Yahoo!とGoogleの提携
今日の話は、皆さんにはどうでもいい話かもしれません。しかし、ある意味大変な事態であるとも言えるので記しておきます。
12月に入ってから、このブログ「不二草紙 本日のおススメ」へのアクセス数がずいぶんと増えました。平均2000ページビューくらいあります。
6年半ほど前に地味に始めたこのブログ、最初の日のアクセスは12でした。そのうち自分が10(笑)。その後、まあ私にしては珍しく一日も休まず書き続けて、100/日を越え、200/日を越え、ある時期500/日くらいで安定したと思ったら、2年前の3月にGoogle様に嫌われて300/日に落ち、その後謹慎期間が終わって復帰(その時の記事はこちら)、そして昨年末から1000/日を越えるようになり、そしてこの12月からは2000/日になりました。
このような変遷はですね、つまり私の記事の魅力が増したとか、ファンが増えたとかいうことよりも、検索エンジンがどのようにこのブログを評価してくれたかによるものなんですよね。もちろん、検索でたまたま訪れた一見さんが常連さんになってくれた例もたくさんあります…というか、常連さんのほとんどはそうでしょう。ありがとうございます。
実態からしますと、日々の常連様は約4分の1、検索から来る一見さんは約4分の3です。これは皆さんからすると意外かもしれませんね。このブログは検索のおかげでアクセス数を伸ばしているのです。
で、なぜここへ来てまた急にアクセス数が増えたのでしょうか。それは…「Yahoo!JapanがGoogleの検索エンジンを再採用」という事件が原因なのです。
ちょっと見て下さい。まず、ここ1年間、Googleの検索で我が家にやってきた人の数の変遷です。ご覧のように昨年末の特定の日を除いては比較的安定していますね。
続いてYahoo!からのアクセスの変遷です。やはりここ1年。
ほら、これはすごいでしょう。11月からうなぎ上りです。これがページビュー数2000/日に達した原因です。繰り返しますが、定期的な読者、ファンが増えたからではありません。
ではなぜ、Yahoo!とGoogleが提携するとこういうことになるのか。
これは単純に、私のブログが、以前のYahoo!の検索基準からしますと、あまり高い評価を得ていなかったということです。というか、なんだかとんでもない検索結果になっていたんですよね。ある単語で検索すると、その単語をテーマにした記事ではなく、その前後の記事が表示されたりして、検索順位以前の問題だったのです。
単にアクセスしてもらいたいという、ある側面の「私」としては、Yahoo!は正直困り者、できないパートナーでした。その点Googleは、私を過大評価してくれるという意味では、なんとなくありがたいパートナーでありました。こんな雑多でいい加減な内容の個人ブログをずいぶんと高い位置に表示してくれるのは、正直こそばゆいですし、なんか世界的大企業に対して詐欺行為をしているようで、むやみに後ろめたいくらいですね。
で、ある日突然、できないパートナーができるヤツに変ったわけですから、これはそんな「私」にとっては大事件です。いきなりできる部下が二人になったような(なんてずいぶんと上から目線ですな…笑)。
しかしまた、別の「私」は、この事態を憂慮してもいます。今までもたくさんこのブログで書いてきたように、私はGoogleのやろうとしてる「世界のインデックス化」「情報による世界制覇(征服)」には、生理的に嫌悪感を覚えます。
もちろん、武器や食糧や地下資源など(つまりモノ)による制覇や征服の歴史にもうんざりしてきましたが、だからと言って情報(つまりコト)によるそうした発想が正しいとも思えません。
たしかに私は今、Googleのインデックス化(コト化)のおかげで、大変多くのご縁をいただき、人生を大いに楽しませていただいています。しかし、一方で、「言葉」「言語」「文字」という、ある種古典的なメディア…それは「ウソの道具」とも言えます…が、個人の意志を超えて互いに影響し合うことの危険性も感じずにはいられません。
中国がGoogleを排除するのは、おそらくそういう発想からでしょう。モノ世界だけでなく、コト世界においても反米の意思を表しているのだと感じます。
インデックス化が、我々の同意なしに行われ、そして近い将来、クラウド・コンピューティングが当たり前になり、「Google(アメリカ?)による平和的世界統治」が完成するのでしょう。
YouTubeやGoogle Earth、そしてストリートビューなども、ほとんど市民の同意なしに開始され、発展し、ほんの一時期問題視され、しかし勢いで常識化してしまいました。
Googleの新しい戦略は、とにかく国境を越えることで成り立ちます。なぜなら、それぞれの国では現にいろいろな法がありますし、すぐに法を作ることも可能ですけれども、世界には共通した法が存在しないし、今後も現実的にできないからです。
彼ら、そこは非常にうまいし、ずるいし、賢い。少し恐ろしくも感じますね。私たちも知らぬ間に彼らに洗脳され、毒され、支配されているような気がします。
しかしもうこの流れは止められないでしょう。私たちができることは、そうした見えない世界の変化に敏感になり、それをイメージし、自らの中と外にはしっかり防御壁を作っておくことでしょう。
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