レミオロメン 『10th Anniversary TOUR 2010 “花鳥風月”』@山梨県民文化ホール
急きょレミオロメンの凱旋ライヴに参戦できることになり、行ってきました!
今回はチケットが1枚しか手に入らず、カミさんにその座を譲って12月の参戦にかけていたワタクシでありましたが、なんと前日に2枚のチケットがある所から届きました。最近念ずれば通ず、いや念じなくとも通ずることが多くて、なんか申し訳ないほどであります。皆さま、ありがとうございます。
まず一言。非常に楽しい充実した、幸せ感いっぱいのライヴでした。このツアーは今まで以上に充実したものになりますよ。これからツアー参戦される方、大いに期待していいと思います。
なお、最後に演奏された曲目(いつも書いているように「セットリスト」という言い方はどうかと…)が記されていますので、見たくない方はそこは無視をきめこんでください。
いただいたチケットは2枚でしたので、先月一緒に「Sakura」を演奏した(ヴァイオリン&チェロ)職場の後輩を誘いました。彼女も突然の朗報に涙して喜んでました。
会場に着くと、まずは昔からのレミオ仲間や教え子やメンバーのご親族や御坂の知り合いと久々の再会の挨拶。山梨でのライヴ独特の雰囲気がすでに感じられます。今までもいろいろな所で彼らのライヴを体験しましたけれど、やはり地元でのライヴはいいですねえ。
全体に完成度の高い内容でした。藤巻くんの歌も今までになく(失礼)調子よく、艶やかなで伸びやかな声に、きれいにコントロールされたヴィブラートが心にしみました。ロックな曲、ポップな曲、じみじみ聴かせる曲、それぞれに魅力的なヴォーカルでしたねえ。ツアー二日目ということで、適度に緊張もとれ、また喉のウォームアップもある程度できつつ、まだ疲れていないといういいタイミングだったのでしょうね。
前田くんのベース、また上手になってましたね。きっとものすごく練習しているんでしょうね。正確なリズム、音色や発音の使い分け、そしていつも指摘しているとおりのベースライン作りのセンスの良さ。今や日本のロック界を代表するベーシストですよ。立派です。新曲(?)「立つんだジョー」のチョッパー・ソロもお見事でした。
神宮司くんもいつものとおり…というか、彼のあのキャラもさらにパワーアップしていたような(笑)。たしかにドラムの技術もずいぶんと上がりました。しかし失われないちょっとフェミニンな音。やっぱり前田くんの男らしいベースとのコントラストが、このバンドのリズム隊の特長なんですね。バシバシのドラムだったらレミオロメンらしさが出たかどうか…。
サポートというか、全体のディレクションを担い、結局一番ノリノリだった皆川さんに関しては、もう言わずもがなであります。今後もレミオにとって彼の存在はどんどん重要になってくるでしょう。また、皆川さん自身にとっても、レミオでの仕事がある意味音楽活動の軸になっていくかもしれませんね。それほど、彼らはマッチしているのです。私にはそう感じられます。
さて、今回のライヴでの私のテーマは「河口修二」でした。ほとんど全体にわたって彼を凝視してました(笑)。彼もまた山梨には縁のある方ですし、まあ、知り合いの知り合いでもあるし、また私と同世代の職人ギタリストでもあります。そんなギター侍の仕事人ぶりをしっかり堪能させていただきました。
彼のたたずまいは皆川さんとは対照的、仁王立ちでほとんど動かず淡々と演奏してました。というか、今回よく観察していて分かったんですが、やっぱり藤巻くんの作るギターのパッセージって独特で難しいんですね。ある意味仁王立ちで真剣にやらないといけない。早弾きとかそういう難しさではありません。たとえばアルペジオのタイミングや和音の構成が、ちょっとイレギュラーなんですよ。
これもまた、レミオロメンのあの音楽の特徴なんだなと再確認。いつかも書きましたし、コメント欄でも指摘していただいたことがありますが、藤巻くんの曲作りの特徴は「非和声音」の取扱いなんです。ま、簡単に言えば「不協和音」の使い方。
コードネームだけ見れば、なんということはない進行をしていても、そこに含まれる音の成分が新しいので、私たちは「あっ、レミオだ!」と感じるわけですね。そこの部分をステージでは、河口さんが担当しているわけです。
レコーディングでは藤巻くん自身が演奏しているのでしょうが、それを忠実に再現するのは、職人でも大変でしょう。というかある意味職人さんでも面食らう音作りと言えるわけですね、たぶん。とにかくステージから河口さんのある種の緊張感が伝わってきました。
