中矢伸一さん&佐々木重人さん講演会
午後から東京で講演会&忘年会に参加。
日月神示の研究で有名な中矢さんとは初めてお会いしました。佐々木さんは二度目。お二人ともに、今や船井幸雄さんの盟友、同志であり、そのことが象徴するように、日本の未来にとって非常に重要な存在である方です。
いずれも大変興味深いそして刺激的な内容でありました。基本オフレコの内容なので、ここでは紹介できませんが、それぞれの御著書を読んでいただければ、概要はつかめると思います。
お二人とも博覧強記といいますか、まずは勉強熱心であり、またご自身の意見というものをしっかりお持ちで、私のような全て付け焼き刃でその場しのぎの人間とは大違い。私は7月にこの会で講演をさせていただきました(内容はこちら)けれども、今となっては恥ずかしいかぎりであります。同列に並んでいいのかな(苦笑)。
中矢さん、非常に柔和で、そして冷静で客観的、決して原理主義に陥らない真の自由を手に入れられておられる方でした。それがとても印象的。高い志を持った方というのは、皆スケールが大きいが、しかしある意味では繊細なんですよね。そして、謙虚。知らないことは知らない、分からないことは分からないとしっかり言える。
今日も御一緒した出口汪さん考案の論理エンジンを、毎朝生徒たちと勉強しているのですが、今朝その中でちょうど生徒たちに「無知の知」の話をしたんですよ。「知ったかぶり」が一番ダメというようなことを言いましたっけ。それってモロに自分自身のことですよねえ(笑)。恥ずかしい。
忘年会では佐々木さんのお隣に座って、いろいろお話を聞かせていただきました。彼もとにかく巨視眼と微視眼の両方を持っている人物です。そして、世の中に流されない、情報に惑わされない、自分で考える、自分で体験するということをモットーとしておられます。すごいですね。
逆に私たち凡人は、世の中の本質を見ず、またある種意図的に発信し続けられている情報に振り回され、洗脳される結果、自分で考えたり、自分で確かめたりすることを怠け、あるいは放棄し、いや最初からそんな気もなく毎日を過ごしています。これは大変危険なことですね。いわば「智慧」のない状態なのでしょう。
彼は秋田出身ということもあり、農業をベースにした理想的な経済の形を模索しています。また、貨幣(お金)に対する考え方は、私が興味を持っている仏教経済学にも通ずる部分があり、そういう意味でも共感する部分が多いと感じました。
今日はそのほかにもいろいろお世話になった方と再会できたりもしまして、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。自分の天命を再確認し、日々の仕事を通じて、理想世界の建設を目指して頑張っていきたいと思います。
こうして実際に大志を抱いて行動している立派な方々と、不思議なご縁をいただいているという事実に感謝し、少しでも世界に恩を返すことができればいいですね。来年はより利他的に行動していきたいですね。自分のやりたいことばかりではなく、やるべきことを優先的に…なんて、まるで子どもの目標みたい(笑)。
Amazon
日本建国の暗号
金融崩壊後の世界 資本主義というマトリックスからの脱却
楽天ブックス
【送料無料】日本建国の暗号
【送料無料】金融崩壊後の世界
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- 【厳秘】大戦終末に関する帝国政府声明の骨子(その3)(2024.08.15)
- 【厳秘】大戦終末に関する帝国政府声明の骨子(その2)(2024.08.14)
- 【厳秘】大戦終末に関する帝国政府声明の骨子(その1)(2024.08.13)
- 模擬原爆パンプキン(2024.08.09)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 南部と津軽と甲州と…(2024.07.31)
- 死なない力(2024.07.18)
- 『今永昇太のピッチングバイブル』 (ベースボール・マガジン社)(2024.07.17)
- ハイデガーVS道元…哲学と仏教の交差するところに、はじめて立ち現れてきた「真理」とは?(2024.06.03)
- 日本語はどこから来た?(2024.06.01)
「文化・芸術」カテゴリの記事
- いかりや長介と立川談志の対話(2024.08.19)
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- 全日本プロレス祭 アリーナ立川立飛大会(2024.08.17)
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- ラモー 『優雅なインドの国々より未開人の踊り』(2024.08.12)
「歴史・宗教」カテゴリの記事
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- 【厳秘】大戦終末に関する帝国政府声明の骨子(その3)(2024.08.15)
- 【厳秘】大戦終末に関する帝国政府声明の骨子(その2)(2024.08.14)
- 【厳秘】大戦終末に関する帝国政府声明の骨子(その1)(2024.08.13)
コメント
久しぶりにコメントさせていただきます。
僕も自分にとっては必要な縁(人や出来事)によって日月神示に惹かれました。
本当に高い志を持った人は柔らかく、優しい。でも芯はもの凄く強い印象を受けますね(僕には庵主さんにも高い志があるように思えますよ)。
中矢さんや船井さんのような偉業をなすことは出来ませんが、僕も最終的に目指す方向は同じであるようありたいです。
投稿: ニキータ | 2010.12.16 15:25
ニキータさん、おひさしぶりです。
そうですか、日月神示とご縁がありましたか。
私は今までどちらかというと避けてきたんです。
避けるというか、まだ機が熟してないなと。
しかし、さすがに最近もう逃げようがなくなってきました。
今までやってきたことが全部つながる感覚があります。
ぜひ、お互い高い志をもって、世の中をよくしていきましょう!
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.12.17 18:50