新屋山神社(奥宮)
地元に住んでいながら、実は今日初めて行きました。ううむ、いろいろな意味で最高。こりゃ御利益あるわ。
今日はですねえ、職場が「創立記念日」でお休みだったのですよ。平日が休みなんて、そうそうありません。かといって、子どもたちは普通に小学校だし、遠出をするのもなんですから、久々にカミさんとデートしてきました(笑)。私たちが二人で出かけるといえば、だいたい山梨の怪しいスポット巡りか、プロレス観戦か、ロックのライヴ参戦になるんですよね。
で、今日なんで急にこの神社に行こうかと思ったのか。それは単に「神のお告げ」があったからです。私たちは「神々のネットワーク」の上で生活させていただいてますので、全ては神様の思し召しの通り行動いたします…って、別に変な宗教やってるわけではありませんよ。つまり、思いつきで行動すると、必ずいいことがあるというだけです(笑)。
さて、この新屋山神社(「あらやさんじんじゃ」ではなくて「あらや・やまじんじゃ」)、今やとんでもない人気スポットになってしまっています。富士山の二合目、滝沢林道沿いに位置するこの神社は、富士吉田の新屋にある本宮の奥宮という位置づけ。本当に単なる「山神社」、すなわち林業関係者が山に仕事に入る際に「山の神様」にご挨拶するための神社でした。それは全国各地に無数にありますよね。
カミさんの実家、秋田の山奥では、各家庭でいまだに「山の神様(ヤマノガミサマ)」が強く信仰されています。とっても怖い怖い神様だそうです。ま、そんなところから、嫁さんのことを「山の神(カミさん)」というわけですが(笑)。
秋田で言えば、マタギなんか、山で仕事する時、山の神様に対して秘儀を行ないますね。こちらの番組でも、さすがにそこはカットされていましたっけ。おそらく縄文系の性的な儀式なんでしょうね。山を生業にする者たちにとって、山は「生命」「繁殖」そのものだったのでしょう。
さて、富士山にももちろん、そういう「山神社」は無数にあります。ここ鳴沢村にも同じような機能を持った神社が散在していました。今では一部の林業関係者しかお参りしないようですが。そうした神様の一つに過ぎなかった「新屋の山神社」が、なぜ今こんなに人気なのか…。
これはですね、あの船井幸雄さんが、ここを「金運神社」として紹介したからです。経営の神様がここの神様を紹介したわけですからね、そりゃあ人が集まりますよ。今日も、平日の午前中にも関わらず、まあひっきりなしに参拝者が来ること来ること。県外ナンバーもちらほら。
考えてみれば、今年になってから、私自身も船井さんとご縁ができまして、今では船井さんのこちらの著書を学校で道徳のテキストとして使っているくらいですからね。そういうタイミングで「神のお告げ」があったのは、やっぱり何かそういうモノがあるんでしょうね。
さてさて、そんな多くの参拝者たちをですね、一人一人宮司さん自らが出迎えて、鳥居の前でちゃんと祝詞を読んでお祓いしてくれます。それから宮司さんが私たちに玉串を渡してくれまして、神前に奉奠します。こんな山の中の小さな神社で、ここまでやるとは思わなかった…。
ううむ、うん!まず最初に申し上げておきましょう。まず、この宮司さんがあまりに「神々しい」ということ。私たちが参拝中、ずっとついてきてくれて、いろいろと説明をしてくれましたが、まあなんというか、福々しいお顔というか、たたずまいや、あとやっぱりあの独特の「言霊」ですね。日本の神様を象徴するような、ちょっと世離れした一種のユーモアが感じられました。のちにカミさんと「おお、バカボンだ。バカ田大学出身者がここにもいた!」と言ってしまいました。いや、これは最大の賛辞ですよ。このブログをお読みの方はお解りと思いますが。
さて、本当に小さな神社ではありますが、なかなかいろいろと感嘆すべき点(考えようによってはツッコミどころ)がありました。
まずは、境内の木の幹に祭神「大山祇命」が出現しているという奇跡!6年前から突然姿を現されたとのこと。たしかに、見ようによっては剣を持った山の神様がいるような気もしてくる。少し素直さを失って考えると、周辺の木々にも同じような模様がないとは言えませんが…。
うん、しかしたしかにその木の周辺には不思議な気が流れているような気がしました。いや、実際行ってみると分かりますが、たしかにこの神社の周辺には何か大きな目に見えないモノが流れています。私の感覚では、富士山の頂上に向かって流れる気と、麓に流れ下る気とが交わっているような気がしました。昔の人たちは、そういうことにもっと敏感でしたから、当然そういう所に祠を建てたでしょうね。