多くの有名バンドのサポートをしている彼でもそんな具合ですから、そりゃあ3ピースで藤巻くんがギター弾きながら歌うのは大変なはずです。てか、現実に無理ですな。
それにしてもですね、今回ニューアルバム「花鳥風月」の曲を初めて生演奏で聴いたわけですけれど、iPodで聴くのとは大違いでびっくりしました。ああ、これは純粋に「ロック」だなと感じる瞬間が多かった。全然「甘くない」。特に驚いたのは、たとえば「恋の予感から」のような曲でも、ものすごくロックを感じたということです。それは多分に前田くんのタイトなベースが影響してのものですけれど、ものすごいパルスがぐいぐい来まして呑み込まれましたよ。ちょっと泣いてしまいました(笑)。
演出的には、途中の立体感ある透過スクリーンによるヴィジュアル・エフェクトがかっこよかったですね。あれはいいアイデアです。そして、山梨の風景のスライド。あれは凱旋ライヴ限定なのかな?ステージに大写しされた「栗合」の街並みに地元のおばさまたちが喜んでおられました(笑)。
と、まあ理屈やらなんやらはいいとして、とにかく大充実の時間を過させていただきました。彼らのメッセージ、「愛」や「縁」というものをしっかり受け取った、あるいは共有した気持ちになりました。
そうそう、「縁」と言えば、今回チケットを入手できたのも不思議なご縁でしたし、それで座った私の隣には、なんとウチの男子生徒がいるし(!)、カミさんの席の後には近所のゴスペル仲間がいて、「なんで、こんなところにいるの?えっ?レミオファンだったの?」という感じで大騒ぎしてましたし、なんというか、ホント音楽の結ぶ縁っていろいろ不思議ですね。
彼ら3人も30歳になり、それぞれ家庭を持ち、親になり、まさに「愛する人がどんどん増えてく」幸せを味わっているところです。そして、そうして人々に支えられているという幸せを、私たちファンと共有しようとしているのでしょう。「ありがとう」という感謝の言葉の裏には、「みんなもそういう小さな幸せに気づいて、感謝し合って助け合っていきましょう」というメッセージが込められているのだと感じました。
なんとなく、今日は安心したな。彼らも10年頑張ってきて、いろいろ悩んだり苦しんだりしたこともあったけれど、こうして自らの足場を固め、そして音楽界でのポジションもしっかり確保したなと。
相変わらずグダグダでちょっと下品なMCの中で、前田くんが「40歳には糖尿病でステージに立てないかも!?」みたいなことを言ってましたが、おそらく10年後も自然体でこうして全国ツアーをこなしていることでしょう。何ごとも10年やってなんぼですなあ。そんなことをも再確認させていただきました。
それでは、曲目リストを載せます。見たくない方はここまで。
1.Starting Over
2.ロックンロール
3.1-2 Love Forever
4.アカシア
5.虹をこえて
6.君は太陽
7.Sakura
8.夢で逢えたら
9.大晦日の歌
10.恋の予感から
11.Tomorrow
12.東京
13.花になる
14.雨上がり
15.スタンドバイミー
16.南風
17.明日に架かる橋
18.花鳥風月
19.小さな幸せ
E1.立つんだジョー
E2.3月9日
E3.ありがとう
PS、やっぱり最後に一言だけ本心を書かせて下さい。レミオにはなんの罪もありませんが、今日ライヴの途中で何回かストーンと落ちる瞬間がありました。
フジファブリックの志村正彦くんのことを思い出してしまったからです。同郷、同世代、凱旋ステージ、ファンの熱狂、ヴォーカル大丈夫かなあという心配…。
でも、いつまでも落ち込んでいてはいけないとも思いました。ある意味音楽によって負ってしまった心の傷ではありますが、こうして音楽が少しずつでも癒してくれるという、まさにそういう縁が生む幸せもしっかり心に感じていなければと思いました。
ありがとう、レミオロメン。
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コメント
庵主さま
レミオの凱旋ライヴ、とても楽しまれたようで本当に良かったです☆
それにしても、本当にミラクルを起こしちゃったんですね!!(笑)
私は初日に参戦させて頂いたのですが、みんなの演奏も藤巻さんの歌声も、3人それぞれのパフォーマンスもとっても素晴らしくて圧倒されちゃって…庵主さまに言いたくて仕方がないのを、何とか思い止まって大人しくしておりました(笑)
それにしても、やっぱり地元はメンバーにとっては特別の想いと感覚があって、心を熱くするんでしょうね!?
