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2010.04.07

ServersMan@VPS

Serversman 〜む、どうにも忙しいので今日は簡単に。
 最近使い始めたネットのサービスを紹介します。とは言っても、全然使いこなせてないんですけどね。
 この「ServersMan@VPS」は、基本的には仮想専用レンタルサーバーですが、私はまずはオンライン・ストレージとして使うために契約しました。10GBです。
 私は古いDTIユーザーなので、なんとこのVPSを月105円で使えるんですよ。異常な安さです。一般の方でも490円ですから、こりゃあ革命的な価格破壊ですよね。だいたいその3倍くらいするのが普通でした。なんでこんなに安いのかについては、フリービットとDTIの社長石田宏樹さんがこちらで説明していますからご覧下さい。
 いわゆるクラウド・ディスク(オンライン・ストレージ)としては、機能的にはこちらで紹介した「dropbox」が最強だと思います。私も毎日お世話になっています(無意識のうちに)。iPhoneのアプリとしても重宝しています。もうこれがないパソコン生活は考えられませんね。
 しかし、そのdropboxも、無料では2GBしか使えません。月千円くらい払って50GBにしてもいいのですが、それだとちょっと大容量すぎるなと思っていたんです。そこにこの10GB105円の案内が来たので飛びついたわけです。
 もうこれからのクラウド・コンピューティングへの流れは止められないでしょう。iPadがその流れをさらに早くするのも間違いありません。私が1年半前「クラウド・コンピューティングという物語」で書いた懸念や違和感など、もうどこ吹く風。私自身もいつのまにかその上昇気流に乗らされて、「一番大事なファイルは雲の上へ」というのが習慣になってしまいました。「あなたは神を信じますか?」「はい、もちろん。自分よりは信用できると思いますので」という感じですね。いいのか自分(笑)。
 さて、「ServersMan」自身は、もともと(私にとっては)iPhoneが独自のサーバーになるという、ある意味画期的だけれども、どう使っていいのかよくわからないサービスでした。iPhoneをサーバーにして、独自のホームページを発行できると言われても…っていう感じでしたね。
 でも、これはこれで便利な点もありましたよ。たとえば、iPhoneって、iTunesを介さないとmp3ファイルが聴けなかったりするじゃないですか。それが簡単に可能になったり、もっと単純にUSBメモリーの代わりに使えることを知ってからは、多少お世話になるようになりました。
 ま、これも「小雲」という感じなんでしょうか。どんどん、目に見えない水蒸気のような網目がそこら中に充満してくるような気がします。「つながっていないのにつながっている」という、不思議な実感を我々人間は初めて獲得しようとしているようですね。
 ま、最終的には、人の心と心は、無線で同期したりはできない…と思います…ので、根本的な人類の課題は何も解決しないんですけどね(笑)。

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