『朝紫(紫黒米芋大福)』 みやきん
ネットというのは本当にすごいですね。私もこのブログのおかげでいったい何人の方と出会うことができたことか。それも私からすると出会うはずのないような世界の方ばかり。それは物理的に遠い世界というだけでなく、ステージ的にも遠い世界という意味もあります。とにかくそれが私の人生を豊かにしてくれているのはたしかです。本当にありがたいことであります。
さて、このおいしいおいしい大福餅も、そういったご縁で頂戴したものです。
私のマニアックな記事に反応されるのは、やはり同じ趣味をお持ちの方(と言っても、その趣味の範囲があまりに広いようですが…笑)が多い。あるいは、同じ仕事を持っている方、つまり同業者、国語の先生が多かったりします。
この前、青森は十和田にお住まいの先生からコメントいただきまして、こちらの教材(?)をシェアいたしました。そのお礼ということで、ご丁寧にお送りいただいたのが、この美しすぎる議員ならぬ、おいしすぎる大福でありました。ごちそうさまです。
いやあ、これは本当に美味しかった。味のみならず、その食感もまた素晴らしい。まずは表面からいきますと、紫黒米のお餅が実にセクシーにやわらかく、もう手に持った瞬間、指でつまんだ瞬間からして至福の時間が訪れます。全体が大きさの割に微妙に重いものですから、そのやわらかさがちょっとした危うさを感じさせます。そこがセクシーですね(笑)。
そんな柔肌に歯を当てますと、まずは軽みのあるあんこに出会います。この餡がまたいいですねえ。甘すぎない絶妙なさじ加減。あんこって難しいじゃないですか。和菓子は餡で決まります。私はこの餡、気に入りました。原料は当然のごとく十勝の小豆。
そして、さらに進みますと、そこに現れるのは薩摩芋。これがですね、まるで栗のような食感なんです。まあ、簡単に言えば予想と違って硬い。それがいいですね。こちらはあくまで男性的。その美しい黄色い輝きが、餡の深い闇を照らします。そう、朝紫一つで世界の陰陽を味わえるのですよ。これは宇宙か、それとも胎内か。
なんて、ちょっとおおげさな表現になってしまいましたが、ホント味的にも見た目的にも、そして食感的にも非常に深みのあるお菓子です。いろいろな意味での存在感があって、そのおかげで、食後の満足感も200%。お世辞抜きにおススメです。本当にありがとうございました。ごちそうさまです!
数日前には、私の恩師大村はま先生の研究をされていたという沖縄の先生とご縁がありました。これまた、お互いびっくりの運命的な出会いでした。
ネットとはまさに「縁」ですね。私はこの時代に生まれて良かったと思っています。インターネット、ブログなどは、私に適したメディアでした。やはり、それはテキストがベースになっているからでしょうか。言葉は世界をつなぐ。その言葉のおかげで、私の人生はどんどん変わっていっているのでした。
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コメント
前略 薀恥庵御亭主 様
「言葉」とは大切ですね。
愚僧の寺に・・・「寂庵だより」
が届いておりました。
その中に・・・
○言葉のいらぬ世界が仏の世界
○言葉の必要なのが人間界
○言葉の通用しないのが地獄
と書かれておりました。真宗教学
の大家「曽我量深」先生の御言葉。
御縁を結ぶことの出来る「言葉」
に感謝 感謝であります。
今後とも宜しく御願い申し上げます。
合唱おじさん 拝
投稿: 合唱おじさん | 2009.11.12 09:18
前略 薀恥庵御亭主 様
短い文章でも「誤字」りますね。笑
「言葉」とは大切ですね。×
「言葉」は大切ですね。 ◎
本当に・・・不束(ふつつか)
な男ですが御容赦下さいませ。
訂正おじさん 拝
投稿: 合唱おじさん | 2009.11.12 14:02
合唱おじさん様、どうか気になさらず。
私も記事の中でしょっちゅうやっております。
誤字脱字も含めて、今の「言葉」ですから。
エラーがなくなったら、きっと仏界になっちゃいますよ。
楽しければいいじゃないですか(笑)。
投稿: 蘊恥庵庵主 | 2009.11.12 14:06