初日からあまり変な緊張をせずに完璧に近い(MCは別として(笑))出来でしたよ♪
先ずは、オープニングからいつもと違う感じで、何気なくぞろぞろと出てきて、何気なく始まった感じで最初から和やかな雰囲気でした(*^o^*)
MCは相変わらずグダグダでしたが、そういえば前田さんの例の下品なMCは無かったですね(笑)
もうもう、彼らのパフォーマンスが圧倒的でそういう事も忘れていました。いつもはちょっと楽しみだったりするのに…藤巻さんも振りませんでしたし(笑)。
初日は春夏秋冬のところがアカシアに変わったんですね!?
明日(千葉松戸)は何を演奏されるのかな?
今月はあと、明日の千葉と茨城に参戦予定です☆
結構忙しい…(;^_^A
私も不思議な出会いと繋がりを感じていて、レミオには感謝したいです!
私たち、レミオ繋がりですからね?(笑)
フジファブリックの志村くんの事、やっぱりそうだったんですね?
何となくそうなるのではないかと心配しておりました。
私のお友達もまだまだ志村くんの記事とかを読むのが辛くて出来ないと言っておりました。
でも、きっと志村くんはそのようには望んではいないように思うので、早く庵主さまも私のお友達も良い意味で吹っ切れて、志村くんとの事は良い出会いと想い出にされて、笑顔で志村くんの事を語れるようになる事を願っております。
何にも知らないのに偉そうにすみませんm(_ _)m
いつか、庵主さまとお会い出来る事を願っております♪
12月のファイナル2daysは両日とも参戦予定です!!お泊りでーす♪(笑)
投稿: あみん | 2010.05.15 22:51
私も同じことを思いました。
こちらは東京ですが、一昨日メレンゲのライブに行きました。
クボケンジくんの「これからもずっと音楽を続けて行くんだ」と
前へ前へ進もうとしている姿を見てちょっと安心したものの、
その表情はやはりどこか寂し気で今にも壊れてしまいそうにも見えました。
言葉少ない最後のMCの後に、志村くんも絶賛した「うつし絵」を歌ってくれましたが、
初っ端から歌詞がすっかり飛んじゃって(苦笑)。
いろんな思いが渦巻いてライブ中に何度か涙が溢れそうになりましたが
最前列の正面で見ていた為、涙なんか見せちゃいかん・・・と必死に堪えました(苦)。
会場全体が温かい空気に包まれた良いライブでした。
またひとつ、音楽に救われましたような気がします。
あ、長々とすみません。では。
投稿: rollo | 2010.05.15 22:57
庵主様初めまして。
志村くんがいなくなったことがきっかけで、音楽についても世代論などもいつも興味深く読ませて頂いてます(←あ、これ二重敬語でしたか?)
失ったものの大きさって、思いもよらぬところでまざまざと知らされるものですよね。
昨日私はサカナクションのライブに初参戦で衝撃感激だったのですが、気持ちが落ち着いた時、志村くんの歌が聴きたいと猛烈に思ったんです。
いつか彼が、自分のボーカルが上手くなればバンドは最強になると言っていたことを思い出し、胸が苦しくなりました。
新しい出会いも、今までの想いも大切にして歩いていきたいなと思った素敵な夜でした。
長文失礼しました。
投稿: じゅんじゅん | 2010.05.16 13:13
皆さん、コメントありがとうございます!
