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2010.09.10

まつたけ

Gedc1005 田からはるばる家内のご両親がいらっしゃいました。
 カミさんもいつもと違う気合いの入れ方で、山梨の食をふるまいました。ほうとうに馬刺し、鳴沢のキャベツ。秋田で農業をしているお父さんも、おいしいおいしいと言って満足してくれました。
 そしてそして、今日のメイン・ディッシュは…そう、富士山のまつたけです。
 富士山は有名なまつたけの産地なんですよ。地元の人たちは、それぞれの「畑」を持っています。つまり、秘密の松茸狩りの場所を持っているんです。決して他人には教えない、毎年まつたけが採れる場所。
 私は…そういうスポットを知りません。よそから来た人間です。地元民とは言えません。まだまだ異民族なんですよねえ。
 でも、それはそれでいいと思っています。実際に地元の文化に触れると、そんな新参者が、とてもとても偉そうなことは言えない「空気」があるというのが分かります。ですから、逆にこんな短期間でそういう「畑」を持つようにはなりたくないというのも本心なのです。
 しかし、こうして「地元民」の方から、採りたてのまつたけをいただくというレベルにはなってきました。今日は出入りしている植木屋さんが持ってきてくれました。植木屋さんですから、富士山の森のことは全て知り尽くしていると言います。そんな方が「畑」から採ってきたわけです。おいしいに決まっていますよね。
 富士山の「松茸」が生えるのは、実は厳密には「松林」ではありません。このあたり、標高1000メートル付近には赤松の森が広がっていますので、そこでも「松茸」は採れます。しかし、地元の方々が「本物の松茸」と称するのは、実は2000メートル付近のコメツガの根元に生えるまつたけなのです。
 そのコメツガ林で採れた松茸。いやあ立派なまつたけだ…。これをですね、水洗いしないで食べます。多少土が残っているくらいでいいんです。軽く汚れを拭き取るくらい。本当なら採れたその場で焼いて食べるのが最高のぜいたくだそうです。まあ、それはさすがに叶いませんので、こうしてそれに近い形で食べましょう。
 いくつかに刻んで、網の上で焼きます。もうあの芳香が部屋中に広がって、すぐに別世界に連れていかれます。網の上で軽くまつたけが汗をかくくらいまで焼いて、すだち醤油につけて食べます。
 香り、味はもう言うまでもないわけですが、なんといっても、この食感。コリコリシャキシャキしたこの感覚…というか「音」!他の人の口からもその音が聞こえてくるんですよねえ。これがホンモノのまつたけだあ!
 というわけで、大変にぜいたくをさせていただきました。昼間はまだまだ真夏の暑さですが、夜になるとすっかり寒くなります。まさに寒いという言葉がぴったり。すなわちここ富士山には確実に秋が来ているのです。これから富士山はいろいろなキノコのシーズン。今年も全国からたくさんの方がキノコ狩りに来ることでしょう。
 私もいずれ自分の足で自分の「畑」を見つけてみたいものです。もちろん、やたらめったら歩いてもダメです。地元民として認められて、ある程度のヒントを教えてもらえるようにならなければ。そのためには地道に毎日生活していくしかありませんね。

ps 今日は飲みながら、とってもいいことがありました!
 昔から憧れていた某バンドのボーカル&ギター(&作曲)の方と、ひょんなことから電話でお話しできたんです。そして、そして、ついに共演してもらえるかも!?

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コメント

私は、くり茸が好きです。

投稿: カオル | 2010.09.11 22:20

カヲル、お前やっぱ最高だわ(笑)。
今度くり茸で呑もう!

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.09.13 21:57

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