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2010.11.01

外川真里亜&大曲翔リサイタル

Gedc1334 学・高校の芸術鑑賞。地元出身のピアニスト外川真里亜さんと、彼女の友人でもあるニューヨークのヴァイオリニスト大曲翔さんのコンサートが行われました。
 私、オープニングで全校生徒に「クラシックと聞いて、え〜?と思った人、終わった時には絶対に予想以上に感動した、ということになるよ」と言いました。結果としてその通りになったようです。めでたし、めでたし。
 もちろん、若手音楽家二人の演奏というかパフォーマンスが良かったからですね。テクニックはもちろん二人のアンサンブルも素晴らしかった。また、オーディエンス(生徒)とのコミュニケーションもですね。
 ただテクニックだけの音楽家が増殖する中、本来の「音楽」をしっかり表現できる優れた演奏家たちだと思いました。
 プログラムも良かった。やはり生徒たちは若いですから、どうしても「スポーツ」的な音楽を好みますよね。そのあたりをよく理解していて、後半はとにかくヴァイオリンの超絶技巧、早弾きでどんどん引き込んでいましたね。正解だと思います。
 外川さんももちろんソロでどんどん聴かせられる演奏家ですけれども、実に見事に伴奏をこなしていたのでビックリ。私、個人的に伴奏がしっかりできるピアニストが好きですので、非常に満足いたしました。
 それにしても、モダン・ヴァイオリンのテクニックってすごいですねえ。私、モダンは弾けない、弾いたことがないという、ワケわからん人種(たぶん世界でもそんなにいないでしょう…笑)なので、久々にそういう超絶技巧を生で聴いて、本当に驚きました。子どもたちとおんなじレベルでの感動。
 同じヴァイオリンとは思えませんねえ。というか、ほんの百数十年の間に、ヴァイオリンのテクニックというのは、ものすごく発達したわけですね。開発合戦とでも言うべき状況だったのでは。もちろんそれに伴う楽器の変化(進化と言えるかは微妙ですが)もありました。
 悪く言えばスポーツ的、サーカス的、大道芸人的になった。しかしそれも考えようによっては、ヴァイオリンというもともと民俗的な、ある意味では野蛮な楽器の、本質的なところが復活したとも言えましょうか。
 今日のプログラムでも、どんどんハンガリー化、ジプシー化していったのが聴いてとれました。面白いですね。そう考えると、私がやっているバロック・ヴァイオリンこそが、この楽器にとって異常な状況であるのかもしれません。
X2_33cc4f8_2 さて、芸術鑑賞が大盛況に終わりまして、放課後、彼女ら二人が中学の方に遊びに来てくれました。
 そして、我が弦楽合奏部と夢の共演、競演(?)が実現。カノンをみんなで演奏。いつもと全然違う響きに生徒たちもビックリ。いやあ、いい経験になりましたね。
 大曲さん、とってもフランクな方で、子どもたちと積極的に交流しようとしておられました。素晴らしいですね。音楽だけでなく、量子力学や語学にも詳しいという彼の言葉に、生徒たちも良い刺激を受けたのではないでしょうか。
 彼らが今のような謙虚さと勤勉さとチャレンジ精神を持ち続ければ、必ずや世界が認める一流の音楽家になれることでしょう。これをご縁として、私も彼らを応援していこうと思います。
 ちなみに、生徒たちが一番興味を持っていたのは、やっぱりヴァイオリンのお値段のことでした(笑)。彼が師匠から借りているという名器1挺で私たちの駄器が何挺買えるか、という数学の問題の答えは…500でした!全校生徒分買えるじゃん!ww


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コメント

ど~も~! 中二病患者のRADファンです。
いやぁ~、とても良かったです。まだ、弦楽を始めてまだ三ヶ月ぐらいですが、あの迫力は感動を覚えました。
弦楽をやっていて、とても良かったと思いました。
ぼくもあそこまで上手くチェロを弾いてみたいです。
頑張ります!!!

投稿: 中二病の昌平 | 2010.11.02 18:08

やあ、昌平くん。
感動したでしょ?
努力(練習)なくして上達なしだよ。
まじで部長として頑張ってくれ。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.11.06 12:25

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