天皇誕生日はたいがい忙しい
昨年ほどではないせよ、今年もまた天皇誕生日は大忙しでした。
あんまり忙しかったし、今も忙しいので、時系列的、日記的に記すだけにいたします。
午前中は家の仕事などをこなしまして、お昼過ぎに富士急ハイランドから高速バスに乗って東京へ。写真はフジフジ富士Qが開催されたコニファーの方向に富士山とお日様を臨んだ図です。
フジフジ富士Qからもう5ヶ月。そして、明日であの日から1年です。時が経つのは早いものです。
この時間帯の高速バスはガラガラ。高速道路もガラガラ。新宿まで90分。あっという間です。この近さが富士北麓のいいところですね。
バスの中では BUMP OF CHICKEN のニューアルバムを聴きながら1冊本を読みました。両方とも近いうちにレビューします。
さて新宿に着いた私は、いつものコース、新宿御苑沿いの道を千駄ケ谷方面に向かいます。明治通りから一本入るとなかなかいい風情なんですよね。
向かうは東京体育館。昨年同様、我が高校の女子バスケットボール部が県優勝しまして、ウィンターカップに出場するんです。なんと10年連続出場なんです。特に今年のチームは強い。歴代の中でも屈指の実力を誇ります。今日は1回戦。
会場に着きますと、我が中学生のバスケ部のみんなや、懐かしい卒業生の姿もあり、ワイワイ楽しいムード。
試合結果は101対65で勝利!明日の2回戦は優勝候補との夢の対戦です。楽しみですね。
まあ、いつも思うことですけれど、生徒が選手に変わると、本当に別人のように見えるんですよね。特に高校3年生のバスケ部員には、小論文の指導などをよくしてあげていましたから、制服姿の明るくてニコニコした姿、あるいは苦手なことで難渋している姿を見ていました。それがああいう全国レベルの大会のコートの上では、全く別人のように生き生き、そして立派に見えます。尊敬しちゃいますね。かっこいいし。女性はカワイイ瞬間とカッコいい瞬間の両方があると俄然魅力的に見えますよ(笑)。
さて、試合の応援を終えた私は、その足で渋谷へ。今日は初めて歌会に参加したんです。
ひょんなことから若手超個性派歌人である笹公人さんに誘われて始めた短歌。いつもはメールで投稿、投票し、批評してもらっています。でも、今日はリアル歌会。いつもはネット上で文字での交流をしている方々が集まりました。
うむむ、歌会面白い!私の歌ももちろん俎上に上がりますし、私も皆さんの歌の批評などをします。こりゃあ、楽しいですねえ。ネット上でのやりとりより、数百倍面白い。
なんというか、ジャズのセッションみたいな感じですね。適度な緊張感やユーモア、絶妙な駆け引きなど、ライヴな音楽に通じるものがありました。あるいは茶会のような。いやいや、プロレスのような…。
そして、集まった歌人たちの多彩で多才なことと言ったら…。会長の出口光さんや、師範の笹さんを筆頭に、まあよくこれだけ個性的な面々が集まったなあと。
今日は歌会のあと、忘年会が催されました。そこでもまあレアでコアでディープな会話が飛び交っておりました。す、すごい。そして楽しい!いいもんですなあ、歌を通じて、こうして全く出会う可能性のなかった者どうしが会して意気投合するというのは。まさに芸は身を助くですなあ。
つくづくお誘いいただいてよかったと思います。ありがとうございました。人生またまた変わっちゃいましたよ(笑)。
私はなにしろ遠いところから来ておりますので、終電というものがあります。ちょっと早めに引き上げさせていただき、そしていざ渋谷駅に行こうとしたら、あらら、こういう時に限ってGoogleマップが「コンパスが干渉しています」状態に!ピンチ!やっぱりちゃんと自分の目と頭と第六感を働かせて道を記憶しなちゃいけませんね。気がついたらなぜか東京タワーに向かって全力疾走していました(笑)。
途中タクシーを拾い、時速100キロで夜の東京を疾走してもらい、なんとか新宿発大月行きの終電に乗ることができました。危ない危ない…。
大月駅にはカミさんが迎えに来てくれていました。もう日付はとっく変わっています。つまり12月24日。午前2時近く、車は志村正彦くんの眠るお墓のすぐそばを通過したのでした…。
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コメント
先生こんばんは。
1年経ちましたね。
これまで落ち込んだこともあったりして、浮き沈みしていましたが、これからもたくさんフジファブリック聴いて歌おう!!!とやっと前向きになれました。
富士吉田は沢山の方が行かれたようですね。
中央道通ると、こんなに道すれすれにお寺が!!!と。
10年ぐらい前まで、主人がトラッカーだったのでたまに乗っけてもらっては、志村家の菩提寺の脇を知らずによく通過していました。
10年後、大好きなアーティストがそこに若くして眠ることになろうとは、なんちゃって富士吉田市民のようにその街に通うようになろうとは全く考えもしませんでした。
今夜の富士山も先生がUPしてくださった写真のように雲が薄く山すそを乗り越えるように覆っています。
月明かりでとても幻想的。そして寒い!
今年もあと少し、風邪など召されませんように。
投稿: さお | 2010.12.25 01:26
こんばんは
私の勝手なイメージでは先生はいつも
お忙しい感じがします。お身体ご自愛ください。
志村さんも心配しちゃいますよ(笑)
そういえば 今日 会社で取引先から頂くカレンダーの中に
富士山を写したものがあったのですが
正直 あまり 素敵ではなかったです(笑)
こちらで見せて頂く富士山の方がダントツに良いです。
また来年も生で見る機会を見つけて
富士吉田行きますね。
投稿: さつき | 2010.12.25 04:09
さおさん、さつきさん、コメントありがとうございます。
昨年の天皇誕生日には、こんなことになるとは夢にも思いませんでしたね…。
しかし、こうして皆さんとご縁ができたのも、全てはあの日があったからです。
そう考えるとなんとも複雜な気持ちですが、まずは彼に感謝しなくてはなりませんね。
また、ぜひ生富士吉田の富士を見に来てください。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.12.28 14:24