『一元 葛根湯 2000錠』 (一元製薬)
同僚が「慢性疲労は首で治せる!」という本を貸してくださいました。私の首凝り症を知ってのことでしょう。
これには昔から悩まされています。斜頚で生まれてきたというのもあるかもしれません。母親譲りの凝り性というのもあります。仕事上パソコンに向かっている時間もけっこうあります。そんなこんなで、肩凝りや首凝り、そしてそこから来る頭痛などに悩まされることが多い。
以前書いたうつぶせ寝で、朝の肩凝りや腰痛からはほとんど解放されました。私には実にぴったりな寝方だったようです。考えてみると、幼い頃は常にうつぶせ寝をしてましたね、その頃は肩凝りも頭痛も腰痛もなかった。大人になってからですよ。仰向けに寝るようになってからです。
で、おかげさまでかなりそうした苦痛は軽減されたのですが、それでも仕事が詰まっている時など、どうしても肩凝り・首凝り&頭痛で戦意喪失することがあります。
そんな時頼りにしているのが「葛根湯」です。ホントにお世話になってます。これもまた私の体質にあっているのでしょう、とにかくよく効きます。あっという間に首筋がすっきりします。
葛根湯というとカゼの薬だと思っている方も多いと思いますが、私にとってはとにかく上半身の血行をよくしてくれる万能薬なんです。気分も晴れてやる気も出ます。
だいたいカバンに常備していて、やな予感がしたらすぐに飲むようにしています。もちろん、眠くなったりしないし、極端な副作用はありませんから、案外気軽に飲めるんですよね。きっと飲めば安心するという気分的な効果もあるのでしょう。とにかく、私にとっては最高のパートナーなのです。
しかし、こうして頻繁に飲んでいると、ついつい切らしてしまうことも多いのです。皆さんもよく見かける顆粒状のものは、薬局などで10包とか20包単位で売られていますね。そういうのって、気づくとなくなっていることが多いんです。
それで、とうとうこういうのを買うようになりました。2000錠です。2000錠で6000円ですから、一粒3円という計算になります。なにより安上がりですし、たくさんあるというだけで安心感があります。まさに気分的な薬にもなるのです。
これを小分けにして、カバンなどに忍ばせています。薬局で売っている箱物よりもだいぶ安上がりですが、効果はこちらの方があるようにも感じます。ま、それもまた気分かもしれませんけど。でも、気分でもなんでも効けばそれでいいのです。
そうそう、そう言えばまた新型インフルエンザが猛威を振るい始めましたね。インフルエンザでは、解熱剤の使用には脳症などを誘発する危険性が伴います。こういう時、案外有効なのが漢方薬なんですよね。
インフルエンザといえば「麻黄湯」が一番ですが、実は葛根湯にも「麻黄」が含まれていますので、ちゃんと効果があります。これからワクチンやらタミフルやらが不足する事態も考えられますから、今のうちに麻黄湯や葛根湯をたくさん買い込んでおくというのもありじゃないでしょうか。
そうそう、落語というか小噺の「葛根湯医者」ご存知ですか?風邪でも頭痛でも腹痛でも目が痛くても、なんでも葛根湯を出す医者で、しまいには付き添いの人の「退屈」にまで葛根湯を処方するという面白い話です。しかし、それは単純に「薮医者」を表すんじゃないような気もします。それほどの万能薬なのかもしれませんよ。退屈にも効くか、試してみてください。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- 「みんな仲よく」の信念(サンリオ辻名誉会長)(2022.08.13)
- Origami-lite 蓮花 (カメヤマローソク)(2022.07.28)
- 小人プロレスよ永遠に!(2022.07.27)
- 安倍元首相は旧統一教会の天敵!?(2022.07.26)
- 追悼 安倍元首相 (4)(2022.07.12)
コメント