縦書きエンジン「涅槃」
やっぱり日本語は縦書きでなければ。
いつも書いていますように、縦書きと横書きとでは文章も違ってきますし、気持ちも違いますね。
ブログも内容によっては、本当は縦書き表示したかったのです。その時は、もちろん、原稿を書く時も縦書きにしなければいけません。
今までなかなかいい方法がなかったのですが、時々私も引用させてもらっていた「縦書き文庫」さんが、その基本エンジン「涅槃」(すごい名前だ)を公開してくれましたので、今日試してみました。
ためしに、おとといの記事を縦書きしてみましょう。

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ふむふむ、素晴らしい。ルビや傍点なども振れます。フォントもリンクも自由に扱えます(こちら参照)。シンプルですし、ブラウザの種類にも基本依存しません。これは画期的ですね。こういうのを待っていました。
先ほどの内田樹論の記事ですが、縦書きにすると全然違って読めますね。やっぱり横書きで原稿を書いたものは「横書き文体」「横書き内容」になってしまうのです。
これから、縦書きで表示させる時は、ワープロかなにかで縦書きで原稿書きます。
あと、最近始めた「短歌」なんかも、やっぱり縦書きで表示したいですよね。短歌を作る時は、手書き縦書きしていますが、投稿はメールでするので、そこでは活字で横書きになってしまいます。そうすると、全然イメージが違う。不思議なものです。
それにしても、「涅槃」…おそるべしです。まさに「涅槃」の境地です。作者に心から感謝いたします。
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コメント
こんにちは。おひさしぶりです。きずなです。
すてきすぎです!(笑)「涅槃」というものがあるのですね。
何年たっても横書きに慣れず、横書きの文章を見るたび「これでしょう。」
とつっこんでいるので、ど真ん中でした。リンクまで縦書き!
世の中の人は横書きが主流なんですかね~?
なんか昔の文庫本の小説が、横書きで再販なんて話もありましたしね。
読むスピード3分の1でしたよ!! どれだけ時間ができるか(笑)
「涅槃」のwikiを読んでいたら、煩悩とかニルヴァーナとか、何かものすごいことが書いてあり
そうで後でゆっくり読もうと思いました。
由紀さおりさんのお話も心拍数が上がりました。
(といっても私は44と低いのだそうで人並みになったくらいです。)
昭和の名曲って知らないだけでもっともっとあるんですよね。
ちあきなおみのアルバムにフジファブリック「夜汽車」が入っていても違和感なさそうですよね(笑)
またなにかすばらしものがあったら教えてください。
先月、富士吉田にお邪魔させていただきました。
まだ猛暑の真っ最中でしたが、みなさんの言うとおり、すばらしいところでした。
ありがとうございました。
たくさんの出会いがあり、罔象女命さまにもお会いできました。(突然だったので驚きました。)
「写すってことは自分と世界との対話」写真家の森山大道さんが言っていましたが、
富士吉田でもそれは不思議なものが取れました。機会があったら先生にも是非見て頂きたいものです。
東京は10月2日金木犀解禁!!でした。
それでは。
投稿: きずな | 2010.10.05 16:22
きずなさん、おはようございます。
縦書き、歌謡曲、富士吉田、フジファブリック…
みんななんとなくつながっている気がしますね。
私たち日本人の血が騒いでいるのでしょう。
富士吉田の金木犀の季節はこれからです。
また、ぜひお越しください。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.10.06 09:21