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2010.11.27

タフマンK(バッテリー回復剤)

Into_toughmank1 養強壮栄養ドリンクではありません。いや、ある意味そうかも。
 昨日に続いて、知られざるカー用品。ウチでは重宝していますよ。
 自動車の心臓と言えばエンジンという感じがしますが、実はいろんな意味で中心にあるのはバッテリーなんですよね。
 その自動車用バッテリー、一般的には鉛蓄電池が使われていますね。これって、本当に昔から変りません。いくら自動車自体がハイテク化しても、その隠れた心臓部はほとんど進化していないと言ってもいいかもしれません。
 自動車の性能をしっかり発揮し、そして毎日安心して運転するには、このバッテリーを2,3年に一度は交換しなければならないと言われています。特に、最近の車は電装品も多くなりましたし、バッテリーを酷使していますからね。
 そして、これがまた案外高い買い物なのです。最安でも1万5千円くらい出さねばなりません。そこで、私は昨日も紹介した韓国製のバッテリーを買っています。日本製の半額以下です。
 しかし、考えてみればですね、新車の時に付いてきたバッテリーを、その車を買い替える時まで使い続けたいじゃないですか。できることなら。それが可能にするのが、このタフマンKなのです。こいつはすごいヤツです。
 お値段から先に言っておきましょうか。100ml、つまり普通車で3回分以上入っていて4725円です。これだけで、おそらく10年は新品同様に使えるでしょう。そういうシロモノなのです。
 こういうのって胡散臭いですよね。私も基本そういうのを信じません。よくカーショップで売っているのもだいたいが誇大広告品です。気持ちの上だけでなんとなくパワーアップしたような気がする、そういうモノたくさん売ってますよね。
 これもそうかもしれないのです。だって、まだこれを使って1年くらいしか経っていないので。10年後のことは分かりません。
 名前とか肩書きとかで物事を判断してはいけないし、そうしたくないタチなんですけど、こればっかりは先のことが分からないので信じるしかありません。次の面々をご覧下さい。タフマンKの開発者の方々です。

ITE国際技術交流協会 ITE電池研究所(米国非営利法人)
■小沢 昭弥
 (ITE理事長 前東北大学教授)
■J.C.Nardi
 (ITE会長 電池研究所理事)
■南 繁行
 (大阪市立大学教授)
■池田 章一郎
 (名古屋工業大学教授)
■山下 正通
 (同志社大学名誉教授)
■鈴木 喜隆
 (前広島大学教授)
■佐藤 厚
 (中部大学教授)
■水本 巌
 (富山高専助教授)
■菅原 陸朗
 (山形大学教授)
■仁科 辰夫
 (山形大学助教授)
■立花 和宏
 (山形大学助教授)
■楊立
 (上海交通大学教授)
■R.J.BRODD
 (IBA会長 アドバイザー)

 充電池問題についていろいろ関心があり、このブログでもいろいろ苦言を呈しているワタクシはですね、前々からこの小沢さんらの研究には注目しておりました。
 自動車用の鉛蓄電池だけでも、いったい世界中で毎年いったいどれくらいの数が廃棄されているのか。ちょっと考えるだけでも恐ろしくなります。それを画期的、劇的に減らそうというのが、彼らの研究の端緒となっています。
 鉛蓄電池の性能低下の主原因は「サルフェーション」です。化学反応の最中発生してしまう結晶性硫酸塩が電極に付着し、反応を妨げてしまうわけですね。
 このサルフェーションを防ぐだけでなく、すでに付着した結晶性硫酸塩を再び分解してしまうというタフマンK。つまり、新品のバッテリーの劣化を防ぐだけでなく、使用中のバッテリーを新品同様の性能にまで復活させてしまうという、画期的な製品なのです。
 ですから、「バッテリー添加剤」ではなく「バッテリー回復剤」だということです。
 ちなみにこの回復剤(添加剤)に関する研究論文で、小沢さんは最優秀電気自動車論文賞を受賞しています。
 このような製品が一般化することは、消費者や地球環境にとっては、非常に喜ばしいことですが、バッテリーメーカーからするととんでもない敵ということにもなりそうですよね。
 しかし、もうこういう時代ですから、できることなら、メーカー自身が積極的にこういう技術を導入してもらいたいものです。なかなかそうは行かないと思いますが。どの業界にもあるんですよねえ、こういう面倒なことがねえ。
 というわけで、とりあえず今、私の車の韓国製バッテリーに注入済みです。それから、もうすぐ新しい自動車が来ますので、その新品バッテリーにも注入して、それぞれ交換ゼロを目指してみたいと思います。業務用もあります。運送会社さんなど、たくさん車を抱えている会社にとっては、これは大変な節約になりますね。
 詳しくはこちらのページをご覧ください。小沢さんのインタビューなどもなかなか興味深い。
 私は完全なるシロウトですから(国語のセンセイですし)、まあ専門家からすると噴飯ものかもしれませんが、いちおうこんなアイデアを持っています。電池とキャパシタのハイブリッドですね。ぜひ小沢さんらによって、夢を実現してもらいたいなあ。
 それにしても、このネーミング(ほかの製品も)、なんともいい味出してますね。よくヤクルトからクレームが来なかったなあ。いや、知らないのかな、先方も(笑)。
 

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コメント

さて。
バッテリー作ってる会社(私には全く関係無い分野ですが…)の人間に話を振られている気がする…のは気のせいですかね?(笑)

最近はアンチモン型(鉛電極)のバッテリーが無くなってきています。代わりにカルシウムバッテリー(カルシウム合金を電極に使う)が主流になりつつあります。
こいつはサルフェーションてなものが起き難い(反応し難い)ものですので、普通に使ってる分にはメンテナンスフリーで行けちゃいます。密閉式になってるのは液の蒸発を防ぐためです。
こいつの場合、比較的熱に弱いので(クラックが入って電極として使えなくなってしまう)どうしても車のバッテリーでは使いにくかったのですが、まぁ最近は色々な技術が開発されて、バッテリーとしても使えるようになったと。

そもそも、アンチモン型でも液量が減ってしまうのは熱に因るものが多いので、劣化するには変わりないんですが。(そういったわけで蒸留水等を足す必要があったわけです。)

という訳で是非一度お試し下さいませ。。。
(タフマンKが無駄になっちまいますが…)

投稿: たこたよ | 2010.11.29 11:43

たこたよさん、そうです。そのとおりです。
ひそかに振ってました(笑)。
昨日日産とベンツのトップが出てるテレビを見ましたが、
これから自動車業界はバッテリー戦争に入りそうですね。
メインテナンスフリーのバッテリーももっと安くなればなあ…。
次はぜひ○ッシュのバッテリーを購入したいと思います(笑)。
このタフマン、とりあえず効果を試してみますわ。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.11.30 19:43

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