そして、もう一つの見どころ、ストーンサークル。まあいわゆる環状列石ですな。これは、なんだかいつの間にか誰かが作ったそうでして、時計回りに3回回るというような謎の参拝方法も、いつの間にやら定着したようです。
まあ、山の神様は縄文系ですから、こういう列石もありでしょうね。山梨にも金立神社の有名な環状列石がありますし。先日行った、秋田は大湯の元祖(?)ストーンサークルも、なんだかずいぶんと整備されてしまって、いったいどれが本来のもので、どれが最近作られたものか分からない、トンデモな状況になっていましたっけ。それが許されるのだったら、これなんかずっと原始的で純粋なものかもしれません。ま、富士山の溶岩に混ざって、ビー玉のような「貴石」がちりばめられているあたり、ちょっとB級なセンスも感じましたが…笑。
それにしても面白かったのは、その列石の中心に「馬」が2頭祀ってあったことです。このなんとも大陸風な造型は…。縄文と弥生の交錯、混同、混沌。さらに、そのお馬さんの前には、しっかりと2本のニンジンが…。さらにさらにその間には「あぶらあげ」が!!ものすごい習合状況であります。お供えは「鬼ころし」だし!!ううむ、最強の「気」を感じます。
と、このような感動的な参拝を終えまして、聖域にさりげなくたたずむ売店…いや販売所へ。いかにもというような「商品」が並んでいましたが、やはりこういう場所にあるとその価値は「商品」以上になるものです。ウチもいくつか「開運グッズ」を購入。
帰りには宮司さんが「富士山羊羹」をお土産にくれました(笑)。最後の最後まで最高の演出。日本の神様はこうじゃなきゃ。あっそうそう、それですっかり気分を良くして、ふだんあまりやらないおみくじまで引いてしまいました。それも「貴石」入り。もちろん二人とも「大吉」。そして、入っていた石も、両方とも予想通り、私は「クリスタル」、カミさんは「タイガーアイ」。ま、両方ともガラス玉だと思いますが(笑)。
いやあ、ここはたしかにすごいスポットですぞ。ものすごく「楽しい」気分になって帰ってきました。古来の「山の神様」とは一味も二味も違う、実にトンデモない魅力に溢れた空間でした。そして、多くの参拝者が抱えている「金銭欲」。全国からそんなパワーが集まっているわけですからね。そりゃあパワースポットにもなりますよ。最高。
ウチから20分くらいで着きますので、これからも時々遊びに…いやお参りに行こうと思います。ぜひ、皆さまもお出かけください。大山祇命と言えば、富士山の祭神である木乃花咲耶姫命のお父様です。ある意味最強ですし、その「山の神」の「山の神(奥さん)」も祀ってありますから、もうこわいものなしでしょう。
しかし、なんで山の神が「金運」に発展したのか…ぜひ船井さんに聞いてみたいところです。
詳細は「山神社ドットコム(!)」か、こちらのレポートなどをご覧ください。そうそう、この地元のFujigoko.TVのサイト、いろいろ面白いですよ。船井さんも研究しいてる富士山レイラインの解説など、なかなかです。ただ、明見の北東本宮浅間神社がオミットされているのが惜しい!…かな。
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コメント
こんにちは。
新屋神社の奥宮は、5月の連休以降のゲートが開いて、車でも行けるようになりますね。
私は数年前に初めて伺ったのですが、3回右回りの秘義を行うストーンサークルを、天啓により数時間でつくられた方から案内をして貰いました。
どうしても笑ってしまうお話もセットでしたので、今度お会いした時に、またゆるりと!
船井先生から、山の神神社縁起の変遷を、私もお伺いしたいです。
投稿: む い | 2010.06.04 12:26
むいさん、こんにちは。
おお、あのサークルをお創りになった方ですか!
ぜひぜひお話お聞かせください。
なんとも不思議な場所ですね。
でも、ああいうアヤシイ空間、私はけっこう好きです。
いつか一緒に参拝いたしましょう。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.06.04 18:19