皆さんおっしゃるとおり、私もいろいろな音楽を聴いたり演奏したりすることによって、だいぶ元気になってきました。
音楽の力はすごいですね。
今日はそんな感謝の気持ちもこめ、富士スピードウェイに寄ってきました(中には入りませんでしたが…笑)。
近くに浅間神社を見つけたので、しばらくそこで志村くんと一緒に音楽に浸ってきました。
メンバーも吉井さんと頑張ったみたいですし、私たちファンも前を向いて進んでいきたいですね。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.05.16 21:30
庵主様はじめまして。
こちらのブログにおじゃまするようになって
1年になります。
レミオロメン、フジファブリック、バンプオブチキン、吉井和哉という好きなアーティストさんの共通項。
そして偶然にもわたしが以前 都留の文大生であったことで、富士吉田周辺は 第二の故郷であり 庵主様のお住まいの土地がとても身近であること。
こんなまさかの偶然の重なりが運命的に思えて。
いざ、こちらにコメントを!!
・・・と思っていたタイミングで志村くんが亡くなり。。。
深く沈んだ想いから這い上がり
今日 ご挨拶申し上げることができました。
この一年で、「縁」というもののリアリティを
体感した思いです。
月江寺。
浅間神社。
富士の霊峰。
山梨独特の神聖な空気。
大好きでした。
10年以上も前のことですのに、
今もなお、光や風や懐かしい匂いとともに
心に蘇ります。
志村くんを想うと レミオロメンの輝きが苦しい。
そんな庵主様の苦しさ 分かります。
この明と暗 光と闇 動と静
その狭間の ファンのわたしたち。
ファンがこれだけ苦しいのですから、実際に志村くんとお知り合いであった庵主様の その哀しみは心を引き裂かれるほどではなかったかとお察しいたします。
レミオロメンのはじける輝きの中で
ふと・・・フラッシュバックすることはまだあります。
ですが!!
藤巻くんは「委ねたものを引き受け」
志村くんの分まで 音楽で世界を幸せで包んでくれると
信じています。
大丈夫。
彼はやってくれます^^
わたしは現在 教職に就き 北海道に住んでいますが
九月の道内公演まで待ちきれませんので
週末!レミオロメン八王子公演に参戦してきます^^
山梨までは足をのばせませんが
八王子は山梨からほど近かったため懐かしい街です。
ライヴから戻りましたら またおじゃまします。
ライヴで感じたことなど、
庵主様に聞いていただけたらとても嬉しいです^^
初コメントですのに、長々と失礼いたしました。
投稿: つばさ | 2010.05.18 03:04
つばささん、こんばんは!
ああ、これは本当に運命的ですね(笑)。
音楽の趣味のみならず、同業者にして出身大学まで一緒だとは…。
ちなみにカミさんも10数年前まで文大生でした。
私は20数年前になりますが…。
八王子のライヴ、期待していてください。
ぜひ感想などを書き込んでくださいね。
それにしても不思議なご縁ですなあ。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.05.18 19:50
はじめまして。
私は亮太君のギターが大好きなんですけど、楽器が弾けないので専門的な言葉が分かりません。
CDで楽器の音を聴いたり、亮太君がギターを弾きながら歌う姿が大好きで、でもサポートギターがついてからそんな姿が少なくなった事を残念に思ってます。
「非和声音」「不協和音」がよく分からないので、この曲のこの部分の弾き方と言う様に説明していただければ分かるので、初コメントで厚かましいお願いだとは思いますが教えていただければとっても嬉しく思います。
よろしくお願いします。
投稿: kaji | 2010.05.19 10:40
こんにちは。先生のレミオロメン考をいつも楽しみにしております。最近、高校1年の息子がエレキギターを始め、これから友達とバンドを組んで、レミオロメンを演奏したいと意気込んでいます。私がレミオロメンにはまっている影響が大きいのですが、現実的にみて、初心者のバンドに演奏可能な楽曲がレミオロメンにあるのでしょうか?私には音楽の知識がないので見当もつきません。もしあれば具体的に教えていただけますと、息子も励みになると思います。よろしくお願いいたします。
