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2010.04.28

『那由多の刻(そば焼酎)』 雲海酒造株式会社

20100429_101131 日書いたように肝臓の数値が悪くないので、毎日の晩酌(手酌酒)は欠かしません。まあ、飲むと言ってもせいぜい日本酒1合程度ですから、そんなに肝臓には負担がかかっていないのでしょう。逆に、百薬の長として機能してくれていると思っています。
 一日一食の私は、職場から帰宅して24時間ぶりの食事をします。その時に必ずお酒もいただくわけですね。24時間ぶりに。そして風呂に入ったらもう寝ます。小学生の娘よりも早く寝ます。で、朝早く起きて…と思いきや、最近「春眠暁を覚えず」でありまして、6時頃までぐっすり寝ちゃってるんですよね。まあ、それが健康の秘訣なのかもしれませんが。宵越しの疲れは持ちません。熟睡できるのも晩酌のおかげだと信じています。
 そして、どういうわけでしょうねえ、ウチはお酒がなくなることがありません。自然に集まってきます(笑)。つまり自分で買うことはあまりなく、どちらからかいただくことがほとんどなんです。で、いただくお酒というのは、ある意味自分では買わない、いや買えない「いいお酒」が多いわけですね。ありがたいことです。
 最近で言えば「寺田本家」の日本酒が絶品だったのですが、それについてはまた近いうちに紹介するといたしまして、今日は、まさに今日いただいた焼酎を紹介します。あまり焼酎は飲まない派なんですけれども、これは「うまい!」と思ったもので。
 ある意味焼酎通からしますと、この焼酎はやや特殊なのかもしれませんが、私のような門外漢にとっては実に飲みやすい逸品でありました。
 「那由多の刻」…「なゆたのとき」と読みます。宮崎の雲海酒造さんのそば焼酎です。雲海酒造さんと言えば、私は大学時代お世話になった麦焼酎「いいとも」を思い出します。若さゆえのほろ苦い思い出ではありますが(苦笑)。
 雲海酒造さんは、麦のほかにも米、芋など定番の焼酎も作っていますが、実は実は、日本で最初に「そば焼酎」を開発販売したメーカーさんなんですよね。「そば焼酎雲海」、皆さん一度は聞いたことがあるフレーズでしょう。
 そんな「そば」にこだわりを持つ雲海酒造さんが、10年ほど前に、まさに満を持して発売したのがこの「那由多の刻」です。まずはこの「ネーミングの妙」に乾杯!
 「那由多」ってなんのことかご存知ですか?そう、仏教用語、すなわち梵語で大変大きな数を表す語ですね。それは10の60乗とも10の72乗を表すとも言われています。次の単位は「不可思議」、そして次は「無量大数」ですから、まあとにかくとんでもなく大きな数字というわけです。
Nayuta そうそう、「なゆた」と言えば、私なんか西はりま天文台にある日本最大の天体望遠鏡を思い出しますね。一般人がのぞくことができる望遠鏡としては世界最大だとも言われています。口径2メートルです。集光力8万倍。百億光年先のクエーサーまで撮影できるなんて、まさに私たち庶民からしますと「那由多」の世界ですね。
 で、お酒に話を戻します。このそば焼酎がなぜ「那由多の刻」なのか。そう、すなわち長期貯蔵酒なわけです。それも、神話の里高千穂のトンネルで貯蔵されていたというではありませんか。これはうまくないはずがありません。
 一瞬そば焼酎であることを忘れるほどに、まろやかで落ち着いた味わいです。金色がかったその見た目からも、なんとなく高級ウイスキーのような感覚ですね。ストレートで楽しめる実にぜいたくなお味です。本当にクセがないので、どんなお料理にも合うでしょうし、女性の方でもぐいぐい行けてしまうのではないでしょうか。とにかく割らないでストレートがロックでいただくのが一番ですが、お湯で割りますと、少しそばの香りがしますので、それもまた楽しいかもしれません。
 なんでも2007年度には、「インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション」で金賞及びカテゴリー部門最高位を受賞、さらにモンドセレクションでも最高金賞を受賞したとのこと。さもありなんですね。
 ふむ、やっぱり「とき」の重みというのは、なにものにも代え難いですね。どんな技術を使っても、こればかりは即席にはできません。そんなことを思いながら今夜もじっくり味わわせていただきました。案外お値段もお手ごろですので、ぜひ皆さんもご賞味あれ。

Amazon 那由多の刻

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コメント

こんばんは。

飲んだことあります!美味しかったー。

那由多って、アニメか漫画にあったのを思い出してしまいます。ふむふむ。

しかし、自然に集まって来るのっていいですね!うらやましい。

投稿: タラ | 2010.04.29 23:36

タラさん、これ、おいしいですよねえ!
まったく自然にアルコールが摂取されて困りますよ。
そうそう、少女漫画かなんかにありましたよね。
教え子の同級生には「なゆた」という名前の子がいたとか。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.05.01 11:34

こんにちは!
今頃青森にいらっしゃるのですね。桜は満開でしょうか。桜の世界ではつながっている、というのになんだか感慨深くなりました。

ところで、那由多の刻、私も以前実家(宮崎)から送って貰って飲みましたこれ!(焼酎好きなのです。笑)地元のお酒がおいしいと言われると嬉しくなってしまいます!

しかも高千穂のトンネルで貯蔵されていたのですね!一昨年の夏、家族で旅行に出かけた時にこのトンネルを訪れました。トンネルの中に入って見学も出来たのですが、暗い中大きな樽が並んでいて、その荘厳な気配に感動すら覚えました。

そういうことを思い出しながら飲むお酒はまた格別でしょうね~!教えてくださりありがとうございます!

投稿: 毛糸 | 2010.05.02 11:37

毛糸さん、コメントありがとうございました!
ご実家宮崎ですか。
いいですねえ。
日本の北と南の端はつながっているんですよね。
私もぜひそのタイムトンネルに入ってみたい!
神話の残る場所は、もうそれだけでも酒がうまいのです(笑)。

投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.05.06 17:17

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