『レッスルキングダムIV in 東京ドーム』 (新日本プロレス)
↓赤虎敗れる。
ここのところ想定外のことが続き、やや疲れていたのでしょうか。夕方から寒気がして、いや〜な予感がし始めました。まさかここに来て新型インフルエンザじゃないだろうな…。
実際体温を計ったら微熱がありました。しかし、その数時間後には平熱に戻り、すっかり元気になってしまった。なぜか…。
それはプロレスをたっぷりテレビ観戦して、大いに興奮し、大声を出して応援し、レスラーの方々からたくさんの元気をいただいたからでしょう。いやあ、素晴らしい大会でした。
ええと、まず最初に書いておきます。昨年末の格闘技イベント「Dynamite!! ~勇気のチカラ2009~」、いちおうひと通り観ましたが、本当にいろいろな意味で気分を害しました。いよいよ総合格闘技も終わりだなと思いました。来年末はないかもしれませんね。
ちょっとだけ愚痴らせて下さい。
まず、石井慧と吉田秀彦。これはしょっぱすぎた。これもいちおう興行的にはメインの一つだったわけですよね?ちょっと考えれば分かることですけれど、デビュー戦がメインになるようなスポーツなんてあるわけないじゃないですか。それもそいつがベテランに勝つと思われているなんて…。いや、アマチュア時代を経てのゴールデン・ルーキーだったらまだ分かりますよ。違う競技をやっていたんですから。いや、柔道対決だったらメインでいいです。金メダリスト同士の。ですよね?
そして、静岡の恥、格闘家の恥、青木真也。もう何をか言わんやですよ。試合内容というか、あの結末を見せられて不快である上に、なんすか、あの態度!プロとして観客に見せるべきものが全く分かっていない。もう格闘界追放でいいです(苦笑)。あんなのを祭り上げているようじゃ、総合格闘界も終わりですね。
ああ、ちょっとすっきりした。正月の間、ずっといやな気分だったんで。スミマセン。
さあ、それに比べてこちらの対抗戦は良かったなあ。プロレス的世界こそ年末年始に必要なものですよ。いやあ、ホント病気も治っちゃう。もうすっかり元気ですよ。
一つ一つの試合について語っていると長くなるので、肝心なポイントだけ語ります。
まず、前半の最後、68歳のアブドーラ・ザ・ブッチャーと65歳のテリー・ファンクの試合。これはもう涙ものですね。それが新日本のリングで実現しているんですから。なんというか、感慨無量としか言いようがありませんね。まさに新年に大黒様と毘沙門天という異国の神が降臨したという感じですね。
もちろん、これはスポーツなんていう狭い範疇におさまるものではありません。宗教儀式です。試合内容とか両者の動きとか、そんなことはどうでもよくて、あの存在感、オーラ、観る人の思い、それでいいのです。ウチの夫婦はもう入場の音楽だけで号泣してましたから。このあたりで、私の体調も復活しましたね、まじで。
試合後の二人の神のコメントが対照的で面白いですね。
テリー「生まれた時からレスラーで死ぬまでレスラー。なんて素晴らしい世界なんだろう」
ブッチャー「若い人に言いたいのは弁護士か医者になったほうがいい。プロレスラーなんかなるもんじゃないよ」
素晴らしいですね。自らの立場、キャラクターを生かしきっている。そして、加えて最後にブッチャーが「人間は誰でもそうだが、父親が1人、母親が1人。とにかく両親を大事にしろ」と言っているのは、なんとも感動的ではないですか(笑)。
後半の新日本とノアの対抗戦も良かったですね。対抗戦ならではの緊張感とともに、若手の伸び伸びとしたせめぎ合いが実に刺激的でした。プロレス界もようやく復調の兆しが見えてきたという感じです。
最後のメイン、中邑真輔対高山善廣、当然ごひいきな高山選手を応援していたのですが、結果は中邑選手の防衛でした。説得力は圧倒的に高山選手でしたが…まあ、しかたありませんね。
やはりプロレスは「気持ち」が大切です。レスラーたちの「気持ち」が何万人もの人に元気と勇気を与えるのがプロレスです。そこが、単純な勝敗を競うスポーツとは、一線を画しているのです。やはり一種の「祭」ですね。
というわけで、今年もプロレスをたくさん観て、プロレスの勉強をして、プロレスラーの方とお話をして、自分も「心のプロレスラー」として進化していきたいと思います。
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