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2010.10.24

アメ横(カレー)→北千住(バトラーツ)

Gedc1291 が家のお出かけはたいがい渋いのであります。
 ディズニーランドなんか行ったことがありません。娘たちもすっかり両親の影響を受けまして、そういうところには全く興味がなく、東京と言えば「江戸」の風情を感じるところにしか行きたがりません。
 先日もいちおう世間並みに原宿なんぞという所に連れて行ったら、上の娘なんかすぐに「浅草でだんご食べたい…」とぼそっと言いました(笑)。お前らいったい…。
 今日もけっこう渋い東京旅行でしたなあ。まずはアメ横。娘たちも大好きなスポットです。ここでなんだか渋い買い物をしていました。たしかに学校に持っていってもある意味目立つわな、こりゃ。
Gedc1292 昼飯もせっかくですから渋く「カレー専門店クラウンエース」。娘たちも辛い辛い言いながら見事完食。店内にかかる昭和歌謡が食欲を誘ったに違いありません(笑)。
 本来ならそこから谷中へ歩いて、野良猫でも探そうと画策していたのですが、ちょっと買い物に手間取り残念ながら中止。北千住へ向かうことにしました。今度は谷中だけで一日過ごすぞ!
 今日は、先月私だけで観戦したバトラーツの北千住大会が行われるのです。久々の家族全員でのプロレス観戦。それもバトラーツって…渋すぎでしょ。
 私以外はバトラーツ初参戦。今回も前から2列目(ま、最後列が3列目なんですが)のSRS席。2列目とは言っても、他の団体で言えば最前列の近さです。普通の女子小学生だったら、あのバチバチのしばき合いを目の前で見たら、かなり驚くか、ドン引くか、泣き出すことでしょう。
 実際、試合終了後、石川雄規社長はじめいろんなレスラーの方々に「怖くなかった?」と心配されていました。
 ま、そんな心配はご無用であります。普段テレビとは言え大日本のデスマッチなんかを観ているウチの娘たちは、全く動じず、いや動ずるどころか、マニアックなツッコミを入れながら熱心に観戦していました。やはり、バチバチスタイルは子どもたちにもかなり強烈な印象を残すようです。
Gedc1293 そう、私やカミさんはいろんなスタイルのプロレスをそれなりに楽しめるタイプなんですけど、娘たち、案外内容を選ぶんですよね。最近今一つなのは、一番フツーなプロレスです。メジャー団体のやつですね。やはりパターン化してるんでしょうか。
 どちらかというと緊張感のある真剣さの強いスタイルか、思いっきりお笑いに走った文化系スタイルかのどっちかにしか集中しないのです。
 これって結構鋭い感覚かもしれませんね。どうも最近のメジャーのプロレスはあまりに「予定調和」すぎるというか、ある種の慣れですかね、工夫や新鮮味がない。それを子どもたちは敏感に感じているのかもしれません。
 バトラーツは真剣スタイルです。会場もとっても静かでしたが、子どもたちは退屈することなく見入っていました。てか、ウチの娘たちだけ特殊なのかも(苦笑)。
 さて、試合内容ですが、今回も全体になかなか楽しめた大会でした。全5試合ですけれど、それぞれ中身も濃く、また適度に個性が違った闘い模様が見られ良かったと思います。バトラーツ初生観戦で、比較的総合の方にも詳しいカミさんも、「面白かった!好きかも」と言っていました。
Gedc1315
 私たちの今日のお目当てはメインの「石川雄規vs鈴木秀樹」です。前大会で初参戦した我らがUWFスネークピットジャパンの鈴木秀樹が、いきなりメインで社長とシングル・マッチです。
 結果は石川選手の蜂の一刺し(アンクル・ロック?…見えませんでした)で大逆転でしたが、試合全体を支配していたのは鈴木選手。ものすごいポテンシャルの高さを見せつけてくれました。
 全体に打撃の少ない渋い攻防でしたが、カール・ゴッチの弟子石川選手に勝るとも劣らぬ関節技テクニック、相手をコントロールしまくる技術に加え、各種の豪快なスープレックスで観客をうならせました。
Vlcsnap2010102511h37m50s136 飛んだり跳ねたりは全くなく、流れるような古典的な技の攻防。しつこいしつこいボディー・シザースでギブアップを迫るなんて、なんとなく新鮮でした。あれってかけられてる方は実際ものすごくきついんですよね。子どもの頃、プロレスごっこでやられて死にそうになったのを思い出しました(笑)。
 最後はその胴挟みを待っていたかのような電光石火の切り返し技で大逆転。ヘロヘロにやられまくった上で最後に決めて見せるあたり、石川選手のいい部分もしっかり出た試合でした。
Vlcsnap2010102509h59m33s45
 鈴木選手は、ロビンソン直伝のダブルアームスープレックスやワンハンドバックブリーカーはもちろん、弓矢固めも披露しましたね。そのいずれもが完成度が高く驚きました。
 ある意味実にプロレス的な内容だったと思います。若獅子の猛攻を耐え切っての老獪な一発逆転。勝敗を超えた感動があったのでは。
 一緒に観戦していた、鈴木選手の師匠宮戸優光さんは、さすがに厳しい目で試合を分析していましたけれど、私たちシロウトのファンからしますと、これぞプロレスリング!というべき、とてもいい試合だったと感じましたよ。
 試合後、鈴木選手、石川選手に感謝と労いの言葉をかけさせていただき、また、前回同様観戦に来ていたタカ・クノウ選手ともご挨拶し、我々は北千住をあとにしたのでした。
 ううむ、なかなか濃い日曜日でありました。ふぅ、帰りの車の中ではみんな爆睡。私は首都高で道を間違えつつ必死に運転。なんとか富士山に帰ってきました。
 まあ、なんだかんだ言って、家族で趣味を共有できるのはいいことですね。
 

