桜満開@富士山
ここ富士山標高1100メートル付近では、やっと桜(ソメイヨシノ)が満開になりました。先月末の記事「桜満開!?…実は…」の道です。今度は本物の花ですよ。氷じゃありません。あれからも4月に入って大雪になったり、先週のライヴの日にも一瞬吹雪になって急きょ「津軽海峡・冬景色」をやることになったり、まあ何が温暖化なんだよ!というような日が続いておりました。5月を目前にして、富士北麓地方はようやく暖くなって春本番という感じですね。
まあ、山梨は標高差のおかげで約1ヶ月にわたってお花見ができるわけでして、ちょっとラッキーとも言えます。職場と自宅でも
明日から秋田、青森に行こうと思っていますが、ちょうど向こうと同じくらいでしょうかね。桜の世界では富士山と東北がつながっていると思うとなんとなく不思議な気がしてきます。
ただ、東北にはないのがフジザクラ(マメザクラ)とミツバツツジです。前も書いたように、この二つの花はコノハナサクヤヒメと深い関係があります。富士山が見えるところや、富士山にちなんだところにしか生息していないとも言われています。ん?植物は「生息」じゃないか。分布かな。
このようにカラマツの林の中に低く点々と咲くんです。フジザクラの薄〜いピンクとミツバツツジの鮮やかな赤紫のコントラストが実にきれいです。
これらの写真を撮った場所は、昨年末「天に帰った才能とは…志村正彦くんに学ぶ」という記事に載せた、あの写真を撮った場所です。志村くんが天に旅立ったところですね。彼とコノハナサクヤヒメとの不思議な縁については、こちらの記事に書きました。今、彼もこの美しい風景を天から眺めていることでしょうね。
今日は富士山が雲に隠れていました。富士山と二つの花の競演の写真は、5年前の記事や3年前の記事に載せた写真がきれいだと思いますよ。ぜひご覧ください。
最後にソメイヨシノとフジザクラとミツバツツジ、カラマツ、アカマツ、シラカバが織りなす自然のテクスチュアをご覧下さい。
今、ここでは「富士桜ミツバツツジ祭」が行われています。5月3日までです。まだしばらくこれらの花を満喫できると思いますので、ぜひお越しください。逆に私は旅に出ますが。
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