ラバーカップ(スッポン)
ウチのカミさんが、スッポン初体験とな。
おいおい、こんな生活必需品を今まで使ったことないってどういうこと?…と思ったら、そっか、ボットン便所で育ったから、たしかにこいつは必要ないな(笑)。
昨日に続いて下のネタですみません。
ウチの2階のトイレ、猫のトイレに占領されて人間様は使えない状態が続いていました。そして、お猫様の汚物やら猫砂などを流していたら、いつのまにか詰まっちゃったんですよね。
それでカミサンが、庭に(!?)隠し置いておいたスッポンを持ってきまして、スッポンとやったわけです。それが初めての体験であったというわけです。
私は使ったことありますよ。ウチのトイレも何回か詰まってます。1階のトイレです。人間様の汚物で詰まったのです。ちなみに私は一日一食ですから、そんな大仰な汚物は排出しません。娘たちもまだ幼いので、そんな、トイレを詰まらすようなポテンシャルはありません。というわけで、犯人は…ナイショです(笑)。
で、いきなりカミサンが2階のトイレのスッポンをやろうとしているので、もちろん指導しました。まず、大きなゴミ袋をかぶせること。これはいわゆる「はねっかえり」や「とびちり」を被らないためです。これ基本ですよね。
そして、スッポンを当てる位置や角度、そしてスッポンの速度やタイミングです。こればかりは体験しないと分からない。あの感覚ですね。最大の圧力を発揮するための「ため」みたいな感覚。力にまかせるのではなく、技というかコツというかね。
で、何回かやってみて、ようやくゴゴーッと、たまった水が吸い込まれていきました。あの瞬間の爽快感はなにものにも代え難いですよね。
胸のつかえが取れるといいましょうか、溜飲を下げるといいましょうか、最高の感覚であります。
このスッポン、正式名称は「ラバーカップ」と言います。ゴムのカップということで、そのまんまでありますが、和製英語ですので外人さんには通じません。
外人さんといえども人間様ですから、我々と同じようにトイレを詰まらすこともあるでしょう。というか、日本人より詰まらせそうな気がする(笑)。ですから、当然同様な用具はあると思います。で、調べてみたら、英語では「plunger」というそうです。
そうそう、あのスッポンって、和式様式問わず使えるっていうところがすごいですよね。あらゆる詰まりを解消できるわけです。
人生に行き詰まったら、やっばりコレですかね。これを頭に突っ立てて歩けば、何かが変るでしょう(笑)。
いや、冗談抜きで、子どもや老人が食べ物か何かを喉に詰まらせたら、これで口と鼻を押さえて、スッポンスッポンすれば、間違いなく解消されますよ。いやいや、肺が破裂しちゃうか…。
いずれにせよ、我々の生活を陰で支えていながら、本名をほとんど知られていないこの健気で律義な働き者のことを、時々思い出して、そしてその功を労ってやりたいですね。
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コメント
前略 薀恥庵御亭主 様
「運子」罰×
「うんこ」関連でしたので・・・
「コメント」させてください。笑
汚正月×
御正月に老人が喉(のど)に「餅」
を詰まらせたとき・・・
咄嗟に「掃除機」で吸い取ったとの
こと・・・
まさに「発送」× 「発想の転換」
ですね。
私も・・・ 時々喉に「詰まります」。
愚僧の時も使い込んだ「ラバーカップ」
よりも 「掃除機」が良いです。笑
運呼おじさん 排
投稿: 合唱おじさん | 2010.01.10 09:03
合唱おじさん様、いつもありがとうございます。
そうでしたね、掃除機で吸い取るのが正しい。
スッポンでやったら、もっと押し込んじゃいますね。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.01.12 17:09
前略 薀恥庵御亭主 様
ふと・・・思い出しました。笑
わが寺も「ぽっとん便所」でした。
「おふくろ」が肥(しもごえ)として
撒いていました。
とっても臭かったけど楽しかった。
自分が出したウンチが中性化して・・・
肥料となって「食べ物」(野菜)となって
自分の体の一部として戻ってくる。
究極の「こえ」× 「エコ」ですね。
小学生より前だったか・・・
「ぽっとん便所」に「おとし紙」を
入れた時・・・「風」のいたずらで
自分の尻にふれたとき・・・
「うぎゃぁぁぁぁぁぁ」と
叫んだ自分をさっき思い出しました。笑
馬糞紙おじさん 槽々
投稿: 合唱おじさん | 2010.01.16 20:27
合唱おじさん様、おはようございます。
いい話ですねえ。
というか、家内はまったく同じ体験をしているようです。
それにしても、なんとも今の「エコ」は「コエ」の反対を行っていますね。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2010.01.18 06:33