サビ猫
今日はひなまつり。上巳の節供。今までもこの日にちなんでいろいろな記事を書いてきました。
でも、そろそろネタが切れてきたので、今年は軽く。でも、今年しか書けない内容です。たぶん。
ひなまつりと言えば女の子の節句。ウチは厳密に言えば男は私一人しかいません。まず、カミさん。典型的な女です。あと娘が二人。これも観察する限り(体も心も)女のようです。そして、猫たち。新入りのメスの黒猫が一匹と、あとは古株のおかま黒猫が二匹。もとはオスですが、去勢しているのでほとんどメスのようになっています。
このような状況だけ考えても、男の私はかなり孤立というか四面楚歌というか孤軍奮闘していることがわかりますね。
そこに最近ですね、さらにもう一人、いやもう一匹女の子が増えたんですよ。メスのサビ猫。サビちゃん。
実は今、サビちゃんはウチに居候しているのです。たぶんもうすぐどこかにもらわれていきます。ちょっと寂しいなあ。
なにしろ、ものすごくいい猫なんです。まず「サビ猫」というだけで、猫マニアは垂涎します。雑巾猫と言われて捨てられることも多いけれども、だからこそか、猫好きにはたまらない魅力のある種です。べっこう柄だからべっこう猫とも言いますね。
そんなサビがウチに来るようになったのは、数カ月前のことです。玄関先でニャーニャー鳴いてました。それを見て、ウチの黒猫同盟、いや自宅警備隊が「ウ〜」とか「シャー」とか言っていたんです。
でも、サビは全然動じることなく、また妙に人懐こい。郵便屋さんが来ても、セールスマンが来ても、とにかくスリスリしてしまうくらい。
そのうちに、ウチの娘たちもとっても気に入り、また仲よくなりまして、いつのまにか家の中で遊ぶようになってしまったのです(って、家に入れちゃったのは親の方ですが)。
家の中では、案外自宅警備員たちはおとなしく(まあ、自宅警備員の特徴でしょう。自分に直接害の及ばないネット上では妙に攻撃的だったりして)、いちおう小さめに「ウ〜」とか言ってみたりはしていますが、基本的にはケンカにはなりません。どちらかというと興味を持っているようです。
で、サビの方はもうすっかりウチでくつろいでしまい、いつのまにか自宅警備員たちのトイレを借用、いや占拠して用を足すようになってしまったり、それこそもうすっかりまったりモードに入ってしまっています。
実は首輪をしていたんです。それで、しつけもしっかりできていて、人の膝にはすぐに乗ってきますが、椅子やテーブルには絶対に上がりません。食べ物についても、こちらがあげるまではしっかり座って待ってますし。決して物を破壊したりしませんし、爪研ぎも決められた物でしかしません。もちろん避妊手術もしてありました。どこかのお宅でかなり可愛がられていたのでしょう。
とにかく、これはどこかの家から迷子になったか、あるいは捨てられたかしたのだと思い、いちおうポスターを作って飼い主を探したんですけれど、誰も連絡をくれません。
まあ、ホントにとってもいい猫ちゃんなので、このまま飼ってもいいんですけどね、いちおう黒猫三匹のストレスやら、猫の食費やらを考えると、そういうわけにもいかない、誰かにもらってもらおうと考えています。というか、どうも教え子にもらってもらえそうな気配です。
実は新入りの下半身不随黒猫ミーちゃんは、私に全然懐かないんです。それに比べてこのサビは私に一番懐いてるんですよ。だからなあ、なんとなく別れは辛いのですが、ま、これ以上一緒にいるとホントに情が移っちゃうんでこのへんでお別れしましょう(涙)。
よく言われているとおり、サビ猫や黒猫は性格がおとなしく、そして聡明です。ですから飼うにはとっても楽ですね。まさに人は、いや猫は外見では分からないということでしょうか。いやいや、人間もだいたい見た目と内面の美しさは反比例する…?
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コメント
私も以前、黒猫ちゃんを飼っていました。
背後から私の肩にぶら下がり、おんぶをねだるやんちゃな子でした。
サビ猫ちゃん、かわいいですねぇ。
また猫と生活したくなっちゃいました。
そうなると引越ししなきゃいけないなー。
投稿: rollo | 2010.03.04 23:09
rolloさん、どうもです。
ああそうですか、黒猫ちゃん飼っておられましたか。
猫がいると、ダメ人間になってしまって、そこがまたいいんですよね。
志村くんもけっこう猫好きだったようで…。
西裏の猫たちもなかなか味わい深いですし。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.03.05 17:20