想外にたくさんの雪が降りましたし、今朝はマイナス14度。日中の最高気温も1度。
 しかし、こんな寒さの中でも外の動物たちはみんな元気。と言いますか、ここ富士山に来て初めて知ったのですが、冬の動物たちは案外活発だということです。
 冬眠してしまうクマやヤマネなどは別として、 ニホンリスや多くの鳥たちはエサを探すのに一生懸命で、他の季節よりも元気なんですよね。
 今日もとっても元気なリスちゃんが、我が家の裏庭(正確に言うとお隣さんの庭ですが…笑)にやってきたそうで、カミさんがデジカメの動画でそれを撮影しました。カワイイ!
 で、ウチの中には自宅警備をしている黒猫が3匹いまして、そうした動物たち(警備員たちにとっては不審者?)にいろんな反応をするんですよね。
 特に下半身不随猫のミーは大興奮。自分にハンディーがあることなど忘れて部屋中駆けずり回ります。興奮しすぎて失禁してしまうこともしばしば(笑)。
 ま、猫にとっては狩猟本能ですからね、我慢しろというのも無理な話ですね。
 世の中、なんかいろいろ暗いニュースが多いじゃないですか。特に若者が病んでいる、疲れている感じがします。たしかに社会全体が厳しいムードではありますが、ある意味自然界は常にもっともっと厳しいし、今までも当たり前に厳しかったとも言えますよね。
 こうして一生懸命(本人はそう思っていないでしょうが)生きている富士山の動物たちを見ると、人間ももっと「自然に」頑張らなければなと思います。厳しさも「自然に」受け入れて、とにかく「生きる」。こういう時こそ、「自然=世界=他者(私の言う「モノ」ですね)に身をまかせて「自然体」で春が来るのを待つことが大切なのではないでしょうか。
 リスみたいに元気な人はちょこまか何かを探して動き回るのもよし。あるいは、今は「寝て待つ」でもいいじゃないですか。春は必ず来るのですから。

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コメント

先生こんにちは!
相当冷え込んだようですね!
最近 ほんとにほんとに ほんっと〜についていなくて どうしたら普通に過ごせるのさ〜!!
と模索中の私に今日も響く言葉をありがとうございます!
「寝て待つ」のもいいかな…。
春がやってくるのを信じて。

投稿: さお | 2011.03.05 13:27

こんにちは!
僕も鳴沢で、リス、見たことあります。
十数年前、冬では無かったですが、野球部の練習場へ行った帰りに、山道の方を通っているとき、車の中から見ました。

投稿: kobayashi | 2011.03.05 21:39

ミーちゃんは声もすごく可愛いですねやっぱり黒ネコちゃんっていいなぁ
富士山の厳しい寒さの中でも逞しく生きている“小さな命”達。いとおしいですね。元気を貰いました

春は『寝て待つ』か。いいですね
焦っても仕方ないですもんね。何だか肩の力がスッと抜けた感じです。

投稿: ちゃたこ | 2011.03.05 23:44

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