猫の日にちなんで
猫の日。毎年この日には、ウチの黒猫3匹の1年分のエサが届きます。これです。これで1年分。ま、時々ほかの物もつまみ食いしますが、基本このエサしか食べません。食卓の上の刺し身なんかを食べたがるのは、ノラ出身の末っ子ミーだけですね。古参の2匹は、ほとんど見向きもしません。
これで、約8250円。1年で8250円かあ。まあ、1日20円強というところですかね。私が1日1食しか食べないので、その分そっちに回ってると考えれば、まあ安いもんだ。
ところで、「猫の日」ですが、これって、このエサの会社も入っているであろう「ペットフード協会」が1987年に制定したものです。ニャンニャンニャンで2月22日と。
1987年と言えば、おニャン子クラブが解散した年ですね。たぶん、そんな社会現象もあって、猫と言えば「ニャン」だったのではないかと思われます。
日本語史的に言いますと、「ニャンコ」に「お」という接頭辞をつけたのは、たぶん「おニャン子」が初めてではないかと思われます。違うかな?もっと前からあったような気もするような…。
いずれにせよ、当時「おニャン子」は、「目立ちたがりの女子高生」という意味で使われ始め、そのうち、一つのブランドのようになり、社会現象となり、また現在のAKBなどにつながる、「素人コンテンツ」の先駆けとなったのでありました。
文化史的に考えますと、おニャン子の語源であろう「ねこ」は、長いこと芸妓や娼婦のことを差していましたから、ちょっとそういった若い女性の色気のようなものを、秋元康がうまいこと現代化したとも言えますね。
「ニャンコ」という言葉自体は、たとえば1968年の「いなかっぺ大将」の「ニャンコ先生」を例に出すまでもなく、古くから使われていたと思われます。
「にゃん」は、古くは17世紀江戸の書物にも見えますので、猫の鳴き声として、「にゃあ」とともにかなり昔から一般的だったのではないでしょうか。
今でも「ネコババ(猫糞)」という言葉がありますが、江戸時代には「にゃんがばば」とか「にゃあがばば」とも言われていましたので、つまり、「ねこ」=「にゃん」「にゃあ」だったのでしょうね。
そこに今でも東北弁などに残る、親愛を表す接尾辞「こ(子)」がついて「にゃんこ」と言われてきたのでしょう。
もしかすると、「御ねこ様」と同様に、「おにゃんこさま」、あるいは「おにゃんこ」のような言い方が、もう江戸時代にはあったかもしれませんね。
「ねこ」という言葉自体の語源も、おそらくは鳴き声の擬音「ね」+愛称の「こ」だと考えられます。源氏物語の若菜の巻に、「いといたくながめて、端近く寄り臥したまへるに、来てねうねうといとらうたげになけば、かき撫でて、うたてもすすむかな、とほほ笑まる」とあります。「ねうねう」の当時の発音は明らかではありませんが、「にゃう」に近いのではないかと思われます。
ですから、「にゃんこ」という言葉は、基本「ねこ」のなまった形、いや、本来の形に非常に近いということになりますね。
先ほど書いたように、「ねこ」には、色っぽい女性を表すような用法もありました。「寝子」というイメージと、猫自体が持つ、甘え上手だったり、またちょっと悪女っぽい様子、そしてしなやかな姿態が、そういう連想をさせたのでありましょう。
ウチの3匹の黒猫。上の2匹(弥右衛門と新之介)は元男性(去勢済み)ですので、まあニューハーフというかオカマというか、そっち系ですね。新参者のミーは女性ではありますが、脊椎損傷のため下半身不随で、いつまでたっても大きくならず、今もやんちゃ盛り。まあ、「おニャン子」みたいなものですかね。なぜか、私はそのおニャン子に嫌われております。父親に対する反抗期なんでしょうかね(笑)。
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コメント
じゃあうちの子は猫の日に
産まれたから良く
引っ掻くんですかね?笑
しかもH22年2月22日生まれだから
ニャンニャンニャンニャン‥
鳴きすぎみたいな?笑
ちなみにもう一歳になりました♪
投稿: りこ@mama | 2011.02.23 22:54