投稿: Sakura | 2010.05.19 15:09
kajiさん、Sakuraさん、ご質問ありがとうございます。
両方に共通している部分が多いので、まとめて答えさせていただきます。
レミオロメンを演奏する時、どこまでコピーするかによってその難しさはずいぶんと変ってくると思います。
基本、藤巻くんのギターは普通のボーカリスト兼ギタリストとは違って、ジャカジャンとコードを掻き鳴らすのではなく、複雑な分散和音を奏でていることが多いのですね。
それが彼らの独特の響きを生んでいると思います。
ここからは、とっても単純化してお話しましょう。
たとえば、Sakuraの冒頭などが分かりやすいと思いますね。
冒頭はコードとしてはG,すなわちソシレという和音です。
そこに「ラソラシー」というギターが重なっています。
次のコードはEm、すなわちミソシですが、そこにも同じく「ラソラシー」というギターが乗っています。
つまり、ここでは「ラ」の音は和音にない「非和声音」になります。
結果として「ソラシレ」とか「ミソラシ」という「不協和音」になっているわけです。
実はこういう音作りというか、響きの感覚というのは、藤巻くんの得意とするところです。
Sakuraでは、冒頭の歌のメロディーもGやEmの上に「ララララソレソラ〜」となっていますね。
ずいぶん前にも書きましたが、あの「粉雪」も同じような特徴を持っています。
冒頭Gのコードの上に、歌はずっと「ラ」が乗っています。
次のEmには「ファの#」です。
そしてあのサビ「こな〜」の「な」の音は、C(ドミソ)にレの音です。
だからなんとなくカラオケで音が取りにくいんですね(藤巻くん自身も?ww)。
ギターも全体にそういうところが多いので、ギタリストは完全コピーするとなると、それなりの練習が必要でしょう。
もちろん、ベースはコピーするのは大変です。
なにげに超絶なことやってますから。
ですから、バンドで練習する時は、コピーにこだわらず、自分の弾けるようにどんどん編曲してしまうことも大切です。
ウチのバンドは全員勝手に編曲してますよ(笑)。
だから、結局好きな曲を好きなようにやるのが一番です。
若い時は背伸びして完全コピーを目指すのもいいですし。
とにかく好きな曲、好きなパッセージにこだわるのがいいでしょう。
ということで、ごく簡単に説明してしまいましたが、お分かりになったでしょうか。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.05.19 21:28
庵主さん、詳しく説明していただいてありがとうございます。
レミオのメンバーは涼しい顔していかにも簡単そうに演奏してるけどほんとはとっても難しい事を演奏してるんですね。
とっても勉強になりました。
6月にレミオのライブに行ってきます。
最前列なのできっと亮太君の手の動きを凝視すると思います。
それと、仁王立ちした河口さんもしっかりと見たいと思います。
それから、「恋の予感から」はZeppで生演奏を聴いたんですけど、CDで聴くより生演奏の方がバンド感があってとってもよかったです。
いろいろとありがとうございました。
また遊びにきます。
投稿: kaji | 2010.05.20 09:30
昨日は早速ご回答をいただき、ありがとうございました。息子に見せましたら、必死にかつ嬉しそうに読んでいました。
プロのバンドの曲ですから、楽なことはないですよね。やはり本人のやりたい曲をできるように編曲して、とにかく演奏してみることが大切なんですね。また、先回りしてお膳立てしてやりそうになっていました。反省しています。
レミオロメンの信者!?になって半年、息子を巻き込み、な~んだか不思議♪ですが、親子共、新しいことにチャレンジする日々です。
来月にはついに二人でレミオ初ライブです。息子にとっては人生初ライブがレミオということになります。楽しんで来ます。ただし私が弾け過ぎて息子に引かれないように自重が必要ですが。
長々と失礼いたしました。ありがとうございました。
投稿: Sakura | 2010.05.20 18:16