SD/CD マイクロコンポ DCP-300BK(Dioconnet)
601円。たまっていた楽天のポイントを使ったので、実際払ったのはこれだけ。
というか、販価が税込み3999円って、安すぎる。
なんだかんだ、最近の我が家にはラジカセ(古い言い方ですかね)がないんですよね。まあ、カセットは使わないにしても、ウチでやってる英語教室やらヴァイオリン教室(というほどのものではありませぬが)の時、ちょこっとCDを再生したい時があるわけです。
それでいわゆるCDラジカセ(カセはついてなくてもよい)で一番安いのを探していましたら、こんな掘り出し物に行き当たりました。
外部入力端子もあるし、なんといってもUSBメモリーとSDカードが使えるというのがいい。これは騙されたと思って買ってみようということで、注文してみました。
それで、今日我が家に到着したのですが、予想以上に「使える」製品でした。これはお買い得です。
いやいや、もちろん音質がどうだなんてことは言いませんよ。なにしろ3999円ですから。しかし、たとえば寝室の枕元で聴くには、はっきり申して充分な音量と音質であります。逆にこのミニチュア感からして、ちゃんと音が出るだけでもなぜか感動…とまでは行かないけれども、感心してしまうのでした。
日本人って、こういう極小、箱庭的世界観が大好きですからね。私もけっこう好きです。大仰なものより小さきもの。
それにしても小さい。小さいのに、案外質感がある。デザインのなせるワザなのか。いや、どうもそういうわけでもなさそうです。私が気に入った質感というのは、実は操作感なのです。
正面パネルにある、黒丸のツマミ、左が怨霊…じゃくて音量、右がラジオのチューニングです。この回転抵抗が意外に重くて、ちょっとした高級感があります。
リモコンも付属してくるんですが、曲の操作しかできないので、音量調整は必ずこのツマミに触る必要があります。でも、その回す感覚がですね、案外懐かしいので自分でも驚きました。たしかに、最近、ツマミをひねって音量調整する機会がとっても少なくなってますね。
ただ一ついけないなと思ったのは、開梱した時、ヴォリュームが最大、すなわちツマミが右に思いっきり回っていたことです。私は気づきましたが、気づかず電源を入れたら大音量に驚いたことでしょう。普通逆にひねっとくよなあ。
右のチューニングのツマミというのも実に懐かしい。今どき、みんなシンセ・チューニング(って言うのかな)ですから、いかにも昔風なバリコン(!)チューニングは、私も数年ぶりでした。けっこうカッコいい青い液晶には、周波数がデジタル表示されるんですが、実際は実にアナログなチューニングです。どうも1ヘルツずつではなく、完全なる昔風な連続的な変調をしているようです。素晴らしい。
そう、特にAMの時ですね、微妙にチューニングをずらして、それで音質を変えたりできるじゃないですか。昔はそういうこと当たり前にやってましたけど、今じゃ、なんだかあまりにジャスト・チューニングで物足りなかったんですよね。
それから、操作感ということで言えば、CDを装填する際にですね、フタというか本体の天井をパカって開けるんですが、その質感にもまた、いい意味で裏切られた感じがします。案外重くて高級感(?)があるんですよ。やられた。
説明書も、安物中国製によくある、わけわからん日本語などはなく、シンプルによくまとまっている。普通にカスタマー・センターとかもあるし、けっこうこれは本気でお買い得な製品かもしれません。
今回は、箱にキズありの訳あり品ということだったのですが、いったいどれがそのキズなのか分かりませんでしたし、もちろん本体は新品キズなしでした。
なんとなくおもちゃで遊びたいという方には、おススメなマイクロ・コンポであります。iPodやiPhoneの再生用にもいいんじゃないでしょうか。気に入りました。
★☆【箱キズありの訳あり特価】Dioconnet SD/CD マイクロコンポ DCP-300BK(ブラック)
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コメント
投稿: 無二です | 2009.11.19 12:04
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2009.11.21 16:40