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2009.10.01

再春館…

200pxkitasato_shibasaburo んでもなく忙しく、そしてそのためか体調がふるわないので、今日は短く…したいな。とりあえず元気が出る話題を。
 皆さんは、「再春館」と聞いて、何を思い出しますか?
 最近では、「ドモホルンリンクル」の再春館製薬所でしょうかね。あの、いかにもなイメージCMの化粧品製造販売業者です。それについては、のちほど。
 私は、雷おやじ北里柴三郎でしょうかね。彼は熊本藩の医学校「再春館」の出です。慶応義塾大学医学部の創設者です。日本医師会の創設者とも言えますね。北里大学のルーツであるのはもちろん、医療機器メーカーテルモを作った一人とも言えます。
 「日本細菌学の父」柴三郎はインフルエンザの研究もしていましたからね、今の新型インフルエンザ騒ぎについて、あの世でどんなふうに思っているのでしょう。
 いずれにしても、こんな偉大な医学者を出した「再春館」はすごいと思いますよ。私は詳しくないので個々には知りませんけれども、柴三郎を育てるような優れた教授陣がいたということですね。
A000311 さて、その「再春館」の名をカタって、しこたま儲けているのが「再春館製薬所」です。ドモホルンリンクルです。私は全然関係ない生活をしているので、別に恨みも何もないのですが、やや過剰とも言える「善意」の押し売りに、ちょっと辟易しています。偽善的とまでは言いませんが、ヤクザに銃弾撃ち込まれるような何かがあるんでしょう。
 それこそ柴三郎たちはどんな表情で「再春館製薬所」の奮闘ぶり(?)を見ていることでしょう。美容と医学は、全くの無関係とは言いませんが、本来の「再春館」のモットーからすると、ちょっとどこかズレているような気がしないでもない…。
 で、実は今日のメインは上の二つの「再春館」じゃないんですよ。男としてはこっちでしょ!
 「絶倫シリーズの再春館薬品」
41m443pzx6l_sl500_aa280_ いや、この前のレスリング関係者の結婚式の二次会でですね、くじ引きで私が見事にゲットしたのが、この「再春館」の絶倫セットだったのです!もう何をか言わんや。
 こちらの商品一覧をご覧下さい。というか、それぞれの商品名を大声で呼称しましょう!もうすっかり元気になりますよ(笑)。
 いやあ、昨日の話じゃないけど、最近の草食系男子の生殖力の貧弱さは目に余るものがあります。これはまあ生物学的には仕方ないことなのかもしれませんが、やはり世の中の元気のなさにつながる大きな要因の一つであると思うのですよ。
 最近紹介し、懐古することの多い昭和の巨人たち、みんなものすごい精力でしたからねえ。英雄色を好む。最近では、そうですねえ、せいぜいホリエモンくらいでしょうか。妙な精力をお持ちなのは(笑)。そうだ!「ドモホリエモンリンクル」とか発売したらどうでしょう、再春館薬品から(笑)。
 というわけで(?)、私も人のこと言えないくらい最近元気がないのですが(笑)、なんとなくゲットした精力剤、あんまり試したくないような、いや試したいような…。
 「再春館」…再び春を…。女性はシワを落とすためにワケわからん化粧水に何十万円もかけ、男性もまたあの感覚を取り戻すためにワケわからんドリンクに数千円かける。
 なんとも、面白く、切ないですね。人間ってやつはねえ、ホントかわいい生き物ですわ。
 ところで、本家「再春館」はどういう意味でネーミングされたんだろう…。柴三郎さんに聞いてみようかな。

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