バロック vs プロレス
私の中では、両者はほとんど同じものでして、全然矛盾していません。だから正確には「vs」じゃないか。今日はまさにそういう日でした。
今日は、まずは横浜の開港記念会館にてカメラータ・ムジカーレのコンサートに出演いたしました。今回で49回目の定期演奏会。超長寿団体であります。私は今回はバッハ親子、そしてヴィヴァルディを演奏。ここのところ忙しくなかなか練習の時間が取れなかったのですが、まあ、そこは経験でなんとか乗り切りました…かな?
ま、私もなんだかんだヴァイオリン歴30年ですからね。ずいぶんと長く続けてきたものです。そして、長く続ければそれなりになるものです。仕事もそうですし、結局人生もそう。つまり、日々我々は熟達していくわけで、やっぱり年月を重ねること、歳をとることは素晴らしいことであり、なにも憂えることはありませんよね。アンチ・エイジングの意味が分かりませんな。
さて、49と言えばですね、今年アントニオ猪木さんがデビュー49年です。今日、その猪木さんの率いるIGFのプロレス興行「GENOME10」が水道橋のJCBホールで行われました。
実はですね、カミさんと娘たちはですね、一生懸命ガチ&アドリブでリングに…いやいや舞台に上がっている私の所へは来ず、なななんと、そっちに行っていたんですよ。ま、私も自分の試合…いやいや演奏会がなければ、当然行ったわけですが。
で、私は自分の興行…いやいや演奏会が終わってすぐに水道橋へ向かったんです。時間的には最後の3試合くらいは立ち見で観られるかなと思ったので。
そうしたら、まあ水道橋周辺は妙に混んでいる。そりゃそうです。今日は日本シリーズが東京ドームで行われていたんですよね。ちょうど試合開始時間くらいに到着してしまったので、全然駐車場がない。
結局JCBホールを目の前に眺めながら路駐して、家族の帰りを待つはめに。なんとも寂しい。すぐそこで熱い闘いが行われているに…。
小一時間むなしく待って、我が家の女性軍3人と落ち合いました。3人とも大興奮です。いいなあ、いいなあ。
いやあ、試合も興行も全体として非常に良かったようですが、ウチの3人はそれ以上に素晴らしい体験をしたようです。
ウチは最近、妙にいろいろなプロレスラーの方々とご一緒させていただくことが多いんですよねえ。今年になってから突然です。それこそ、私もカミさんも、懲りず飽かずに30年40年プロレスファンを続けてきたんですよね。それがこういう形で急に実を結び始めている。そして、そんな両親に育てられている娘たちも、自然にそのゲノムを伝承している…(いいのかな?w)。
まず試合前に、たまたまIGFリング・ゼネラル・マネージャーの宮戸優光さんとバッタリ会ったそうで、「ああ、どうもどうも」とご挨拶。それだけでも周囲のお客さんからすれば、なんなんだ?このおなごどもは?という感じでしょう。不思議なご縁ですよね。ありがたいことです。
私も宮戸さんとは、ここのところ個人的にいろいろお話させてもらっていて、いろんな刺激をいただいたり、勉強をさせていただいたりしています。そう、最近の私の中学設立に関する一連の仕事もですね、団体立ち上げ、団体経営の経験豊富な宮戸さんから、たくさんのヒントやらやる気やらをいただいてここまで来たという感じなんですよ。来年4月旗揚げ戦って感じですから。まじで。
それから試合後、まず2メートル25センチの巨神兵モンターニャ・シウバ選手にも会ったそうでして、娘たちはあの大きな手で握手してもらったそうです。リング上では生けるモノノケ、生けるナマハゲのような恐ろしさですけど、とってもとっても優しかったそうです。キラー・カーンさんがこの前言ってましたけど、「大きい人は優しい」というのは本当ですね。馬場さんとかもそうですし、だいたい動物も大きい方が穏やかです(笑)。いいなあ、娘たち。ちょっとうらやましい…。
そして、そのあとですね、娘たちはさらに貴重な体験をしたようです。ジョシュ・バーネット選手を見つけた上の娘が、親譲りの突撃力を発揮したらしく、一人でダーッとジョシュのところへ駆けていったそうです。そして後から肩を叩いたと。やるな、娘。普通のファンは遠巻きに眺めるしかできないスーパースターですよね。
そして、試合前にジョシュのために買ってきたという、ウルトラマンの指人形5体(含ブースカ)の入った袋を手渡したらしい。その時は「アリガトウ」と言って行ってしまったのですが、そこはすかさずジョシュといちおう面識のあるカミさんがフォローを。得意の(?)英語で、「これは娘たちがあなたのために選んだウルトラマンの人形です」というようなことを言ったら、「オ〜!?」と言って、その場で袋を開けてくれたそうです。そして、ウルトラセブンを取り出して、「イイヨ〜!!」と言ってくれたとか。娘たちにとってこんなに嬉しいことはないでしょう。アリガトウ、ジョシュ。
その後、家族みんなでアントニオ猪木酒場での打ち上げに参加する予定でした。しかし、私も一試合(?)終えたあとでしたし、子どもたちもかなり疲れていたので、泣く泣く帰途につくことにしました。こんな時は遠くに住んでいることが悔やまれたりします。
私は帰宅後テレビで今日の試合を全て観ました。いやあ、素晴らしい興行でしたね。正直今までで一番良かった。プロレスの原点を垣間見たような気がしました。
大男同士の肉体的なぶつかり合い。特に若い選手に顕著だった気持ちのぶつかり合い。一撃必殺の技の迫力。決して派手ではないけれども見どころ満載のインサイドワーク。お客さんとの一体感。レジェンドたちはお客さんが期待する「定番技」を全て見せ、猪木さんはじめユーモアも忘れない。こういう多彩な空間こそプロレスの醍醐味です。もちろん、試合後の選手とファンの交流も。
ううむ、いろいろ印象に残る試合がありましたが、今回はワタクシ的にはタカ・クノウ選手が良かったかなあ。高校生同士のデビュー戦対決にも心から感動しましたし(内容はまだまだなのは当然ですが)、応援する鈴木秀樹選手の初勝利も純粋に喜びたいと思います。負けたけれども高山善廣選手の強さを再確認しましたし、澤田敦士選手も見直しましたよ。気持ちが前に出る選手はいいですね。すなわち声が出るということです。
でも、やっぱりジョシュの強さが一番光ってたかなあ。やっぱりすごい男です。そんな男にウルトラマンの指人形あげちゃうウチの娘って…笑。
ちなみに上の写真は、パンフレットと3枚の闘魂タオルとウチに残った指人形3体です。バルタン星人、ガッツ星人、シーボーズ(?)です。
おっと考えてみると、ウルトラマングッズは高山選手にあげた方が良かったんじゃないかな。いや、もう持ってるか(笑)。
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