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コメント

バトラーツ面白かったですねえ。

メインもよかった。

娘達の試合へのつっこみの一部・・・「スーパー・タイガーの耳は丸くてかわいいね。でもタイガー・シャークの耳は先が尖ってて横に寝てるね。」「(メークしていた)矢野の目の周りの黒いのが取れてきちゃったよ。」「鈴木秀樹じゃなくて、おじさん(=石川雄規)を応援しよう(やられていたので、そう思ったらしいです)。」などなどでした(笑)

投稿: 庵主セコンド | 2010.10.25 23:29

本当に先生のご家族は渋いおでかけをなさいますね。
我が家も、お墓巡りなどをする変な家族でが・・・。

谷中は私も大好きな場所、上野桜上水あたりからぶら
ぶら歩きます。江戸川乱歩「D坂殺人事件」の舞台、
団子坂近くの「コーヒー乱歩」はおすすめです。猫の
良吉にも会えます。「指人形 笑吉」も。
私は富士吉田へは一度しか行ったことがありませんが
昔と今とが混在、融合して独特の空間を作っていると
いう所は、谷中も富士吉田も似ている気がします。
志村君なら谷中の風情をどんな風に感じたでしょう。

JーPOP嫌いの変わり者の息子が「赤黄色の金木犀」
をiPodにいれて聞くようになりました。志村君の音
楽を伝え続ける計画、個人的に展開中です。

投稿: kono | 2010.10.26 10:01

セコンドよ、我等ながら娘たちはなかなかのツワモノですな(笑)。
いったいどっちの責任だ?

konoさん、お墓巡り、いいですよねえ。
谷中も考えてみればお墓だらけですからね(笑)。
いやあ、それにしても素晴らしい谷中情報ありがとうございます!
次回のお出かけは谷中オンリーにします。
たしかに吉田は時の流れが湾曲してます。
まあ地元に住む者としては、それがマイナス要因でしかないのですが…。
志村くんの音楽を伝え続ける計画、応援しますよ!
語り部になりましょう。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.10.26 18:54

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