やっと国会で…
↓この顔は貼りたくないが…
昨日の記事でも、やや挑戦的、挑発的に書いてしまった「山梨の公教育問題」すなわち「山教組問題」。
今日の予算委員会でようやく自民党議員から質問されました。内容は現職の教員が知り合いにメールで「輿石東」および「民主党」への投票をお願いしたというもの。
まあ、こんなのは地元では普通のことです。ワタクシのような敵というか抵抗勢力に対しても、今までどおり電話もかかってきていますし、お中元も届きました(笑)。ごちそうさまです(って買収されてるんか?ww)。
このたびの参院選の山教組の活動については、投票前にこちらの記事を、投票後にこちらの記事を書いていました。
このたびも積極的に報道しているのは産経新聞だけです。地元山梨日日新聞も、なんとなくこの問題に関しては消極的。山梨で産経新聞を取っている家庭なんかあんまりありませんし、基本フジテレビも見られませんから、地元ではほとんど話題に上がりません。
これが困ったことなのです。ウチも含めてほとんど全ての家庭で、自らの子どもを預けているその現場がこういう異常な状態だということを知っているのはごく少数。
いや、まだ最近はいいんです。なぜなら、たとえばYahoo!ニュースなんかで産経の記事が目に入るようになっていますから。逆にYahoo!ニュースで(なぜか)取り上げられない朝日新聞の方がピンチですよね。
しかし、やはりどう考えても、山梨は他県から笑いものになっているとしか思えません。その事実についても県民はあまりに無頓着すぎます。昔から閉鎖的で、身内の目は異様に気にするけれども、他人の目は全く気にしない気質があるんですよねえ。
ただ、逆に、他人から誤解されているというのもあると思うんですよね。つまり、山梨の公立の教員の組合加盟率が95%を超えているとしても、みんなが同じような政治的な意図を持っているわけではありません。経験的に言えば、そういうポリシーに基づいて組合活動をしている人は、逆に5%いないと思うんですよね。
もちろん、そんなこと身内から発言できませんから、私が代わりに世界に発信してあげます。
いつも書いているとおり、私にとっては公立の先生方は同志であり、尊敬すべき方々であり、またいい意味でのライバルであるわけです。決して「敵」ではありません。
ですから、あえて私がこういうことを書くのです。私が以前の記事にも書いたとおり、あるいは、産経のこの記事にもあるように、彼らの「善意」や「良心」や「教育的中立」を軽く凌駕してしまうほどの強力な「力」が、その裏側にはびこっているのです。そんな異常な状況から、同志を救いたい…ま、そんな大仰なものではありませんが…という気持ちなのです。
実際、何人もの知り合いから愚痴をしょっちゅう聞かされています。職場では愚痴も言えない雰囲気らしく、私に対してはけっこういろいろ話してくれます。本当は本来の教育に心血を注ぎたいのだと。そりゃあそうでしょう。彼らを解放してあげたいと思いませんか?
私は私で、そんなチンケで腐った権力とは格もケタも違う強大な「力」をバックにつけていますから、まあ気に入らない人はどうぞ刺客でもなんでも送り込んでくださいな。あるいはお中元でもお歳暮でも送ってくださいな(笑)。
とにかく私の故郷となったここ山梨が、日本中から指を差されて笑われ、呆れられるのが堪えられないのです。だからこそ、あえて県民にも国民にもこの実態をしてもらいたい。そこから始めなきゃ、ということです。
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コメント
ご安心(?)ください。
山梨程じゃないだけで、実は全国的な話しだと思いますよ。
公務員のように過度に保護された職場には、仕事もしないで権利ばかりを主張するウジ虫みたいな人間が少なからず巣くいますね。ろくに出勤せずともお金がもらえるような美味しいお話し、そういったことに目ざとい暴力団も大好きです。
結局、根っこでつながってるんですよ。
投稿: LUKE | 2010.08.08 03:41
LUKEさん、こんにちは。
まあそうですね。そういう意味では安心します。
いや、それにしても山梨はひどすぎます。
まじめな人まで腐っていってしまうのは、はたで見ていても辛いんですよねえ。
ま、本業の合間に少し動いてみますわ。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.08.09 14:20
お忙しそうでコメントするもはばかれるような雰囲気ですが...。
山梨の方がニュースになるだけマシかも知れませんよ。ウチの地元でも、選挙活動しちゃいけない人から電話がかかってきますもん。(嫁が教師ですから。)
>まじめな人まで腐っていってしまうのは、はたで見ていても辛いんですよねえ。
そうです、結局腐ってるのは普通の人たちの方ですからね。ヤクザやプロ市民みたいなものを排除できないのは、排除する気がないからです。もちろん直接的な反撃(暴力も含む)を恐れている面もあるでしょう。しかし、彼らを攻撃することは、自分を守ってくれる制度を壊すことになりかねず、二の足を踏んでしまうと言うのが実のところだと思います。第一放って置いても、自分の給料に影響があるわけじゃないですし、そりゃ触らぬ神にたたり無し。そういう体質になった人は、コントロールもたやすいので、政治団体に人事権を握られてしまえば、もう彼らの言いなりです。言い換えれば、それを我慢できるほど公務員という既得権益は魅力的なんですね。
などと、ニュースにも取り上げられない神奈川県からの報告。
投稿: LUKE | 2010.08.11 04:12
LUKEさん、こんにちは。
そうですねえ、たまたまドンが山梨の人だったので注目を浴びているのかも。
そういえば神奈川のことも本で読みました。
とにかく思想的なもののない私立の教員で良かったと思う今日この頃です。
私も公立の教員になっていたら、ぜったい長い物に巻かれていましたから。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.08.12 18:55