グッバイガール
中一の思い出。
昨日の記事を書きながら、自分の中一時代の甘酸っぱい記憶を思い出しました。
私は中一の終わりに東京の中学から静岡の中学へ転校することになりました。とっても恥ずかしい話なのですが、その1週間くらい前のある日に、どういうわけか人生最大の(?)春がやってきまして、その東京の中学のマドンナ的存在だったある女の子と「両思い」になったのですよ(汗)。
その子とはその5年後にまったく不思議な再会があったのですが、とりあえずその春には私の転校によって、彼女とお別れしなくてはならなくなったのでした。せっかく奇跡的に(?)結ばれたのに、その1週間後にはお別れしなくてはならない…なんか、ドラマみたいですね。だから昨日、中一が人生のピークだって書いたじゃないですか(笑)。
で、その頃、ビートルズからコンテンポラリーな洋楽にも目覚め始めていた私が、本当に好きでよく聴いていた曲がこのデヴィッド・ゲイツの「グッバイガール」なのです。
この曲が主題歌となったニール・サイモン脚本の名画「グッバイガール」については、以前こちらに書きましたとおりです。ぜひ一度ご覧になっていただきたい映画です。
その記事にも書いてありますが、当時の私はその曲を、そのまんま「女の子にさよなら」の意味に取っていたので、まさにその時の気持ちにピッタリ。甘酸っぱい涙を味わいながら何度もヘッドフォンで聴いていたものです。
当時私は社宅に住んでいたのですが、いよいよ引越しの日、ひそかに部屋の壁に「goodbye girl」と、習いたての筆記体で小さく書いたのを思い出します(お〜、恥ずかしい)。
さて、その曲ですが、ちょっと聴いていただきましょうかね。この前の八神純子もですけど、考えてみると結構おませな少年でしたね(笑)。こんなの聴き込んでるんだから。
映画から抜粋でどうぞ。
う〜ん、いい曲だなあ。そして、いい映画ですなあ。大好きです。
さらに!案外知られていない事実。この曲、全米ではたしかビルボード15位、日本ではほとんどヒットしなかったと記憶しているんですけど、なんと、あの松田聖子が、いや聖子ちゃんがカバーしてるんですよね。
私は高校生になってからというもの、真剣に結婚しようと思うくらい(笑)松田聖子に惚れ込んだのですが、実は当時このカバーがあるなんて知らなかったのですよ。最近YouTubeで見つけて驚愕、興奮したのです。
調べてみると、どうもこれは南沙織さんの楽曲だったらしい。シングルだったんですね。それをさらに聖子ちゃんがカバーしたっていうことでしょうか。南沙織さんのバージョンを聴いてみましょう。たしかに同じ歌詞、アレンジですね。
と思ったら、英語バージョンもあった。B面は英語歌唱だったのですね。ううむ、YouTubeおそるべし。
名曲だからこそ、こうしてカバーされるのでしょう。どのバージョンもいいけれど、やっぱり聖子ちゃんのあの声が最高かもなあ。カワイイ表情も(笑)。
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- いかりや長介と立川談志の対話(2024.08.19)
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- 『大鹿村騒動記』 阪本順治 監督作品(2024.08.11)
- 凪良ゆう 『流浪の月』(Audible)(2024.06.25)
「音楽」カテゴリの記事
- ラモー 『優雅なインドの国々より未開人の踊り』(2024.08.12)
- ロベルタ・マメーリ『ラウンドМ〜モンテヴェルディ・ミーツ・ジャズ』(2024.07.23)
- まなびの杜(富士河口湖町)(2024.07.21)
- リンダ・キャリエール 『リンダ・キャリエール』(2024.07.20)
- グラウプナーのシャコンヌニ長調(2024.07.19)
「芸能・アイドル」カテゴリの記事
- いかりや長介と立川談志の対話(2024.08.19)
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- こども歌舞伎「勧進帳」(2024.06.22)
- 冨田靖子 『グッドバイ夏のうさぎ』 山名兌二 監督作品(2024.06.18)
- 『彼岸花』 小津安二郎 監督作品(2024.06.16)
コメント