« 『デジカメに1000万画素はいらない』 たくき よしみつ (講談社現代新書) | トップページ | 愛妻からみた素顔の三沢光晴―LAST BUMP』 丸井乙生 (ベースボールマガジン社) »

2010.10.19

足和田山登山(下見)

↓click!
20101020_93206 元の村にある超有名な山なのに、実は一度も登ったことがなかった「足和田山」に登りました。
 来月はじめに我が中学で紅葉の富士山と湖を眺めながらの遠足というか、ちょっとしたハイキングを計画していまして、その下見ということでワタクシが行ってまいりました。私が歩ければ若者は大丈夫だろうということです。
 当初の計画では、プチ富士登山だったのですが、今年はなにしろクマが多く出没しておりまして、もしものことを考えて、より安全なコースに変更しました。
 画像をクリックしていただけると、私が歩いた道筋をご理解いただけると思います。富士山の北側、富士吉田市と富士河口湖町の境界あたりにあるビジターセンターから、我が鳴沢村まで平坦な道を歩き、そこから一気に山登りです。
 この足和田山(五湖台)→三湖台→紅葉台のハイキングコースは、東京から大阪まで続くいわゆる東海自然歩道の中で一番最初に整備された区間となります。つまりそれだけ風光明媚で、さらに歩きやすいということですね。
 地元の保育所や幼稚園、小学校などでは、必ずこのコースを歩きます。ウチの娘たちももちろん歩いています。
 なのにもうほとんどここの原住民化しているワタクシは一度も歩いたことがなかったのであります。ちょっと恥ずかしい事態ですね。ま、地元でも富士山に登ったことがない人もたくさんいますけど。東京の人が東京タワーに上らないのといっしょでしょう。あまりに生活に根差してそこにいつもあるものですから。自分の家の屋根にだってそうそう登るもんじゃありませんよね。
 というわけで、のべ5時間の旅でした。鳴沢村大田和から足和田山山頂(五湖台)へは急坂を一気に登る形になるので、けっこう大変でしたけれど、森林浴&キノコ狩りしながらの久々の登山…いや、歩くのさえ久しぶりのような気がする…は、とっても楽しく充実感にあふれるものでした。
 帰ってからのメシと酒のうまいこと(笑)。やっぱり体を動かして自然と交流すると、命がよみがえりますね。心も体もリフレッシュ。オタク的な生活ばかりだと心も体も病んじゃいますよねえ。
 今日はあえて写真も載せませんし、詳細も書きません。本番の日、たぶんすさまじい紅葉の中を歩くので、その時写真入りで紹介します。お楽しみに。
 さて、山を下りまして、紅葉台の入り口からは車でビジターセンターまで帰ってきたのですが、ほんの10分でした。いつもの見慣れた光景。何も心に残るものはありません。私たちは日々こうして希薄な時間を過ごしているんだなと実感しました。
 行きの5時間は瞬間瞬間が発見の連続。ある意味あっという間でした。たまにはこうして日常とは違う時間を過ごすのもいいものですね。まずは歩くことか…。こんなに素晴らしい所に住んでるのに、移動はほとんど車。つまり、外に出てないっていうことですよね。歩くことが非日常なんていう生活、ちょっと、いや、かなり問題ですな(苦笑)。
Gedc0241 最後にやっぱり1枚だけ写真を。おととい紹介したデジカメで撮ったものです。
 これなんだか分かりますか?私は単なるぬかるみだと思ったのですが、同行したガイドさんの話によりますと、これはイノシシの泥浴び場なんだそうです。たしかにイノシシのひづめの跡がありました。いわゆる「ぬた(ぬたば)」というやつですね。
 猪はこうして泥を体に塗ることによって、ダニなどの害虫や寄生虫を駆除します。ちなみにベタベタ塗るという意味の「ぬたくる」や、体をくねらせて苦しみもがく様を表す「のたうつ」「のたうちまわる」の語源は、この「沼田」です。
 おっともう一つ書き忘れたことが。宗教・歴史における足和田山の価値。
 この足和田山、古くは「愛鷹山(足高山)」「足柄山」と並んで、「富士の三脚」と言われていました。そして、『富士山の祭神論』にも書かれているとおり、かぐや姫伝説においても重要な位置を占めているのでした。現在地元では単なる「裏山」という意識しかありませんけれど、実は神聖な山なんですよね。
 あるいは甲斐源氏が歴史の表舞台に登場するきっかけとなった有名な合戦「波志田山の合戦」の「波志田山」が「足和田山」であるとの説もあり、歴史上案外に重要な山なんですよね。
 山頂近くに奉納されている「榛名山の宝剣」や中腹にある「ハルナの池」など、信仰的にも興味深いものがあります。いずれしっかり調べてみようと思います。

|

« 『デジカメに1000万画素はいらない』 たくき よしみつ (講談社現代新書) | トップページ | 愛妻からみた素顔の三沢光晴―LAST BUMP』 丸井乙生 (ベースボールマガジン社) »

旅行・地域」カテゴリの記事

歴史・宗教」カテゴリの記事

自然・科学」カテゴリの記事

コメント

先生こんばんは(゚▽゚)/
富士山の麓に生まれ 麓に育ち 同じ町内に嫁ぐという 生まれてこのかた 同じ富士山しか見てないワタシ。…宝永山までしか登ったことがありません!
キャー恥ずかしい(〃д〃)
大月線をウキウキ富士吉田に向かっていると、左手に 紅葉台 の文字。気になっていました。
いや〜 これからいい時期ですね♪
日曜日 試験終わったらまた伺います!

スズメバチも多いので気をつけてくださいね!
忠霊塔に行った時も カチカチ威嚇されました(>_<)

投稿: さお | 2010.10.20 21:47

さおさん,こんにちは。
いやあ、案外灯台下暗しなんですよね。
私は外から富士山に憧れてやってきたので、以前は何度も登りましたけど、富士山に住むようになってからは一度も登っていません。
てか、毎日3分の1登ってるんですけどね(笑)。
そうそう、おととい足和田山付近でクマが目撃されました。
中止にはしたくないのですが…。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.10.22 16:41

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/55913/49793956

この記事へのトラックバック一覧です: 足和田山登山(下見):

« 『デジカメに1000万画素はいらない』 たくき よしみつ (講談社現代新書) | トップページ | 愛妻からみた素顔の三沢光晴―LAST BUMP』 丸井乙生 (ベースボールマガジン社) »